箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

奥猪名健康の郷から天王を経て深山に登る

2023年04月30日 | 北摂の山
いつかは行って見たいと思っていましたが、今回奥猪名健康の郷から天王
を経て深山に登るコースを実現することができました。(2017.04.23)
但し、このコースは2個所に進入防止柵(施錠)があり、歩行者は対象と
していない様子ながら、乗り越えや無理な脇越えを強いられるため一般向
きとはいえません。
牧場を経て深山稜線に至る北川沿いの明るい雑木林は、テントを張って
自然に向き合いたい雰囲気です。


おなじみの奥猪名健康の郷、ここは大野山・弥十郎ヶ岳・高岳北稜線
などの拠点として宿泊して連続登山ができるありがたい存在です。
(1泊2食付で4千円と格安です) 

大谷川沿いの車道から先日登った高ンボを望みます。
路傍のカエルくんのモニュメントが出迎えてくれました。 

大谷川行き詰まりを左折して舗装道路を緩やかに上ると「奥軽井沢」です。
周辺は関西軽井沢ゴルフ場、西軽井沢別荘地など「軽井沢」が多いです。 

住民がいないと思われる別荘風の建物、峠近くまで道は舗装されています。 

峠にある深山方面への道標に沿って雑木林の山麓道を進みます。
やっと山道に入り気分良く歩きます。 

田圃の風景のある地点に下ってきました。
右に行くと高岳北尾根に接続する鉄塔管理道、矢印方向の深山に… 

進入防止柵、施錠しているので止むなく乗り越えました。 

出たところに「この先立入禁止 奥猪名ウオークラリーコース」!!
奥軽井沢上の峠の柵にも同様の注意看板がほしいですね。 

見えてきた天王の集落、ここまで来るとウオーキングコースの感じ… 

R173を経て天王小学校を右折すると、またもや施錠進入防止柵。
左側の隘路を乗り越え通過しました。 


この「ご案内」を見る限り、登山者・ハイカーを阻止していない
ようです。そうであれば人用の通過扉があっていいのでは?

この北川沿いの林道は、巾も広く勾配も緩くまばらな雑木林に囲われた、
非常にいい雰囲気の道です。 

道が消えかかった所に馬の放牧場がありました。
ここを少し下れば深山雨量観測所の管理道に着くはずですが、
ルートは左に登って行きます。 

取り付きは道標もテープも踏み跡もありません。
谷沿いに進むと写真のような道らしい雰囲気が出てきます。 

やっと深山雨量観測ドームが …

蹄鉄の跡、登山道は放牧場の馬が散歩するルートなっているようです。 

整備された登山道を深山山頂までピストン、車道の見える登山口に下山。
振り返ると鹿が映っていますが、全く逃げる気配はありませんでした。
るり渓温泉でお土産を買って、送迎バスのお世話になり日生中央に。 



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四十八滝と岩稜とヒカゲツツジの篠山八ヶ尾山

2023年04月29日 | 丹波・丹後の山
ヒカゲツツジを求めて篠山の八ヶ尾山に登ってきました。(2016.04.24)
岩場の滝道、稜線直下の新緑の疎林、岩稜尾根と変化のある面白いコースでした。
展望は360度ですが、晴天にもかかわらず霞んでよくありませんでした。
お目当てのヒカゲツツジは10日ほど遅かったのに、なんとか見れてよかったです。


四十八滝駐車場・キャンプ場の登山口
滝は登り専用、下りは西側の周回コースになっています。 


 滝の案内図、筱見四十八滝(しのみしじゅうはちたき)
所在地は篠山市下筱見(しもささみ)で筱見四十八滝(ささみしじゅうはちたき) 

すぐに手洗い滝

岩のあるかなり厳しい谷沿いの道

大滝

上が一の滝、下が二の滝

稜線直下の新緑の疎林
とてもいい雰囲気で、このままずっと佇んでいたい感じです。

 西ノ峰あたりは岩稜の道、残ったヒカゲツツジが迎えてくれました。 

お目当ての、ヒカゲツツジに出会うことができました。 

八ヶ尾山から西側に小金ヶ岳、三岳が見えました。
春はどこでも霞んで展望はよくありませんね。 

東側には懐かしい雨石山と櫃ヶ岳が見えました。 

猛虎岩、私には猫に見えましたが…… 

綾部街道脇に「小原の大銀杏」の道標があったので写真に収めましたが
これは間違いでした。
もう少し南の小原大日堂にあるそう、しかし写真の銀杏もなかなか立派でした。 



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川西市の里山・大平山に登る

2023年04月28日 | 北摂の山
石切山、中山縦走路から見ても特徴のないのっぺりした山ですが、愛宕原GC、若宮、
芋生、多田に囲まれており、どんな山なのかと思い訪ねてきました。(2016.04.23)


阪急川西能勢口駅から清和台方面行きのバスに乗りけやき坂口BSで下車 

けやき坂一丁目から芋生川に向かって下って行くと「いもうほたる橋」が…
6月になれば芋生川を乱舞するほたるが見れるそうです。 

若宮の向こうに見えた向山
軟弱でなければ、大平山と向山を同日にこなすところですが…… 

橋から少しで登山口
この上は別荘地があった住宅地、今も数軒健在でした。 

最奥の舗装路が地道になったところ 

少し進むと道標が 

急坂を少し登ると大平山に到着 

五月山、ビッグハープ、明峰高校、その奥には大阪平野が霞んで見えます。
ここから三角点までは良く踏まれた道です。 

三角点、点名大平です。 

愛宕原GCの北側を通る舗装道に、三角点からここまでは道が錯綜しています。 

芋生川にはこんな美しい渓流もありました。 



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奥猪名健康の郷から奥山~高ンボを周回

2023年04月27日 | 北摂の山
行きそびれていた奥山~高ンボに登ってきました。(2017.04.19)
奥山の登りと下りは急で踏み跡もないので、方角を定めて進むしかありませんでした。
P636から奥山までの稜線は展望はないものの、フラットで気持ちのいい疎林が続きます。
高岳北稜線から高ンボは少し長いですが、忠実に尾根を辿る比較的歩き易い道でした。



 
日生中央からバスに乗り杉生新田BSで下車すると、そこは奥猪名健康の郷です。
(2018年9月30日から杉生新田~後川 休止)
(2020年5月から杉生-杉生新田、杉生-柏原 休止)
奥山~高岳北尾根~高ンボを経て、またここに戻ってくる周回ルートに出発です。 

籠坊温泉に通じる車道を登ると、泉郷峠にある(籠坊温泉に続く道路の建設)
記念碑に着きます。
登り口の踏み跡はありませんが、記念碑の左側から取り付きました。
かすかな踏み跡と、まばらなテープが頼りの急登です。 

稜線に出るとどこでも歩ける気持ちのいい疎林が続きます。 

奥山に着きました。距離は短いですが踏み跡のない激坂を下れば無名の峠 

X印の奥山から下ってきました。
ほんの少し深山方面に歩きますが、すぐ右の尾根に乗りP608を目指します。 

途中、深山の観測ドームが見えました。 

P608から下り鉄塔管理道をしばらく歩きます。
それにしても高岳北尾根は鉄塔が多いです。
新綾部変電所からの丹後幹線と、京北開閉所に行く丹波線が、猪名川変電所
まで併走しています。

 何度も歩いた高岳北尾根をかみしめながら進むと、高岳が近づいたころ笹原
の雑木林になります。 

高岳の道を分け右に進むと広い疎林に出ます。 


 P711の東鉄塔より深山と、歩いてきた北尾根を振り返ります。

高ンボまで忠実に尾根道を辿ります。少し距離はありますがアップダウンも
少なく歩き易い道です。 

高ンボが近づいたころ大岩がありました。岩の間も通れるようです。 

奥猪名健康の郷、ロッジ棟のコテージに降りてきました。 

健康の郷で缶ビールを買い喉を潤しました。
バスに乗り遅れたため杉生BSまで1時間歩き、なんとか日生中央に帰り着きました。 




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ぶらっと谷山尾根からうつぎ谷を歩く

2023年04月25日 | 箕面の山
時間があったのでぶらっと?近くの裏山を歩いてきました。(2016.04.20)
谷山尾根は歩きやすい、いい雰囲気の道です。うつぎ谷は外院BSまで最短の、
後半は舗装された谷道です。何も考えずぶらっと歩くには最適かもしれません。


登山口に咲いていたのはキツネノボタンかな?

途中の切り開きから茨木市街と枚方方面の山がうっすらと見えます。 

 谷山尾根は歩きやすい幅の広い道(勝尾寺参詣道のひとつ)
写真のように数箇所並行した道が……右がMTB道、左が登山道です。
登山道は階段があるから新たな道を作る!山林破壊してもいいの !!

今は藤の季節

里に降りると白い清楚な花が…花の名前は?


 
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再度、猪名川大日山東の展望尾根に行く

2023年04月24日 | 北摂の山
一通り多田銀銅山界隈を歩きましたが、今日は最も展望の良い大日山東のピーク
P312に登り、山座同定をしてきました。(2015.04.22)


日生中央から阪急バスに乗り川床口BSで下車、看板に「道の駅いながわ」 


歴史街道に沿って銀山峠に、柵の左の細い道を行きます。
峠の手前では、北側に猪名川三山(三草山、竜王山、堂床山)が望め、
また西側には三蔵山が近くに見えました。 

銀山峠、いかにも「峠」という雰囲気です。 

P312から北西の展望 拡大
弊ブログのカバー画像は、この写真を使っています。

P312から南西の展望 拡大

大日山頂上
ここから南の点線道を下りましたが、倒木が多く荒れていて下部は不明瞭でした。
逆コースは入口が分かりにくいです。 

玄能池を通って、太平洋クラブ宝塚を通過し長谷に向かいました。 

車道歩きで阪急バス東部BSに着きました。
ここからバスで延々と十万辻を越えて、宝塚駅に帰り着きました。 



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敦賀三山の一つである、野坂岳を周回する

2023年04月23日 | 敦賀・福井の山
敦賀三山の一つである野坂岳、いこいの森~頂上~山集落を周回しました。
(2007.04.07)
他の2山、岩籠山(いわごもり、2008.07.20)、西方ヶ岳(2008.10.19)
は翌年登りました。


いこいの森登山口、JR小浜線粟野駅で下車、ここまで車道歩き 


上の案内板の拡大


途中の展望所から眺めた西方ヶ岳と敦賀湾

山上直下にある避難小屋、中を覗いたら奥に岳権現が祭られていました。 

山頂、同じ道を引き返すのもう一つ、三国岳方面の稜線を歩きました。 

山集落下降点の案内テープ、鉄塔沿いに尾根を下ります。

 下降路のタムシバ(コブシ) 

林道に降りる直前は、急な荒れた沢道でした。 

アラ谷林道終点のアラ谷小屋(営林用?)

長島の「ナバナの里」には及びませんが、ここ「山」集落のナバナ
(菜の花)も壮大です。
蕾のころの若芽をカラシ和えにするとおいしいそうです。
山BSからバスで、JR敦賀駅に向かいました。 



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安威川ダムで様変わりした武士自然歩道

2023年04月22日 | 運用に入った安威川ダムと再建した大門寺
昨年の今頃歩いた、茨木の武士(もののふ)自然歩道から車作の道を掲載します。
この2~3年で代替宅地移転完了、付替道路工事(新府道46号線)が完成する
など、安威川ダム建設にむけて周辺整備が進んでいます。(2012.04.17)




桑原側からの登山口、付替道路工事で道が変わりここからしばらくは急登です。 

阿武山頂上、南側稜線上に阿武山古墳(貴人の墓)があります。
埋葬された人物は、「大化の改新」の立役者の一人である中臣(藤原)
鎌足だといわれています。 

武士自然歩道の続きは右の階段を登って、しばらくは急登です。
左の林道車作線を直進すると車作の桜並木を経て竜仙峡に着きます。 

つつじの下にタヌキが、こちらを見ていました。 

途中の高圧線鉄塔から萩谷の北大阪変電所の眺め
高槻・枚方の市街地の向こう右側に生駒山が霞んでいます。 

車作と萩谷(東海自然歩道)の分岐、左側の車作方向へ 

竜仙の滝、看板には滝の高さ13mとありますが水量が少なく迫力がありません。 

 車作高橋(旧阪急バス停)にあったダム計画図(2010.02.21撮影)


 「今昔マップ」による車作周辺安威川上流の新旧地図
(2022.11.18 地図追加 地図中青字は筆者記入 左旧、右新
付け替え道路で新しく架けられた車作橋から見た車作の集落、その向こうに
竜王山を望みます。(2011.07.05撮影)
新府道46号の車作トンネルには専用歩道があり、車作から竜仙峡まですぐです。



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止々呂美林道で新名神を眺めてから落合谷を降る

2023年04月21日 | 箕面の山
高槻ICから川西IC間の新名神高速道路が開通(2017.12.10)しました。
開発進む箕面森町第三区域(企業用地ゾーン)とともに、全体を眺めたい
と思い止々呂美林道に行ってきました。(2018.04.16)




箕面とどろみICの俯瞰写真(上部が高槻側)
(NEXCO西日本 E1A新名神高速道路 HPより)
箕面グリーンロードとの接続と、国道423号の落差による立体交差のため
非常に複雑です。

止々呂美南BSより余野川を渡り、少し池田寄りに新名神の手前を左へ
止々呂美林道に

中政園(なかまさえん)の案内板 
 
止々呂美林道脇の道標中政園への分岐、展望を期待して入ってみました。

 
翼を持っていることで有名な日月大高不動尊
標高が低いので、あまりいい展望はありませんでした。


Uターンして止々呂美林道に戻り登ってゆくと、ヘヤピンカーブを過ぎた
ところに展望がありました。 

 若葉がすがすがしい止々呂美林道

 新名神と箕面森町第三区域(の用地工事)森町大橋が見えます。

 いずま谷川に架かる森町大橋のアップ、橋脚と構台も見えます。 

止々呂美林道終点から五月山DWに入って、ようらく台の東屋で休憩です。 

昨年の台風による凄まじい杉の倒木、このすぐ左を通過します。

 落合谷に下山、通行止めにしているので歩く人も少なく荒れた感じでした。 

落葉が堆積したまま、歩いた跡がありません。

すごい倒木の根っこ、潜ったり跨いだりして通過します。 

滝道の落合橋に下山、箕面駅に向います。
戻り岩付近の崩壊部復旧工事でコンクリート搬入のため、龍安寺で通行止めに
なっていました。(土日祝は通行可)  



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篠山・鋸山のヒカゲツツジの開花には早かった

2023年04月20日 | 丹波・丹後の山
昨年4月24日の篠山・八ツ尾山は咲き残りがチラホラでした。
今年の鋸山は1週間早めましたが、逆にまだチラホラでした。(2017.04.16)
年により2週間ほどの巾があり、今年も残念な結果でした。
高坂から登り佐仲ダムに下りましたが、鋸山と言うだけあってアップダウン
が多く、岩場も少しあって面白いコースでした。
このコースは丹波中央分水界の径(穴裏峠~栗柄峠)の東端になっています。


バスであれば神姫グリーンバスで篠山口駅から草山温泉行きに乗り垣屋BSで下車
高坂公会堂からスタートですが、分水界の道標までの道は分かりにくいです。

 
登山口の分水界の径の標識

シキミの花

高坂越までは谷筋を…峠の手前に大台ヶ原を思わせる見事な苔の岩がありました。 

高坂越で休憩

ミヤマシキミの群落が続く

タムシバもそこそこに

咲き始めたヒカゲツツジ、あと1週間から10日後が見ごろ?

鋸山頂上、特に高いピークではありません。 

北側の展望 拡大

西側には三尾山がすぐ近くに 

鏡峠には行かず左に折れて下山

佐仲ダムの車道脇にある登山口、この上150mの谷筋は荒れて踏み跡はないです。 

佐仲ダムの桜は満開
バスであれば、行きと同じ路線の宮田BSまで1時間弱歩くことになります。 



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