箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

旧猪名川を歩く・「中央幹線景観水路」名神南出口から椋橋まで

2023年11月04日 | 猪名川源流を訪ねる
元々の猪名川を捷水路工事により直線化して、神崎川に流したため本流と
しての役目を終えました。
しかし、旧河川が姿を残しているのは珍しいことではないと思います。
旧猪名川支流で中央幹線景観水路である、名神下暗渠出口からスタート
しました。(2021.10.26)



左上の空色の点線は旧猪名川水路ですが、今は埋め立てられて河川の姿は
ありません。

暗渠から出てくる水流の出口は確認できませんでした。

整理されてきれいな親水公園ですが、黒く流れのない水路、少し悪臭が
するのは残念です。

この辺りでは縄文時代の島田遺跡が発掘されたそうです。
縄文人一家の団欒の姿です。

阪神高速道路11号池田線の歩行者用トンネルをくぐりました。

中央幹線景観水路の名前がありました。

もうすぐ旧猪名川に繋がる水門です。


現在の旧猪名川起点の舟溜り
この左に現猪名川に繋がる、上地図の青い点線の旧猪名川がありました。
左奥新豊島川樋門、右寸賀尻樋門でその先は歩いた中央幹線景観水路です。

左は旧猪名川緑地の桜並木、シーズンともなるとシートや簡易テントが
並び多くの桜見の人々で賑わいます。

阪急電車神戸線を振り返ります。

猪名川水管橋、淀川取水場から西宮市・芦屋市方面に送水されます。

銘板の文字は以下
猪名川水管橋
昭和二十六年九月竣工
阪神上水道市町村組合
制作 日本鋼管鶴見造船所

鯉で有名な渡しの常夜灯、柵内の雑草が気になります…

説明板

椋橋神社参道の鳥居、鳥居柱左に阪神淡路大震災で倒壊復元の石碑が…

西側近くにある著名な椋橋神社です。
承久の乱から800年となる、ここはその発祥地だそうです。

拝殿、周りにはのぼり旗"承久の乱"がたくさん立っていました。

旧猪名川の椋橋(くらはし)を渡り尼崎側に

河口側、見るところがないのでこの先は割愛しました。

治田寺、椋橋は鯉がご神体です。

素盞鳴神社


阪神バス戸ノ内町2BSより見る戸ノ内橋



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猪名川源流を訪ねる・屏風岩から猪名川町歴史街道

2023年09月24日 | 猪名川源流を訪ねる
紫合・南田原~屏風岩~道の駅猪名川~姫ヶ淵~ふるさと館を歩いてきました。
(2021.09.19)



南田原

秀麗な姿をした一本松山

北の展望

北田原ます釣り場

木喰仏で有名な東光寺

摂津名所図絵に描かれた屏風岩

屏風岩の説明板

道の駅いながわのウリボウ


 道の駅にあった観光案内図

西側の下佐曾利、長谷に伸びる北摂里山街道

猪名川町歴史街道をふるさと館へ

どのへんを歩いているのかが分かります。


 姫ヶ淵にある佐保姫伝説の説明板
佐保姫は明智光秀の娘で、西側近くにある三蔵山城に住んでいたとか。

スポーツセンター

猪名川に架かる寺前橋を渡ります。

楊津(やないづ)の東屋

同所の案内図


楊津(やないづ)の説明板

猪名川沿いの道向こうに見える、佐保姫ゆかりの三蔵山

旧道の木津橋、向こうに県道12号に同名の木津橋が見えます。

旧道木津橋のたもとにある、六瀬村道路元標

楊津(ようしん)小学校、山手に向かえば黒マンプです。

天澤寺参道

木津上BSから県道北すぐにふるさと館に到着、南に左一本松山と右P308



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猪名川源流を訪ねる・多田大橋から紫合

2023年09月20日 | 猪名川源流を訪ねる
多田大橋から石道を通リ、猪名川沿いに紫合(ゆうだ)まで歩いてきました。
(2021.09.16)


多田大橋BSから出発、猪名川に空色の水管橋が架かっていました。

若宮、岩根山、鳥脇山への道を左に見たところです。川沿いに直進します。

猪名川の清流

虫生(むしゅう)水位流量観測所

銘板の中の位置蘭、多田院「地先」とは、Web国語辞典オンラインによれば
"その土地から先へつながっている場所や地域。番地のない土地の位置を表す
場合にも用いられる "  河川の位置表現でよく見かけます。

地図にある天狗岩はどこでしょう?

猪名川に架かるゴルフ橋、すぐ下流左岸に一庫大路次(ひちくらおおろじ)
川が流入するので、川幅も狭い橋は欄干越えの洪水も度々だそうです。

左にポツンと家並みが…

石道に入り、猪名川支流の野尻川に架かる肝川橋を渡ります。

石道公園で昼食

アズキの花、最近あちこちで見かけます。

石道の広い車道、向こうに新名神が見えます。

猪名川を石道大橋で渡ります。新名神と新旧の対比です。

新名神、西(左)には六石山トンネルがあります。

石道涼風(すずかぜ)橋

猪名川は大きく東へ蛇行します。

六石山の東のこの峠を越えると猪名川町、この先紫合橋を渡って紫合BSへ。



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猪名川源流を訪ねる・新猪名川大橋から多田大橋

2021年11月28日 | 猪名川源流を訪ねる
引き続いて、新猪名川大橋から多田大橋まで歩いてきました。(2021.09.11)


新猪名川大橋こと、池田市のシンボル、ビッグハーブです。
Wikipedia によると、仕様は次の通りで、斜張橋としては日本最大規模 です。
形式  2径間連続PC斜張橋
材料  プレストレスト・コンクリート
全長  400.0m
幅  20.7m
高さ  90m
最大支間長  198.7m 


右の阪神高速と、猪名川の間を北上します。


加茂井堰(かもゆぜき)は、ゴム引布製起伏堰で、平時は起立して川を
せき止め、増水時は倒伏して水を流します。
下流には同じ構造の池田井堰があります。


川の西側には、NTT川西別館の電波塔と石切山が見えます。


古江橋を渡ると、左側に古江浄水場があります。


能勢街道の地図がありました。


通リ一面にヒメキンギョソウ(リナリア)が咲いていました。


猪名川渓谷ラインから右折して能勢街道に入ると、地蔵尊と常夜灯が
ありました。
左の道標は「能勢街道、札場橋」、右の石碑は「南無妙法蓮華経」


変わった形のフウセントウワタ、右の丸い袋は成長すると5cmくらいに


側道に沿って登ってゆきます。猪名川の川幅は最も狭いところです。


能勢電の猪名川鉄橋


銀橋を渡って猪名川右岸へ


猪名川渓谷ラインを外れて左の道へ


結構大きな水路沿いに、しばらく歩きました。(水路の名前分かりません)


多田神社の鳥居と、赤い欄干の御社橋


大きな岩が現れた猪名川渓谷


川岸に咲くブッドレア


赤い橋の多田大橋


多田大橋BS、今日はここまで川西能勢口に帰ります。




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猪名川源流を訪ねる・桑津橋から呉服橋まで

2021年11月24日 | 猪名川源流を訪ねる
園田中洲藻川分流点を過ぎた、桑津橋から阪急宝塚線北の呉服橋まで、猪名川
沿いを歩いてきました。(2021.09.05)
見出し写真は、中山連山と右奥に能勢町や猪名川町の山々です。



桑津橋から少し北のところからの風景

紀貫之古今六帖の碑がありました。
千鳥なく ゐなの河原を みるときは 大和恋しく 思はゆるかな
宮本輝は小説家で、茨木市西部の、関西大倉中学校・高等学校・追手門学院
大学 に通っていました。芥川賞受賞作家、著書に「泥の河」など多数。

伊丹空港から飛び立つ旅客機

空港北の箕面川橋を渡り箕面川河口に向かいます。

空港越しに、梅田のビル街が見えました。

箕面川の下河原中橋向う、左岸の森に下河原エア・フロント・オアシス
があります。ここからは飛び立つ飛行機が迫力です。

猪名川河川敷を歩いて、R171の軍行橋をくぐります。

広い芝生の河川敷にタープを張っていました。

猪名川大橋と右阪神高速

上、阪神高速、下、猪名川大橋の交差

上、阪神高速を見て猪名川大橋を渡ります。

左西明寺川が合流します。

阪神高速

猪名川大橋から見る、北摂の山なみ、ビッグハーブの先端と五月山連山です。



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猪名川源流を訪ねる・戸ノ内橋から桑津橋まで

2021年11月23日 | 猪名川源流を訪ねる
戸ノ内橋から桑津橋まで、園田中洲東の猪名川沿いを歩きました。(2021.08.31)


戸ノ内橋を渡ります。

戸ノ内橋からは、阪急神戸線の橋梁が見えます。

橋の欄干にあった鯉のレリーフです。
庄本の椋橋神社の鯉伝説に、「行基さまは鯉の背に乗って川を渡り(鯉
が橋となったため) 」とあり、この地域では鯉の殺生は禁じられています。


猪名川と藻川に囲まれた園田中洲を、一周する、サイクリングと歩行ルート。
文字が不鮮明なので文字を上書きいました。 拡大

名神高速をくぐります。

南園橋と五月山連山です。

新南園橋をくぐって迂回します。

付け替え工事が完了、今年3月に開通した利倉橋です。

立派になった利倉橋

河川敷が広い

千里川河口

千里川の上を飛んで、伊丹空港に着陸する旅客機が、すぐ近くです。

原田下水処理場、空港川と浄水場の水門

広い河川敷とアーチの水管橋

園田競馬場

優雅なトラスの水管橋です。

猪名川橋と、よく歩いた中山連山です。

この先農業公園ですが、今回は田能遺跡の左岸に渡ります。

猪名川橋を渡って左岸へ

一本橋主塔のハーブ橋の神津大橋です。

対岸にイオンがある桑津橋まで、今回はここで終了です。

西桑津BSから豊中駅に帰ります。(向かいの建物はジャパン)





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利倉旧猪名川の土手を歩く・猪名川池から風致公園

2021年11月20日 | 猪名川源流を訪ねる
旧猪名川左岸の土手を、猪名川池から風致公園まで切れぎれに歩きました。
記事①: 豊中市側の上津島から、新南園橋を渡って船詰神社まで
記事②: 西浦公園から十九(とうく)神社まで
記事③:本頁・右岸土手北端から左岸を歩いて風致公園まで

猪名川公園北側入口
猪名川東対岸の千里川出合を見て、旧猪名川左岸を下流に歩きました。

かつての旧猪名川流路の姿を残す猪名川池

猪名川公園の松林が広がります。土手はありません。

野球場の南に、往時をしのばせる土手がありました。

広い猪名川公園

猪名川公園南入口

利倉西2の信号を南に渡ると、やっと左岸土手の入り口がありました。

利倉南小橋を渡ります。

広いきれいな土手の道を行くと、すぐに下降の階段です。

道路で土手がスパッと切れていました。

低い土手を歩きます。正面の森は最初に通った右岸土手です。

今昔マップを見れば、左岸土手はかなり北にあったようです。
白いガードと森の間には堀(旧猪名川の名残り)があります。

土手のモニュメント?から堀(旧猪名川)を振り返り眺めました。

土手のモニュメント?に、防災活動の説明板がありました。

付替え工事が終わり、今年(2021年4月1日)開通した利倉橋
南側に架かっている新利倉歩道橋を、渡って上津島に帰りました。




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利倉旧猪名川の土手を歩く・西浦公園から千里川出合まで

2021年11月16日 | 猪名川源流を訪ねる
船詰神社から引き続き西浦公園から十九(とうく)神社へ。
そして右岸の土手を歩いて猪名川公園北端の千里川出合まで歩きました。
記事①: 豊中市側の上津島から、新南園橋を渡って船詰神社まで
記事②:本頁・西浦公園から十九(とうく)神社まで
記事③: 右岸土手北端から左岸を歩いて風致公園まで

船詰神社南側の道に入ると旧猪名川整備事業顕彰碑が…

ごく短い土手があり左には西浦公園に降りる滑り台が…

ここから左に続いていたはずの土手は、住宅や道路により消滅しています。

府道R606号西宮豊中線を横断して、少し北に歩くと土手らしい森が…
上がるところがないのでそのまま進みます。

土手の切り開き

土手に上がる階段が現れたので登ります。

広いきれいな土手の道、右は元河川敷と思いますが今は野球場です。

土手降り口に地図、旧猪名川がよく分かります。

猪名川風致公園の降り口を振り返ります。

道路を渡ってまた広い土手に上がります。

土手の左に十九(とうく)神社がありました。猪名川の度重なる氾濫
により、堤防構築などによる神社敷地面積縮小の歴史があるそうです。

猪名川公園のレクレーション施設

広い土手を左真っ直ぐ北に進みます。

土手から降ります。

園田競馬場に続く道路を渡って、写真左の階段を上がって土手の続きへ

土手が続きます。

土手から降ります。この先は園田競馬場です。

現在の猪名川右岸の土手に上がりました。川向こう右に千里川が合流
しています。次はここから南下して旧猪名川左岸の土手を歩きます。



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利倉旧猪名川の土手を歩く・右岸から船詰神社

2021年11月16日 | 猪名川源流を訪ねる
利倉旧猪名川の土手周回記事は、写真が多くなったので三つに分けました。
(3記事とも 2021.11.03)
記事①:本頁・豊中市側の上津島から、新南園橋を渡って船詰神社まで
記事②: 西浦公園から十九(とうく)神社まで
記事③: 右岸土手北端から左岸を歩いて風致公園まで


このルート図は、冒頭旧猪名川①②③三つの記事に共通です。


今昔マップを使用、地図の機能で新版地図と旧版地図(S7.9.30発行)
を重ねてみました。

猪名川の南園歩道橋(左岸側)から上流の新南園橋右岸側に行きます。

旧猪名川右岸(以下、旧猪名川を略します)の土手、森になっています。

右岸土手入口の墓地、ここは新旧猪名川の下流側合流点です。
墓地の向こうの白いモニュメントは左岸土手のイメージ?

墓地の左側から右岸土手に入ります。

広いきれいな道

少し歩くと右手に降り口の階段

堀(旧猪名川)に架かった橋を渡ります。

堀(旧猪名川)が墓地近くまで続いています。

対岸(左岸)の低い土手です。(帰りにも通った左岸)

「武田勝親の墓」説明板

右が武田勝親の墓

善念寺

猪名川河川事務所前の標識、この場所で実績浸水深1.4m・海抜 4.973m

右岸土手の内側にある、船詰(ふなづめ)神社



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猪名川源流を訪ねる・大野山、猪名川源頭

2021年11月15日 | 猪名川源流を訪ねる
大野山の岩めぐりに行ったとき、猪名川源流を見ました。(2017.11.11)
阪神地域最高峰大野山岩めぐり」、六甲山は含まれないの?
ちなみに阪神地域とは、大阪市、神戸市を含まない場合「兵庫県尼崎市、西宮市、
芦屋市、伊丹市、川西市、宝塚市、三田市、川辺郡猪名川町の7市1町を指し」
ウイキペデイアより

 大野山岩巡りルート

 コースの見どころ

日生中央からバスに乗り柏原BSで下車
柏原からは車道が二つに分かれていますが、右キャンプ場への道を登ります
(車は通行不可)。キャンプ場が近づいたころ猪名川源流がありました。

北摂の母なる川「猪名川」アラカルト

「一級河川猪名川は淀川水系に属し、本流の長さは432km流域面積382平方km
流域関連人口は約460万人を擁し、大阪・兵庫を流れる流れる北摂を代表する
河川の一つです。この河川は本町の最高峰大野山標高753mの山頂部に位置し、
兵庫県立自然公園特別地域に指定されています。この場所に端を発した水は
本町の母なる川として町内を南北に貫き川西、池田、豊中、尼崎各市を経て
大阪湾へ注ぎます」        昭和63年3月 猪名川町 猪名川観光協会 



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