箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

箕面背山の愛宕の祠・石丸愛宕社と外院愛宕社

2024年01月27日 | 箕面の愛宕社
ゆっくりと半日コースで、石丸愛宕社と外院愛宕社を巡ってきました。
(2018.01.23)


白島北BSから特養白島荘を左折すると白島石丸共同墓地
ここには徳本上人の六字名号碑(蔦文字の南無阿弥陀仏)があります。
箕面駅から西江寺に向かう中の坂下の四辻にも六字名号碑があります。 

共同墓地の向かいには薩摩池が…
最近は水を抜いている場合が多く満水の状態が少ないようです。 

白姫神社の右から谷山尾根に取り付きます。
最近はMTBに道を荒らされて、登山道(勝尾寺参詣道)のいい
雰囲気が無くなったのは残念です。 

本道のヘヤピンカーブを左に薄い踏み跡を辿ると愛宕社

石丸愛宕社と常夜灯、石の扉を開けると護符がありました。 

赤い帽子をかぶせてもらってしらみ地蔵も暖かそうです。
真直ぐ水平道を行き、右の勝尾寺古参道を下ります。 

道標に従い"外院愛宕社"に向かいます。

きれいに掃除された広場に、外院愛宕社がありました。 

愛宕神社木地仏である地蔵菩薩、地蔵さんは五箇所の中でここだけです。
新しいヒサカキとコップの水も新しかったです。 

かなり下ったところにあった常夜灯 


登山口にあった"あたごの森"の案内図



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箕面背山の愛宕社・祠の向きを調べてみました

2023年02月14日 | 箕面の愛宕社
箕面背山の愛宕社の向きはどうなっているのか、気になったので調べて
みました。(2018.02.16)
その結果、お祀りしている村落の方向を向いていることがわかりました。
一般的な神社の向き(南向き、あるいは東向き)とは異なるようです。 


 各愛宕社の位置と祠の向きを地図上に描いてみました。
京都愛宕神社を遥拝する向きでもないです。
木立で遮られていますが、カシミール3Dで赤線を確認すると「見えます」
と表示されます。 

 箕面の愛宕社一覧、上から五つが山中にあります。
箕面観光ボランティアガイド⇒箕面の見どころ⇒愛宕の祠とマンドロから引用


① 平尾愛宕社(平尾愛宕大権現社)
祠の向き: 磁北224度、真北(地図上の北)217度
常夜灯: なし
お札: 愛宕大神守護攸 


② 坊島愛宕社
祠の向き: 磁北190度、真北(地図上の北)183度
常夜灯: 左隣りにあり(下の写真)
お札: 奉修 火難除 祈願 池田市五月山愛宕神社
特徴: 右の石碑に、愛宕山常夜灯 


② 坊島愛宕社の常夜灯
愛宕社の左隣りに、笠が独特の形をしていて趣があります。 


③ 白島愛宕社
祠の向き: 磁北189度、真北(地図上の北)182度
常夜灯: あり、もう一つあり(下の写真)
お札: 愛宕大神守護攸
特徴: 綺麗な祭壇、常夜灯柱の文字は不明 


③ 白島愛宕社の常夜灯、麓の溜池の傍にあります。 


④ 石丸愛宕社
祠の向き: 磁北178度、真北(地図上の北)171度
常夜灯: あり
お札: 愛宕大神守護攸
特徴: 祠の扉は石製です。 


⑤ 外院愛宕社
祠の向き: 磁北165度、真北(地図上の北)158度
常夜灯: 麓にあり(下の写真)
お札: 愛宕大神の護符、本地仏の地蔵菩薩(唯一)
特徴: 前の広場は綺麗に掃除されています。 


⑤ 外院愛宕社の常夜灯
あたごの森の参道脇に、上の祠と供に新しいヒサカキが供えられていました。。 


番外 如意谷愛宕社でしょうか?
祠の向き: 磁北175度、真北(地図上の北)168度
常夜灯: 以前は右にありました。今は地輪のみ
お札: なし 中の石は何?
特徴: 今では荒れ果てた状態で機能していないようです。
    坊島愛宕社に合祀したのでしょうか?



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如意谷愛宕社?から才ヶ原池へ

2023年01月15日 | 箕面の愛宕社
久し振りに、如意谷山手公園から才ヶ原池へ歩いてきました。(2018.01.13)
本文中の愛宕社については、Website「北摂みのおの春夏秋冬→愛宕の社と
マンドロ」で詳しいです。
2011年頃にはあった石灯篭も今はなく、落葉に埋もれて忘れられています。


山手公園の左の道を行くと突き当たりに黒いゲートが登山口 

昔は見晴らしがよかったらしい中腹に、如意谷愛宕社と思われる祠が
但し、箕面の愛宕社は13とされており、如意谷愛宕社?はその中に含まれて
いません。しおんじ山の上方は坊島愛宕社ですね……。 

2011年にあった石灯籠、今は地輪(台座)のみ

急坂を登り終えると笹原の道に

やがて杉の植林の道に 

登りきると緩やかな尾根道に
この辺は平らな台地状になっているので、西側の尾根に入らないよう
注意が必要です。 

才ヶ原尾根分岐、丸太がを並べあります。
MTBがたまに走っているようですが、コースではありません。 

登ってきた道は「この先危険×」とあります。歩いた感じでは危険箇所は
見当たらなかったですが……。
山の作業道なので未整備で途中道標はありません。
登り口は団地なので降りたらゲートは閉めましょう。 

才ヶ原尾根分岐の三ツ石

しばらく下ると才ヶ原池、所要は30分です。
このところの寒波で、池には薄氷が張っており土手には薄雪が 



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3年ぶりに復元された坊島愛宕社の石灯籠

2021年11月30日 | 箕面の愛宕社
しおんじ山から才ヶ原尾根を歩いていると、なんと坊島愛宕社の石灯籠が復元
されているではありませんか! (2021.11.29)
2018.06.18大阪府北部地震で、石灯籠が倒壊してから3年ぶりの元の姿です。
見出し写真は、聖天展望台から東に300mほどの府道43号豊中亀岡線から、
生駒山と右の千里中央方面を眺めたものです。

しおんじ山展望所から千里中央を眺めました。

石灯籠が復元されて元の姿に戻りました。

二つ揃うと、ほっとします。

才ヶ原尾根から、しおんじ山に下る尾根道も復旧しました。(左の切開き)

2014.05.02の尾根に向かって見た画像です。まだ尾根道はきれいでいた。

才ヶ原池の黄葉が湖面に映えていました。



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箕面坊島愛宕社の石灯籠が倒壊していました

2021年05月05日 | 箕面の愛宕社
いつもは素通りする、しおんじ山と才ヶ原尾根の間にある坊島愛宕社に、
寄り道しました。(2021.04.30)
驚いたことにあのユニークな形をした石灯籠が倒壊していました。
ネットを検索した結果、石灯籠の倒壊前後の近寄った日付の画像(山姥さん)
によれば、倒壊前2018.06.09、倒壊後2018.09.03でました。
2018.06.18に発生した大阪府北部地震によるものとほぼ断定できます。


久しぶりで見る坊島愛宕社の石灯籠は、無残な姿で横たわっていました。

祠がの無傷なのは、石灯籠とのこの位置関係が幸いしたように思います。

台座から離れた状態(2021.05.23追記)

木枠「に囲まれた火袋は、花崗岩のようです。
周囲を囲っている木枠は歪んでいるようです。(2021.05.23追記)

ありし日の坊島愛宕社、頭でっかちの石灯籠の笠がユニークです。

この写真からすると、台座の上からそのままの姿で倒れたようです。
御影石の火袋はそのまま無傷のように見えます。(周囲の木枠は歪みあり?)

祠の左にある四角の箱は何でしょう? 材質は御影石?日月の窓があるので
火袋かな? それとも花立・ロウソク立て・香炉???(2021.05.23追記)

右側には石碑があります。
正面:愛宕山常夜燈 右:明和三年戌年(江戸後期田沼意次の時代)
(2021.05.23追記)

左の祠側は隙間が少なく見にくいですが、"坊嶋村"のようです。
(2021.05.23追記)



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箕面市街中の愛宕社を訪ねる

2021年01月21日 | 箕面の愛宕社
箕面の山中にある愛宕社は訪ねたので、今度は街中8箇所の愛宕社を訪ねて
きました。(2018.02.17~23)
粟生間谷奥愛宕社は標高150mの素盞鳴尊神社の参道(車道)脇にあります。
西宿愛宕社と粟生間谷中村愛宕社は宅地開発で、山地から今の場所に移され
たようです。
京都の愛宕神社が標高924mにあるので、基本的に地方の愛宕社も山中に祀り
村の安全を祈願したようです。 



西宿愛宕社です。宅地開発により、千里丘陵の南山(現支援学校か?)
からこの場所に移されたそうです。 

西宿2丁目の西宿児童遊園の中にあります。 

今宮愛宕社です。 

今宮4丁目の今宮児童遊園の中にあります。
手前に上部の欠けた立派な常夜灯があります。 

小野原愛宕社です。 

小野原西5丁目の小野原春日神社本殿の、右側石階段の上にあります。
画像右に、鳥居と2基の常夜燈があります。 

粟生外院愛宕社です。ちょっと変わった形をしています。

 粟生外院5丁目の五字(ごじ)神社境内にあります。 

粟生新家愛宕社です。 

粟生新家2丁目の新家春日神社境内にあります。 

粟生間谷奥愛宕社です。 

粟生間谷奥の素盞鳴尊神社参道手前の西側にあります。立派な構えです。 

粟生間谷中村愛宕社です。宅地開発で移されたそうです。 

粟生間谷西7丁目の東住宅(東山住宅)入口にあります。
石柱には、愛宕大神 白駒井垣内とあります。
白駒井という地名の村が建立したようです。 

新稲愛宕社です。 

新稲5丁目の消防団格納庫の隣りにあります。
以前は、この手前に火見櫓がありましたが、写真のように撤去されました。


 
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