箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

2号神崎川緑地から玉川の里を歩く

2024年01月30日 | 淀川と神崎川を歩く
2号神崎川緑地から玉川の郷まで歩いてきました。(2020.01.22)



 淀川と神崎川が接する2号神崎川緑地の「旧神崎川分岐点跡」の
説明板、桓武天皇の頃の開削とあるので大古の話しです。 


 上の地図を拡大


淀川土手から見る大日トリプルタワーと生駒山


淀川堤防際にある浄土真宗本願寺派の阿弥陀寺
美しい庭園に親鸞聖人と写真左に寺西沖乃の歌碑がありました。 


北に少し歩くと「うきうき歴史街道 別府・一津屋コース」の始点が…
別府を通って新幹線公園まで続いています。 


水路を行くと味生(あじふ)神社が 

宮ノ下渡し跡の説明板


コースは水路を真直ぐ西へ行くようですが、右に曲がりました。 


淀川土手からは願正寺が見えていますが、境内には入れませんでした。 


藤森神社ですが…工事中で残念


新幹線の西の三箇牧水路行く途中にあった「摂津ふれあいの里」
ここは阪急バスの停留所で、横には鳥飼水路が流れています。
右の石柱には「此付近鳥養院址」、左の歌碑には「あさみどり
かひある春に あひぬれば かすみならねど たちのぼりけり」。

離宮「鳥養院」の址の説明板


安威川新橋手前の三箇牧水路


 三箇牧水路に沿ってさかのぼると、三島江です。
西面(さいめ)水路地区の説明板で、要点を得てよく分ります。 


中央に仕切りがあり、左排水・右用水に分けています。
番田井路の隔流壁(水路の保守用と推測)とは意味が違います。 


水路は道路の下を潜って番田井路につながっています。 


玉川の里を流れる番田井路に着きました。
道は水路沿いと土手上と二つに分かれますが、水路側を歩きました。
春には桜並木を楽しめそうです。 



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阪急千里線・新神崎川橋梁撤去中 高架工事が始まる

2024年01月08日 | 淀川と神崎川を歩く
阪急千里線の新神崎川橋梁高架工事現場を見てきました。(2020.01.06)
神崎川右岸の堰堤に高架工事の説明図があったのでアップします。
 

 計画略図、現場平面図、縦断面 横断面


 施工概要図(縦断面)


新神崎川橋梁高架工事現場全景
現在の阪急千里線は上流側隣の仮橋で運行しています。
新高架橋は、現在ほぼ撤去が終わった新神崎川橋梁の上に建設されます。 


神崎川左岸から右岸へ緑風橋(人道橋)を往復
災害時、対岸の広域避難場所への交通手段にもなっています。 


青いクレーン手前の建設途上の新橋脚
右横背の低い白い部分は、これから撤去される橋脚の土台部分です。 


上の写真の拡大


台船に載せられた橋脚のブロック(レンガ?)



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なにわ自転車道沿いに神崎川下流を歩く

2023年12月15日 | 淀川と神崎川を歩く
 阪急神戸線に平行する神洲橋から出来島防潮水門まで歩いてきました。
(2019.12.04)
神崎大橋までは 川べりを歩いて橋を眺めながらの歩きで良かったのですが
その後は防潮堤の内側(川の反対側)を歩くことになり、歩数計を増やすだけ
で全く無味乾燥となりました。
下流の見物はなんと言っても神崎大橋、千船大橋、千北橋の防潮扉です。
淀川に比べて川幅が狭いせいか、防潮扉がない橋や橋梁は防潮堤より高い位置
にありました。



波打ち際に連続して並ぶ船の係留ビット
ボートの基地にしては大きいと思いますが、何に使用するのでしょうか。 
想像ですが競艇用ボートや、災害時の救援物資救命用船舶の係留用かな?

阪急神戸線と並行する神崎川駅西の神洲橋
阪急神戸線(神崎川橋梁)は一段低い位置にあり、駅側に防潮扉があるそうです。 

猪名川が合流する位置にある旧猪名川水門と旧猪名川排水機場 


なにわ自転車道の標識、橋と橋の間にあり距離が書かれています。 

優美でスマートな毛斯倫(もすりん=織物の名前)大橋
藤田まことの「十三の夜」に次の歌詞が
♪ 十三の娘ちゃん もすりん橋を 今日は二人で 渡ろうよ ♪  

山陽幹線が通る神崎川橋梁、神崎川と猪名川を跨ぐため長大です。 

神崎橋(府道41号、十三筋)

JRの神戸線、宝塚線、東西線が走る下神崎川橋梁
トラス橋は両外側のみで2011年に増設されました。 

少し歩くと高い防潮堤が立ちはだかり河川の風景はなくなりました。
サイクリングならまだしも、歩きには不向きです。 

視界が開けた神崎大橋から見る上流の眺め 

巨大な神崎大橋防潮扉、防潮堤と同じ高さです。 

千船大橋、ここと次の千北橋の防潮扉は手動開閉でした。 

最上段の阪神高速3号神戸線、国道43号の上をを通り抜けます。 

西島川の分岐にある出来島防潮水門
下流右側が分流の中島川、神崎川は狭い水路で中島と西島の間を流れます。
 

なにわ自転車道を折り返し阪神出来島駅に向かいました。
阪神なんば線の車窓より見る神崎川橋梁です。 




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なにわ自転車道沿いに神崎川上流を歩く

2023年12月14日 | 淀川と神崎川を歩く
一津屋樋門から新三国橋まで神崎川上流を歩いてきました。(2019.12.03)
見所としては、一津屋樋門、番田水門、阪急千里線(新神崎川橋梁)、JR
おおさか東線(神崎川橋梁)、JR京都線(上神崎川橋梁)などがありした。
特に阪急千里線は淡路駅を中心とした高架工事が行われており、古い橋脚の
基礎二つの内一つはなくなっていました。



右は大阪広域環境施設組合東淀工場、遠く(箕面の高台)からでも白い煙突が
目を引きます。正面は淀川で遠く左寄りに鳥飼大橋の白いアーチが見えます。 

淀川右岸にある一津屋樋門、この淀川分流から神崎川が始まります。 


一津屋樋門制水ゲートの銘板

淀川からの取水が流れる制水ゲート 

安威川合流点の少し手前にある番田水門
この時点で水門の役割は分かりませんでした。その後の調べで"相対的に
安威川より神崎川の水位が上がったときに水門を閉じる"と分かりました。

左安威川と右神崎川の合流点

白いハーブの主塔が優雅な吹田市のシンボル高浜橋

阪急千里線
現在走っている橋梁は仮橋で、将来は下流側で撤去中の橋脚基礎の位置が
高架新線となります。 

赤レンガの橋脚はまもなく撤去されます。 

新しく運用を開始(2019.03)した、JRおおさか東線(新大阪~放出)の
トラス橋

4年前、建設中のJRおおさか東線(神崎川橋梁)の様子(2015.05.29) 

大阪メトロが走る十八条大橋、川の流れに沿って幅のある橋脚が目を引きます。 

スマートな榎木橋、大阪市と淀川区の境に架かっています。
この辺より川幅が広くなったように感じます。 

三国橋横の歩道橋手前にあった"三国の渡し跡"の石標 

新三国橋(R176)と神崎川水管橋



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毛馬閘門(こうもん)を見てきました

2023年06月11日 | 淀川と神崎川を歩く
毛馬閘門の名前は、ずーっと昔から聞いていました。
尼ロックに行ってから、ここはどうしても外せない!と出かけました。
(2019.06.11)
全体的には、淀川大堰、毛馬閘門、毛馬水門、毛馬排水機場により構成
されています。その中でも特に排水機場は、津波・洪水による旧淀川・
大川下流域の浸水を防ぐ重要な役割を持っていることが分かりました。




阪急南方駅から淀川に向い、新淀川大橋(R423)を渡りました。
アーチ橋は大阪メトロ御堂筋線です。 

優美な長柄橋(白いニールセンアーチ橋)が見えてきました。

淀川大堰

手前レンガ色が毛馬閘門、右が毛馬水門です。
閘門はパナマ運河の原理で、水位差のある淀川と大川を船舶が通行することができます。 

大川側、右が毛馬閘門の大川(下流)側ゲートです。 

淀川側から見た毛馬排水機場、日本一の排水ポンプを備えています。 

説明版、仕組みが分かります。
特に毛馬排水機場は、大阪湾が津波で潮位が高くなり河口の三つの防潮水門を閉鎖した
場合、寝屋川・平野川などからの流入水により、下流の市内地域が浸水する恐れが
あります。その場合、排水機場では大川の水を淀川に汲み上げ放流します。
浸水災害から大阪市街を守るべく、治水を一手に担っています。 

城北公園まで歩き、真上に架かる菅原城北大橋を渡ります。
橋上から城北公園を俯瞰しました。 

菅原城北大橋、2連のハーブ形斜張橋を渡ります。 

 

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くらわんか舟発祥の地碑から三島江絆のみちを歩く

2023年01月25日 | 淀川と神崎川を歩く
柱本から西面(さいめ)まで、淀川に接した三島江を歩いてきました。(2020.01.20)



柱本BSから淀川に向って少し歩くと興楽寺がありました。 


境内には一対の金剛力士像、仁王門ではよく見かけます。 


本殿です。
淀川の柱本浜から摂津に、人や物資の往来で通過点にあるこのお寺に
お参りしたものと思われます。 


淀川の堤防に上がってみると、「くらわんか舟発祥地の碑」がありました。
対岸の枚方では地の利からこの舟で栄えましたが、発祥は柱本浜のようです。 


堤防を降りて北に三島水路沿いを歩くと、三島江の和歌が連続してありました。 




水路沿いは「絆のみち」がありました。 


絆の道の説明板 


西面方向に向かうと三島鴨神社がありました。
日本の三三島とか鴨(賀茂)族とかよく分りませんが由緒ある神社のようです。 


大鳥居、扁額は三島鴨大明神とあります。


拝殿


由緒書


本殿は奥に隠れていました。 


西面に着くと中橋和みの小径がありました。後日歩きたいと思います。 


三箇牧水路取口(西面南一丁目)と書いてありました。
淀川沿いは低地が多く、水路が縦横に張り巡らされています。
番田井路、鳥飼水路、三箇牧水路、三島江水路が少しづつ分かってきました。



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淀川大堰右岸から豊里大橋・鳥飼大橋を経て鳥飼仁和寺大橋を歩く

2022年11月08日 | 淀川と神崎川を歩く
淀川大堰から淀川沿いに、鳥飼仁和寺大橋まで歩いてきました。(2019.11.04)


阪急柴島(くにじま)駅から柴島浄水場を通り淀川右岸の土手に
阪急千里線が通る淀川橋梁です。 

淀川大堰の端には魚道が設けてありました。 

赤いレンガ造りの取水塔が3基、現役で柴島浄水場に送水しています。
築90年以上経過、老朽化しているようですが景観保存に努力してほしいです。 

取水塔の横、きれいなアーチを連ねた淀川水管橋 

単線の城東貨物線と人道橋共存の通称赤川鉄橋が改修され、複線のJR東線と
して生まれ変わりました。おりしも緑色の列車が走ってきました。
鉄道愛好家や地元民に親しまれたレトロな橋は歩いて渡れなくなりました。
 
前にも渡った菅原城北大橋から上流の眺め
左から、大日トリプルタワー、白い主塔2基の豊里大橋、NTTドコモの赤い電波塔 

豊里大橋を渡ります。ワイヤーが2本だけの斜張橋、ハーブ橋とは言えませんね。
 
左は大阪広域環境施設組合東淀工場の煙突、神崎川の始点が見えますます。 

淀川に面した一津屋樋門、ここから取水して神崎川が始まります。 

鳥飼大橋とモノレールの白いアーチ 

一段高い橋梁をモノレールが走ってきました。 

上流には優美なハーブの鳥飼仁和寺大橋が見えてきました。 

鳥飼仁和寺大橋を渡ります。ハーブ橋はどこから見てもきれいです。 

橋を渡り終わると地上まで転げ落ちそうな急で長い階段 

藤森神社に寄ってきました。wikipediaによれば、以下
「牛馬はひき牛や乗馬用として利用され、大宮人にとって牛や馬は必要不可欠な
ものであった。近都牧では諸国から貢進された馬牛を飼育し……」とあります。

藤森神社のあたりが鳥飼牧(牧場)だったようです。
鳥飼西BSからJR千里丘駅に帰路をとりました。 



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京都中書島にある三栖(みす)閘門を見てきました

2022年10月07日 | 淀川と神崎川を歩く
京阪中書島で下車してすぐの三栖閘門を見てきました。(2019.09.30)
保存状態もよく周囲も公園化され、三十石船も運行される申し分のない環境でした。 

京阪中書島駅からスタート

外環状線の向こうには左三栖洗堰、右は三栖閘門上流側


 説明板

2010年に土木学会選奨土木遺産認定 

上流側閘門と資料館、手前が船着き場
現在では上流側閘門(写真)は常時開、下流側閘門は常時閉となっています。
 

 巻き上げ装置の説明板

巻き上げ駆動装置、左の黒いチェーンで巻き上げます。 

三栖洗堰、この水門で水量を調節して宇治川に放流しています。 

伏見みなと橋が、川面の映えたきれいな風景です。 

上流から見る伏見みなと橋

資料館を見学、イタセンバラが復活したそうです。 


 周辺の地図
酒造の街であり、坂本竜馬をはじめとする歴史の街でもあります。 

丁度三十石船(十石船?)が入ってきました。 

三栖洗堰の宇治川への放流の様子


現役の水門駆動装置

洗堰の上から見る左上流側閘門と宇治川を跨ぐ外環状線




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山崎から枚方まで、ひたすら淀川河川敷を歩く

2022年10月03日 | 淀川と神崎川を歩く
JR山崎駅から淀川右岸を歩いて、京阪枚方市駅まで歩いてきました。
(2019.09.25)
どこを歩いてもあまり風景は変わらないし、そういうことからすると
ランニングかサイクリングが適している?…歩いている人は数人でした。

 

今回はJR山崎駅から出発

途中に立ち寄った離宮八幡宮 

振り返ると比叡山が… 

東を眺めると大阪なのに、”国会議事堂”が見えました。
実は、大阪工業大学枚方キャンパスでした。 

「鵜殿葭(うどのよし)の原」石碑、葦(葭)原は減少しているようです。 

遠くからも確認できる高槻クリーンセンターの白い煙突

淀川右岸枚方大橋北にある大塚切れ洪水記念碑
以下淀川河川事務所より
今から100年前となる大正6年(1917年)、淀川大塚地区(現在の
高槻市大塚町)の堤防が200メートルにわたって決壊し、右岸一帯に
甚大な被害をもたらしました。 

同じ場所から見る枚方河川公園と枚方パーク
白い尖った塔は淀川水位観測所、後方に頭を覗かせている生駒山

淀川大橋を渡ります。標識には国道170号大阪外環状線とあります。 

淀川資料館に立ち寄りました。
淀川の利水事業・水害対策事業、淀川の自然や文化、歴史が展示
されています。
淀川堰堤と河川敷15kmをひたすら歩いてきました。 



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淀川下流域を歩く

2022年06月27日 | 淀川と神崎川を歩く
十三から毛馬閘門まで2回歩いたので、今回は十三から淀川下流域を歩いてみました。
(2019.06.24)


淀川下流域に架かる橋の名前一覧 拡大  PDFは:橋の名前一覧

本庄水管橋、トラスは今年中に撤去されるかも!?
大阪府土木学会によれば、形式「鋼プラットトラス(平行弦,下路)」
近代土木遺産・ランク「B」については(大阪府土木学会)詳細不明です。  

新淀川橋梁、阪急電車(神戸線、宝塚線、京都線)が走っています。 

おなじみの十三大橋、昭和のレトロ調の橋です。 

NTTの専用橋

新十三大橋、R176 十三バイパスです。 

下淀川橋梁、JR東海道本線と宝塚線が走っています。 

淀川大橋、歩いて対岸に渡りました。 

淀川大橋を渡っています。 

平成25年、新たにできた阪神高速2号淀川左岸線

海老江下水処理場、向こうの高架道路は阪神高速2号淀川左岸線です。 

鉄道橋とは、淀川橋梁(阪神なんば線)のことです。 

鉄道橋は現在よりも7mほど高くなるそうです。 


陸閘の一部(赤い部分)が見えています。黒の銘板右に拡大しました。 

淀川橋梁を渡る阪神なんば線の電車
計画高潮位に 0.92m 足りないので、高潮時橋桁は浸水します。 




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