箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

吹田を歩く・吹田市街周回<消えた二つの史跡>

2021年06月29日 | 吹田市ぐる~り散歩
吹田市観光ウエブ「ぐる~り散歩」を参考に、吹田市街を周回してきました。
(2020.09.03)
建前不動尊と小女郎稲荷が撤去され、それを示す石碑もなかったのは残念でした。
今回もお世話になったGoogleMapのストリートビュー、場所により10年前の
風景を見ることができ貴重です。

「ぐる~り散歩」とは逆コースで、阪急吹田駅から出発です。

阪急吹田駅から陸橋を渡ると泉殿宮、泉殿の霊泉、大塩平八郎血縁の神社です。

ご神木の大楠、ひときわ目をひきます。

泉殿宮参道にある、竿上が木製の常夜灯

JR京都線の高架をくぐった先の、建物に挟まれた天照皇大神宮
(てんしょうこうたいじんぐう)

通りにあるお寺さんの大きな建物(ビル)の横から入ったところの
常光圓満寺本堂、御本尊は聖観世音菩薩。

修業大師(若き御修行時代の弘法大師・空海のお姿 )

光徳寺本殿

旧西尾家住宅の案内板

建前地蔵尊は2010年11月に撤去、昔あったのはこの辺? 高浜神社の
辻向い、ほぼ正面の位置です。
領主・旗本・仙洞御料方の役人らが建前(方針)を話し合う会所の脇に
あり、この名がついた、とのことです。

高浜神社鳥居、高浜神社は吹田を代表する神社です。

小女郎稲荷は2015年12月に撤去、跡地はこの辺?

南町道標 左中山池田伊丹岡(町)、右京(他説明板を)、すぐ大坂


南町道標の説明板

浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)、吹田の歴史展示室もあります。
~センター概要~ 以下吹田市HPより 
「吹田歴史文化まちづくりセンターは、吹田の歴史と文化のまちづくりに
かかわる市民相互の交流と連携の促進を図り、地域に息づく歴史、文化を保存し発展させることにより、まちに個性と魅力及び潤いをもたらし、地域社会の
発展に寄与することを目的に設置しました」

川面(かわずら)墓地にある明治時代の大関(現在でいう横綱)・
松ノ音(おと)善蔵墓

川面墓地の北にある、泪之池公園

泪の池の由来

中の島公園は野球場、テニスコートを備えた広大なスポーツグラウンドでした。

通リから見る大の木神社(泉殿宮川面御旅所) 樹齢700年余りのムクノキが
枯れているが現存しています。

大の木と吹田殿址の説明板

緑風橋から見る阪急千里線、向こうが現在運行の仮線路、手前の橋台は
新高架線になります。

高浜橋を渡って対岸から見る吹田の渡し

春日神社、高浜神社御旅所

六地蔵道標

六地蔵道標案内板

三島無産者診療所跡、真っ直ぐ進むとJR吹田駅です。




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吹田を歩く・垂水から江坂周回<高川~江坂公園~糸田川>

2021年06月23日 | 吹田市ぐる~り散歩
吹田市観光ウエブ「ぐる~り散歩」を参考に、高川~江坂駅~糸田川を歩い
てきました。(2020.09.20)
千里の丘陵地帯と垂水・江坂の平野部境では、河川の底が上がり上の川・高
川のような天井川ができました。
糸田川を含めこの三つの河川を歩いたことは、この地についての思いを深め
ることになったと思います。

 このページでは続いて、高川~江坂駅~糸田川を歩いてきました。

素戔嗚尊神社の西隣にある油掛地蔵

由緒書き

西の道標石、「右 かちをじ」

榎坂西道標の説明板
左の枠内文字 上   右 かちをじ(勝尾寺)
       下右  右 みのお(箕面) 中山
 すぐ:直進     すぐ はつとり(服部) あま(尼崎)
       下左  すぐ 吹田 京

高川トンネル(府道145号豊中吹田線)上の柵の所が天井川の高川です。


高川に上がり、川の土手を南に稲荷神社まで歩きました。

川から降りてすぐの蔵人稲荷神社拝殿


 蔵人(くろうど)稲荷神社本殿の説明板

蔵人稲荷神社の鳥居(逆参りになりました)

蔵人の街に今も残る釣瓶井戸

江坂駅に近いビル群のなかの豊津公園、サラリーマン憩いの場所

公園内、岡本太郎デザインのリオのカーニバルにちなんだ「リオちゃん」

ダスキンの本社ビル2Fに展示されている岡本太郎「みつめあう愛」

江坂駅の改札まで上がり新御堂筋を越えます。

そのまま東に歩くと大同生命江坂ビル2F、全国でも珍しいビル内の
植物園?とコーヒーショップ

図書館もある江坂公園

江坂公園から垂水町に入ると、大クスと社がありました。

楠明神社由来


 垂水南遺跡説明板(豊津中学正門前)

延命地蔵尊、この先糸田川堤防の遊歩道を歩きます。

糸田川に架かる金田橋北側、写真左が旧上の川?(地図の青い点線)

糸田川にかかる金田(かねでん)橋

草が茂る糸田川の上流方向

豊津駅南の、右糸田川、左上の川合流点

豊津駅北、阪急千里線と上の川

豊津駅前の糸田川橋石柱


 糸田橋石柱説明板

川沿いに北東に歩くと左山の谷川、右糸田川の合流点
糸田川はこの先すぐ暗渠になります。

吹田市役所東の泉殿宮(いずどのぐう)に立ち寄りました。

枯れた泉殿霊泉、かつては吹田三名水の一つでした。
隣にあるアサヒビールが、この水系を利用してビールの醸造をしていました。



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吹田を歩く・垂水から江坂周回<阪急豊津駅から榎坂>

2021年06月22日 | 吹田市ぐる~り散歩
吹田市観光ウエブ「ぐる~り散歩」を参考に、阪急豊津駅から垂水神社
そして素戔嗚尊神社を歩いてきました。(2020.09.19)
吹田街道、市場前BSにある旧上の川跡はちょっと興味を引いたので調べ
てみました。


 今回は、阪急豊津駅から素戔嗚尊神社までを歩きました。

阪急豊津駅からスタート

ほんの少し吹田街道を西に歩くと上ノ川橋が…

交番前に、糸田川・上之川改修紀念碑がありました。

ガイドマップを見ながら旧垂水公民館に行くと、更地になっていました。
門柱の横には「紀元2600年記念」の石柱が残っていました。

グーグルマップのストリートビューにより、旧垂水公民館を見る
ことができました。

郵便局南にあった四辻地蔵尊

天井川・旧上の川の堤体を削り取った擁壁、そこに描かれた川の断面
ずーっと昔は、吹田街道がこの水路の上まで登って越えていました。
1922~3年の地図では、旧上の川をトンネルでくぐっています。


上の写真で目の高さにあった説明板  以下はその説明文

「上(うえ)の川旧水路跡」
上の川旧水路跡を同じ場所に現状を再現しました。この水路跡は、幅の狭い
天井川だったことを実感させてくれます。かつて提にはエノキがあり、株立
ち7本。株立ち1本換算幹回り256センチメートル、樹高13メートルの大木で
した。上の川と糸田川の氾濫は毎年のように起きたといいます。特に昭和
15年(1940年)7月の豪雨の被害が大きく、その後の水路改修工事により
ほぼ現在の姿になったのは昭和17年度(1942年度)のことでした。
豊津交番前にある「記念碑」は。当時の人々の苦労を物語っています。
                    平成27年(2015年)3月吉日

グーグルマップによる2011年11月のストリートビューです。

後日、上の川上流を見てきました。
付替え前の旧水路の分岐点あたりと思います。

分岐点直近の旧水路の名残りと思います。
地図上の青の点線が旧上の川と推定しています。

南北につけられた雉子鳴き道に出合い、北に曲がると雉子畷(きじなわて)
碑がありました。 
東淀川区本願寺飛地境内にも、長柄人柱巌氏(いわうじ)碑があります。

説明板
「ものいわじ 父は長柄の橋柱 雉子も鳴かずば 射られざらまし」 

垂水神社鳥居と常夜灯

案内石標、まずは小滝に…清水が流れていました。

次に本滝、一条の清水が流れ落ちていました。(吹田の三名水の一つ)

第一市民センター(豊津村役場跡)にある、日露戦争従軍者の旌忠
(せいちゅう)記念碑

通りの一画にはこんな洋風の建物もありました。
ビートルズフォレストなのかも…

道標石、「左 勝尾寺」

道標の説明板

社員の研修施設にもなっている旧庄屋屋敷 、第2回吹田市都市
景観賞のダスキン誠心館

左石段上に、珍しい朱塗りの薬医門がある法泉寺

境内にあった、渡辺英綱薬草園庵屋敷跡碑

素戔嗚尊神社

注連柱と本殿

江坂素戔嗚尊神社本殿の由緒書き


神社案内



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新光風台から高代寺山を周回<熊とよ君と定番ルート>

2021年06月19日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
今日は久しぶりの晴天になったので、新光風台から高代寺山を周回してきました。(2021.03.17)
高代寺にある熊舎の11才になる"とよ君"に会いましたが、元気に動き回っていたので安心しました。
以前、高代寺山から本堂横まで下ったときには、竹林の藪漕ぎで大変でした。
あれからかなりの年数がたつので、高代寺本堂から高代寺山まで市境尾根を歩くルートがあるのでは・・・。
そしたらありました!、よく歩かれた立派なコースになっていました。
高代寺霊園からの味気ないピストンより救われる、今では半数以上の人が利用しているようです。


箕面森町からバスに乗り新光風台自治会館前BSで下車です。

一庫ダムへの車道を渡ってここから登山開始です。が、本日のコースのほとんどは車道です。

新光風台高区配水池がある四叉路から、車道の登りです。

太陽光発電設備から東六甲が望めます。

すぐ先で擁壁工事をしていました。

行ったことはありませんが、NHK豊能吉川デジタルテレビ中継局への道です。

勾配もゆるくなり明るく開けてくると阿加井(あかい)神泉です。

妙見山の展望がありました。

ニガイチゴ(クサイチゴかも?)の大群生がありました。

乾いた喉を甘い果実がいやしてくれました。

ほんの少し坂を登ると高代寺の薬師院と鐘楼です。

その先にある熊舎、日本熊森協会とお寺さんがお世話をされています。

石階段の上にある本堂

本堂の左に踏み跡と道標「←頂上」がありました。よく踏まれた市境尾根を高代寺山に向かいます。

久しぶりの二等三角点の高代寺山(点名七宝山)

高代寺霊園からドコモ高代寺無線中継所まで往復しました。

ここ高代寺霊園から、チェリーゴルフ場への車道を下ります。

ゴルフ場から西の展望が開けていました。

ゴルフ場の石垣に沿った道は緑に埋もれていました。

登り口である四叉路に戻り、尾根づたいの細い道を下って、しらかば公園に降りてきました。

新光風台四BS、山の稜線に見てきたドコモ高代寺無線中継所が見えました。





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吹田を歩く・番外<味舌水路探訪>

2021年06月10日 | 吹田市ぐる~り散歩
吹田市観光ウエブ「ぐる~り散歩」を参考に、安威川沿いを歩きましたが味舌
水路がよく分かりません。
今回改めて、摂津市の山田川流域の味舌地区から吹田市安威川公園まで探訪
してきました。(2021.06.05)




JR岸辺駅北口から出発

昭和池公園

公園の横からJR線の地下通路をくぐります。

出口をふりかえると、単車線路の交互信号がありました。


山田川に沿って阪急京都線をくぐり安威川に向かいます。

川幅は広いが水深の浅い山田川

護岸の両側にある水防壁に、せき止め板用の縦溝があります。
川底はかなり低い位置ですが、昔は川底が高かったのでしょうか?

味舌神社

府道14号近くにある社号標「天満宮」、くり抜き梅鉢紋とかなりの
くずし字がユニークです。

味舌(ました)ポンプ場

対岸から見る味舌ポンプ場排水口

味舌水路(暗渠)、上部遊歩道の始点かと思います。

なぜか暗渠を柵で囲っています。

岸部ポンプ場

対岸から見る岸部ポンプ場排水口

味舌水路上部遊歩道

隆国寺がよく見える淀川堰堤に立ち寄りました。

川園公園近くの味舌水路上部遊歩道
阪急京都線の小さな鉄橋の下にある、悪水(排水)路と水門は
「岸辺を周回」本編をご覧ください。

済生会吹田病院あたりから川園ポンプ場間の緑道水路を、味舌水路上部
遊歩道と言うらしいですが…地下は暗渠になっているそうです。
(ネット記事では、定時になるときれいな水が流れるそうです)

安威川公園(足跡公園)、丸い五つの造形は足の指先を表しています。

安威川公園横にある川園ポンプ場

川園ポンプ場排水口、沢山の排水が放流されていました。



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吹田を歩く・岸辺を周回

2021年06月05日 | 吹田市ぐる~り散歩
吹田市観光ウエブ「ぐる~り散歩」を参考に、岸辺の吉志部神社から味舌
水路を散歩してきました。(2020.09.17)
安威川沿いの阪急京都線と交差する味舌(ました)水路と水門を見ること
ができて良かったです。



JR岸辺駅南口、左は駅北側交通広場に繋がる南北連絡地下道です。

もう少し吹田駅側に歩くと、岸辺駅横断地下道南入口、緑のネットワークルート
の標識も見えます。

ストリートアートの壁画 ジミー大西画伯も参加しているとか

車道を渡り吉志部神社方向に北西に歩いてすぐの願成寺

続いて、寺ヨガ(教室)で有名らしい常光寺

さらに府道14号を超えると、小径の脇に岸部小路道標が


 小路道標の説明板

さらにバス道を渡ると、扁額「太神宮」がある第二鳥居、これより紫金山
公園です。

2011年に再建された新しい吉志部神社の本殿

吉志部瓦窯跡

山田南の交差点手前の細い道を入った所にある史跡七尾瓦窯跡

岸辺駅に戻る途中にある大光寺本堂

少し横道に入ると旧中西家住宅が

岸辺駅北口、2019年7月に北千里から移転開院した国立循環器研究センター


JR岸辺駅の跨線橋、南北自由通路を通って阪急正雀駅へ
阪急正雀駅(写真)の跨線橋を超えて正雀川に向かいます。

コンクリート護岸の正雀川
(鯉が泳いでいるそうですが見つかりませんでした)

安威川突き当りにある南正雀ふれあい公園、隣に岸ポンプ場、安威川
沿いにしばらく歩くと隆国寺です。
川園公園手前から味舌水路遊歩道(暗渠=写真)を進むと阪急京都線の
小さな鉄橋に出合います。

暗渠から突然水路が現れます。新しい感じの水門を大量のきれいな
水が流れていました。(驚き!)

鉄橋下の悪水(=排水)三叉路、左川園公園側、右安威川放水路側、
手前JR京都線側

先の味舌水路から吹東公園、丼池水路沿いに歩くとJR機関区に突き
当たり、水路は消滅します。
写真はJR貨物吹田機関区、ここから線路沿いに岸辺駅に戻ります。


花壇のある通リが続いていました。



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