事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

「ちぎれた鎖と光の切れ端」荒木あかね著 講談社

2024-04-20 | ミステリ

此の世の果ての殺人」で、23才で江戸川乱歩賞を受賞した俊英の受賞第1作。このミステリも圧倒的に読ませる。どれだけの才能なんだ。

1部と2部に分かれていて、1部は絶海の孤島で起こる連続殺人。前の殺人の第一発見者が殺されていくのはなぜか。この第1部と2部の関係性がこの作品のキモになっている。荒木あかねおそるべし。

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