箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

日本三大山城の一つである大和高取城に登る

2023年11月02日 | 奈良・三重の山
日本三大山城は大和高取城、美濃岩村城、備中松山城となっています。
(2013.10.27)
標高584mで、全国で最も比高(城下町の中心から446m)があります。
土佐街道は古い街並みに沿ってたくさんの「かかし」が飾られていました。
帰りは、眼病に霊験あらたかといわれる壺阪寺にお参りしました。


近鉄吉野線壺阪山駅
電話ボックス前の赤い帽子、緑のシャツは「かかし」です。 

土佐街道は「かかし」で埋め尽くされている感じです。 

駅前にあった高取城の復元図 

赤鬼の特大「かかし」

メイン会場、日本昔話「桃太郎」のセット 

明日香方面(現在通行止め)の分岐にあった猿石 


 国見櫓にあった展望写真、不鮮明だったので文字を上書き


 髙取・明日香ハイキングコース図

しっかりしたきれいな状態の石垣 


 日本三大山城の説明板

比高446mの高所にこのような立派な城を築いたのは、ただ驚嘆するばかり。

頂上は広い平地、本丸跡で昼食

壺阪寺に下る途中に、五百羅漢がありました。 

上の道路から眺める壺阪寺

壺阪寺

UFOピーマンというらしいです。初めて見ました。

amazonで見つけたUFOピーマン

 信楽寺に、壺阪霊験記・お里沢市のお墓が… 

シコンノボタンが陽に映えてきれいでした。 



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大峰奥駈・和佐又から大普賢岳を周回

2023年06月24日 | 奈良・三重の山
久し振りに大峰山に登ってきました。(2013.06.23)
コース中いくつかの岩場の難所があり、思ったより時間がかかりました。


和佐又ヒュッテ前のテン場でテントを張りました。 

広場の奥にが咲いていたオオヤマレンゲ、蕾と若い果実が同時に見られました。 

テントの向こうの大木は、和佐又ヒュッテのシンボルツリーのトチノキ(6:30出発) 

茶色のすべすべした大木はヒメシャラ、ツバキ科ナツツバキ属で一日花だそうです。 

笙の窟 (しょうのいわや)、大峯奥駈道・第62番靡(なびき) 

咲き残っていたシロヤシオ、たくさんの花びらが地面を覆っていました。 

サラサドウダン、シロヤシオとともに花期は過ぎていました。

 カマツカ(バラ科、鎌柄、別名ウシコロシ)、丈夫な木のようです。

ハシゴ・ロープ・板橋の連続、整備されているので注意して登れば問題ないです。 

大普賢岳に到着、天気は曇りで展望はなく、出会った登山者も5組でした。 

笹の気持ちの良い稜線もありました。 

厳しい岩場を登り七曜岳に

頂上に一輪残っていたシャクナゲ

無双洞への分岐

無双洞・水連の滝付近、500mほど登った岩の涸れ谷は最後の難関でした。
ここを過ぎると穏やかな水平道になります。 

戻ってきた和佐又のコル、帰りは直登して和佐又山の頂上へ 

最後の和佐又山頂上を通過、和佐又ヒュッテに帰着( 16:30)



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近鉄榛原駅から臨時直通バス、霧氷号で行く三峰山

2023年02月21日 | 奈良・三重の山
1月13日から2月25日の土日に運行される、奈良交通臨時直通バスで
三峰山に登ってきました。(2018.02.18)
4年前には不動滝コースを登り登尾コースを下りましたが、今年は
ちょっと長い新道コースを下りました。
天気予報では曇りで霧氷を期待したのですが、当日は晴天で霧氷に
変わり八丁平から見た台高山脈の展望は圧巻でした。




臨時直通バスのチラシ
自宅を6時前に出発して榛原駅に8時2分に到着しました。
45人乗りのバスが3~4台出ていて、すでに長い列がありました。
1時間でみつえ青少年旅行村に到着です。 

「つえみちゃん」かな?、が出迎えてくれました。 

神末川を渡って不動滝に向います。 

不動滝の両端が凍結
ここでアイゼンを装着して右の山道にとりかかります。 

ジグザグの急登を終えると非難小屋に到着
以前ここに泊まり学能堂山に下ったことを思い出しました。 

ゆるやかに登って行くとやがて三峰峠
ここからは霧氷を観賞しながらの稜線歩きのはずが、それほど寒くも
なく風もなく快適でしたが……霧氷はありませんでした。 

三峰山頂に到着 


 倶留尊山と局ヶ岳の展望
古光山の後にあるはずの鎧岳・兜岳は確認できませんでした。 

樹氷も霧氷の一種だそうですが、写真は着雪の雰囲気です。 

頂上から少し南に下ったところは風がなく、多くの人がくつろいで
いました。丁度12時なのでここで昼食にします。 

八丁平 


 台高山脈の大展望を楽しみました。

大日如来碑に戻る途中から見る高見山
天を突く三角錐はまさしく、関西のマッターホルンです。 

大木には苔が全体に着生していました。 

新道峠、奥には馬頭観音が見えます。
昔は奈良と三重を結ぶ峠越えの要衝であったことがうかがえます。

 長~い林道を下ってみつえ村に戻ってきました。
3時のバスが出たところ、4時のバスまでお酒を戴いてゆっくり
過ごしました。


 
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奈良の三峰山で霧氷を鑑賞する

2023年02月11日 | 奈良・三重の山
奈良県の、みつえ青少年旅行村で「霧氷まつり」が行われており
(01.1102.23の土日祝)、送迎バスも運行されるということで、
三峰山に登ってきました。(2014.02.09)


近鉄榛原駅から送迎バス(往復で2700円)に乗り、みつえ青少年
旅行村9時40分に着きました。 

急こう配の不動滝ルートを登り、登尾ルートを下山側にして出発
登山口から林道を直進しすると不動滝に、その右側を登ります。 

杉の植林の急坂 

避難小屋、中に入って寒さを防ぎながらの昼食

緩やかな稜線に出ると東からの強風、やっとのことで三峰山頂に
寒いので集合写真を撮って早々に下山です。 

きれいな霧氷のなかを歩きます。 

八丁平に向かうルートは風もなく、ゆっくりと霧氷鑑賞ができました。 

八丁平、残念ながら高見山は見えませんでした。 

新芽も寒そう

ここは近畿自然歩道、月出の中央構造線(東西1000km) 


 登尾ルートを下って、林道合流点の小屋から北の眺め

同上小屋で小休止

みつえ青少年旅行村に帰って、飲む竹筒の熱燗は最高でした。(15:30) 



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果無山脈縦走・越前タワから果無集落

2022年05月26日 | 奈良・三重の山
果無山脈縦走・越前タワ~果無集落まで、無事全行程を終えました。
(2015.05.23)



30cmもあろうかという大きなサルノコシカケ

ミョウガタワ(9:22)、名前の由来は分りませんがタワとは峠のこと 

5分南に下ればヤブ道があり源助の墓があるらしい、水場もある? 

山中の粋な道標

やっとブナの平に到着(10:25)、十津川の領域に入ったことを実感。 

北が自然林、南が杉の植林

タツナミソウですね、たぶん。稜線では他に花を見かけませんでした。 

石地力山(いしちりきやま)(10:57)
ここまで来るとよく歩かれた道となり、里山の雰囲気がします。 

とうとう果無山に到着しました。(11:29)
果無峠まで地図の点線道(踏み跡なき短絡道)を強引に下りました。 

観音堂(12:21) 、水場とトイレがあります。 

ササユリが気持ちをなごませてくれます。4株ほど点在していました。 


ここが有名な世界遺産・果無山脈の石碑(13:55)
「世界遺産 熊野参詣道小辺道」 
スペインの巡礼路「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」と共に、世界
たった二つの世界遺産の「道」です。 
眼下に見える「天空の郷」遠い昔の懐かしい佇まいの果無集落を通って
下山です。

十津川温泉につながる車道の登山口に下山(14:37)、重い足をひきずり
十津川温泉に着きました。(15:20)
バス発15:50、 奈良のJR五条駅着18:45 でした。 




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果無山脈縦走・林道登山口~冷水山~越前タワ

2022年05月26日 | 奈良・三重の山
今日の行程は長いので5時10分出発です。(2015.05.23)



早く出発しようとして、テントを張った状態の写真を忘れました。
フライ・火器・コッフェルなしの軽量スタイル(水4リットル含む12kg) 

林道登山口、テン場から車道に出てすぐです。
この上の展望台は少しせまいです。 

黒尾山(5:57)、展望台からすぐの所からは南の眺めがいいようです。

 ブナ林のアップダウンする道を進むと、やがて冷水山(6:32)
ここは南北とも眺めは良いようですが、霧のため残念です。 

ブナ林の稜線を気持ちよく歩きます。 

水場の案内板が…北側付近を捜しても踏み跡はありませんでした。

 ヒメシャラも見えてきました。 

カヤノダン(7:21) 

公門崩(くもんつえ)(7:50) 

公門谷(くもんたに)の頭(あたま)(8:20) 

ピークからの下りはネット沿いですが、道がはっきりせず、ネットと
テープ、踏み跡を探して歩きます。 

筑前タワについてホッと一息(8:51) 




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果無山脈縦走・東平BS~和田ノ森~林道登山口

2022年05月26日 | 奈良・三重の山
一度は行ってみたいと思っていた果無山脈を縦走してきました。
大阪高速バスターミナルから白浜エクスプレスで田辺駅まで行き、龍神バス
に乗り、「西」で乗り変え東平で降りました。(2015.05.22 12:41)
ヤマセミ温泉で1時間ほど時間を費やし、小森の登山口を出発しました。(14:56)



 
 全体が分かりやすく画かれた「果無山脈縦走路概略図」

ヤマセミ温泉
宿泊は、コテージ 7棟 40名(6人用×6棟・4人用(バリアフリー)×1棟)
テントサイト 25張、だそうです。

小森橋を渡ったところにある案内図
吊橋を渡って稲荷神社を越えるルートは行き止まりです。 

吊橋は渡りません。 

小森集落の最奥部の民家が登山口
ここで2日間の水4リットルを用意しました。
連続する急坂をあえぎながら登ってゆくと、南へ続く破線道分岐に
着きました。(16:19) 

P991を越えると傾斜も緩くなりまもなく和田ノ森に(17:16)
時間も遅く森の中のピークで薄暗く見通しもないのですぐに出発です。

 霧がたちこめるなかを歩いてゆきます。
北(左)は杉の植林、南(右)は自然林です。 

時間が遅くなったので以後、龍神本宮林道に出会うまで稜線は歩かず、
この林道を歩きました。
途中北方面の展望の良さそうなところが3箇所ほどありましたが、この
霧のため残念です。 

河俣分岐、左の広い林道はどこまで続いているのか不明です。
風力発電の計画があるそうですが、自然への負荷はどうなるの…? 

龍神本宮林道(舗装道路)に到着(18:43)
計画では冷水山まで行くつもりでしたが、出発が遅れたためここで幕営
することにしました。
夜は小雨が降りましたが、ウイスキーの水割りで気持ちよく過ごしました。


 
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