事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

あきづき。

2022-10-12 | 日記・エッセイ・コラム

「猫型ロボットのネクタイ」篇はこちら

「色々あったけど妻と週末に刈屋へ。10時ぐらいだとまだ買えるかな。あきづき。でけー」

「伍長、隣にセブンスターを置いてくれないと」

「お前マジでいつの生まれなんだ。にしても……」

「うまかったっすねー!!!!」

……酒田の北部にある刈屋(かりや)の梨は既にブランド化。週末は大挙して客がやってきて、メジャーどころはすぐに売り切れる。でも小さなところはまだやっていて

「まだ買えますか?」

「大丈夫ですよ。ご家庭用のとか贈答用とかあるんですけど……」

「じゃあ、家庭用で」

「ごめんなさいもう予約で満杯で」

うちの奥さんがよけいなことを。

「スーパーで刈屋の梨を買っても、おいしくないときもありますよね」

お店のおばさんは

「まあ、人によって育て方も違うし、スーパーに回るときは3日ぐらいたってるときも。ここにあるのはほら、今朝穫ったのばっかりだから。あきづきはね、甘みが少ない品種だったんだけど……」

「そうですかあ」

うちに帰ってとりあえず食べる。衝撃のおいしさ

てな話を職場でしていたら、上司は

「あきづきが一番うまいよね!」

なるほど。納得。来週末でおしまいみたいなので急げ!

「庄内柿ですけどなにか。」篇につづく

コメント
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