BAD NEWS BEARS | Official Trailer | Paramount Movies
ジーン・ハックマン篇はこちら。
高名な映画製作者。作品を列挙すればそのすごさがわかるはず。「さよならコロンバス」「クレイマー、クレイマー」「危険な情事」「告発の行方」そして「ブラック・レイン」……わたしがこの人の名前を意識したのは「がんばれ!ベアーズ」だった。
問題児だらけの弱小野球チームが、さえない元プロ野球選手の指導のもと、勝ち続ける物語。コーチにウォルター・マッソー、ベアーズのメンバーにテイタム・オニールやジャッキー・アール・ヘイリーなど。
さまざまな人種がいるベアーズは、もちろんアメリカのメタファーだろう。そのアメリカに、少し苦い結末を用意するあたり、ビル・ランカスター(バート・ランカスターの息子ですよ)の脚本が冴えていた。
プロデューサーとしてのジャッフェは、だから脚本が“読める”人だったわけだ。
いしだあゆみ篇につづく。