2012年の財形特集はこちら。
さて、年に一度の財形貯蓄募集の季節がやってまいりました。今年度の募集期間は、裏面要項にあるように10月11日(金)から25日(金)までの二週間です。これはガチガチに決められていて、銀行マンがそれ以前に募集したりすると……
「チラシ配らせてくださーい」
先日やってきた某銀行員。
「うん、いいよ。今日のはなに?」
「キャンペーンと、あとは財形ですね」
「ふーん………………あれ?○○くん、フライングじゃないか?」
「あっ、そうですね!あぶないあぶない。怒られちゃうとこでした」
ということで、誰からかは知らないけれど怒られちゃうぐらい厳しいのです。他にも
・自宅への訪問
・ダイレクトメール
・電話による勧誘
・加入意志のない職員への過度の勧誘
・職員が迷惑と感じる方法による募集
・物品やサービスの提供
などが禁止されています。どうしてわざわざこんなことが決められているかといえば、制度導入時に、以上のほとんどすべてが行われたからです。夜討ち朝駆けの自宅訪問、乱れ飛ぶ懐かしのオレンジカード……それくらい、この制度は(特に金融機関にとって)おいしいということがおわかりいただけるかと。
急な出費がある(息子が稼ぎすぎて扶養手当を返納しなければならなくなった)某事務職員にとっても助かる存在ですが(泣)。
※中年の学校職員が、新人戦の振替休日に映画館にいく暴挙。中学生だらけの館内で、しかしやはり面白かった「怪盗グルーのミニオン危機一発」(一髪じゃないのはわざとですよ)。わたしは謎の生物ミニオンの魅力に抗しきれない。
2014年バージョンにつづく。