箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

干支の山・湖南アルプスの鶏冠山に登る

2023年01月31日 | 滋賀県の山
今年の干支は酉ですので、早速滋賀県湖南アルプス(金勝(こんぜ)アルプス
とも)の鶏冠山に登ってきました。(2017.01.29)


JR草津駅で降り、帝産バスで終点の上桐生BSに到着
近くには駐車場、桐生キャンプ場があります。 

落ヶ滝に立寄りました。落差は20mくらいでしょうか。
水量が少なく滝のイメージはありません。 

落ヶ谷の上流部には花崗岩の岩盤の急斜面もありました。 

コブを二つ越えて鶏冠山山頂に、残念ながら展望はありませんでした。 

北峰縦走路より振り返る鶏冠山 


これから向かう天狗岩


左に近江富士といわれる三上山がうっすらと見えています。
あいにくの曇天で琵琶湖が見えません。 

ズリ落ちるようなこんな急斜面もありました。 

天狗岩前の休憩所
今日は子供連れのパーティが多く、ヤッホーの声が飛び交い賑やかでした。

 
振り返って見る天狗岩、一番高い岩には登れません。 

案内板の賑やかな白石峰
夕方は雨の予報なので竜王山のピストンは止めにしました。 

重ね岩
もともと一枚の岩が風化浸食されてこのようになったのだと思いますが、
造形の妙ですね。 

狛坂寺跡にある磨崖仏

新名神高速道路下のトンネルを潜ると逆さ観音がありました。 

デ・レーテ像と奥に見えるオランダ堰堤
日本最古の割石積堰堤。平城京の大寺院建立のためヒノキ林伐採、
ハゲ山化による洪水対策のため明治時代に建設されたとのことです。 




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万博公園の春はまだ浅かった

2023年01月30日 | 万博記念公園の花を見に行く
早春の息吹を求めて万博公園を訪れました。(2017.01.27) 

銀杏の冬芽がついていました。力強い新芽も、もうすぐです。

固い蕾のミツマタ、あと1月もすると薄黄色の花になります。  

トザミズキの新芽も 

ネコヤナギが銀色の羽毛をまとっていました。 

十月桜でしょうか? 寒桜は薄紅色ですか?

 
すっかり葉の落ちたスズカケの並木 

クリスマスローズ(オリエンタリス)
このようにきれいに咲いているのを見るのは初めてです。

早春のさきがけ、マンサクが咲き始めていました。 

レンギョウの葉芽

アジサイの葉芽

ハクモクレンの葉芽(左は花芽?)、秋からずっとこのような姿です。 

イヌマキに赤と濃い青の珍しい瓢箪形の実が、赤い実は美味です。

モチツツジの新芽 


 
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猪名川のヤブ山・今井岳と三蔵山

2023年01月29日 | 北摂の山
なかなか行けなかった猪名川のヤブ山・今井岳と三蔵山に登ってきました。
(2018.01.24)
三蔵山もヤブ山ですが、今井岳は踏み跡もなく展望もない正真正銘の
ヤブ山でした。



清和台北から見る左岩根山と青い屋根のテニスクラブ。
その山あいで物流産業拠点の工事をしていました。
新名神川西ICがすぐ近くに開通しました。 

道の駅いながわを左折して上佐曽利に向います。
R323を六瀬方面に少しだけ入り、右の木津方向に細い車道を入ると
じげ池がありました。
車2台ほど置けるスペースから三蔵山が頭を覗かせていました。 

池の西側から今井岳方向に入ります。
道を探すと谷沿いに踏み跡があったので登ってゆきます。 

程なくして左側の木立の中に小さな池がありました。
どんどん進むと、墓苑の上の尾根に向うように道は左に曲がっています。
ここから真直ぐ谷に入ります。 

谷が急になったところで左の斜面を上がり尾根に乗ります。
ときおり黄色いテープが…踏み跡が全くない急坂を木を掴んで登りました。

山名板も見晴らしもない今井岳、GPSで確認しないと分かりません。 

尾根にはプラ境界杭がありました。
このプラ杭に沿って下りますがこちらも踏み跡がありません。
それぼど急ではないので尾根をそのまま下りました。



元の道に出会い左の稜線に上がると宝塚すみれ墓苑に出ます。
南の山なみを眺めながらの遅い昼食、銀山城山の尖峰が眼をひきます。 

これから向う三蔵山は秀麗ですが、こちらもなかなかのヤブ山で
頂上直下はゴロ岩が城壁のように立ちはだかっていました。
頂上には城跡があり佐保姫の伝承があります。 

ポツポツとあるテープを探して登ります。 

大きなヌタ場があり、獣臭がたちこめていました。
好んで登りたい山ではありません。 

大船山から眺めた今井岳と三蔵山です。
甘くみていたせいか、時間切れになり頂上は踏めませんでした。
今度は南側から登ってみようと思っています。 




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丹波篠山にある干支の山、櫃(羊)ヶ岳

2023年01月28日 | 丹波・丹後の山
今年の干支である「羊・未」の付く山は国内でわずか4座しかありません。
羊蹄山(後方羊蹄山)、尻別岳(前方羊蹄山)、未丈ヶ岳(新潟県)、そして
近所丹波篠山の櫃ヶ嶽(羊ヶ嶽)582mです。
普段は閑散としていますが、今年は全国から登山者があるようです。
ツアーの場合は宮代からピストンのようです。
行くなら早いほうが良いと早速登ってきました。(2015.01.25)



福知山線JR宝塚駅から篠山口駅で下車、タクシーで40分小原自然公園に(9:30)
どこが公園なの?、広い道を進むと鳥居があり右側には一の滝、二の滝が 

急坂を登ると分岐があり、毘沙門洞かと思い少し入ってみたが見当たらない、
先を急ぐので元の道にもどります。
ピークと呼ばれる尾根張り出しに行ってみましたが、綾部街道を挟んで西側
の八ヶ尾山が樹幹越しに見えただけでした。 

鉄塔から毘沙門山周辺は岩稜帯で、3点支持で慎重に進みます。
4月下旬から5月上旬にかけて、ヒカゲツツジが一面に咲き誇るそうです。 

毘沙門山から南面のパノラマ 拡大

怖いけれどもスリルいっぱいの岩道を過ぎると、穏やかな尾根上の雨石山に到着
さすが干支の山、十数人、2グループが昼食中でした。 

P595までなだらかな山稜をルンルン気分で歩きます。
ここから小野峠まで170mの激下りです。
薄い踏み跡とテープがまばらにあるので、注意して歩けば迷わないでしょう。
南に下れば小倉集落です。 

峠から急坂の尾根を忠実に登るとP546 

振り返って見るP595

岩場が少しありました。 

なだらかな植林の道を歩き、高低差は少ないが立ち木をつかむ激登りでやっと
櫃ヶ岳に着きました。
直下の急斜面は踏み跡が薄く、当日は50cm位の落石がありヒヤリとしました。 

十二支会の山名板が新設されていました。 

上: 京都府京丹波町安井南谷(みのたに)兵庫県篠山市宮代(みやしろ)
下: 京都府京丹波町小野(この)兵庫県篠山市小倉(おぐら) 

北側の京丹波町、須知と旧瑞穂町です。直下に見える建物は何でしょうか?
東北東7kmにある美女山にも登ってみたいです。 

京都府京丹波と兵庫県篠山を結ぶ峠、右側の宮代に下ります。 

獣除け柵

宮代から振り返り仰ぐ櫃ヶ岳(宮代橋15:10)
岩場あり、展望あり、急登ありの変化に富んだ楽しい山旅でした。
ヒカゲツツジの頃も良いでしょう。 



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数珠状の実をつけるエンジュ(槐)

2023年01月27日 | 公園寺社の樹木・街路樹
太陽の塔東の中央休憩所の上の広場にエンジュの木があります。 (2013.01.23)

エンジュの説明板、ハリエンジュ(ニセアカシア)に似ていています。

ハリエンジュの葉は先端が丸い

幹の樹皮は濃い灰色で縦に浅く裂けています。  

小さな複葉が密に繁る 

羽状複葉、先端に一枚あとは対の葉が続き、葉の先は尖っています。

豆特有の形をした白い花(2012.08.30) 

数珠状に連なった実

少し黄色がかってきました。(2012.10.26) 

熟した実が残っていました。(2013.01.22) 



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京都北山の愛宕山、表参道を登りツツジ尾根を下る

2023年01月26日 | 京都北山・東山
京都北山、冬の愛宕山に登って来ました。昨年の冬と同じく、表参道を登り
ツツジ尾根を下りました。(2016.01.24)
水尾別れから250m下の分岐を、南に下った荒神峠に至る急坂は、昨年は水を
含んでドロドロで大変でしたが、今年は普通の状態で助かりました。



清滝、登山口の鳥居
阪急嵐山駅から京都バスで清滝BSに、車道を下り清滝川を渡った所が登山口

6合目あたりから雪道になりました。 

 水平道になった切り開きから南の展望、中央の山はポンポン山? 

3、4日前までは暖冬で雪のない愛宕山かと思っていたら、急に寒波と
低気圧が襲来して例年の状態になりました。

愛宕神社の境内に到着、水尾の別れからアイゼンを着けました。  

荒神峠(長坂峠)経由でツツジ尾根を下って保津峡に下山、JR保津峡駅へ
JR嵯峨嵐山からは歩いて20分で阪急嵐山駅です。

 渡月橋から見る愛宕山、頂上のポッチはどこから見ても同定できます。 



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くらわんか舟発祥の地碑から三島江絆のみちを歩く

2023年01月25日 | 淀川と神崎川を歩く
柱本から西面(さいめ)まで、淀川に接した三島江を歩いてきました。(2020.01.20)



柱本BSから淀川に向って少し歩くと興楽寺がありました。 


境内には一対の金剛力士像、仁王門ではよく見かけます。 


本殿です。
淀川の柱本浜から摂津に、人や物資の往来で通過点にあるこのお寺に
お参りしたものと思われます。 


淀川の堤防に上がってみると、「くらわんか舟発祥地の碑」がありました。
対岸の枚方では地の利からこの舟で栄えましたが、発祥は柱本浜のようです。 


堤防を降りて北に三島水路沿いを歩くと、三島江の和歌が連続してありました。 




水路沿いは「絆のみち」がありました。 


絆の道の説明板 


西面方向に向かうと三島鴨神社がありました。
日本の三三島とか鴨(賀茂)族とかよく分りませんが由緒ある神社のようです。 


大鳥居、扁額は三島鴨大明神とあります。


拝殿


由緒書


本殿は奥に隠れていました。 


西面に着くと中橋和みの小径がありました。後日歩きたいと思います。 


三箇牧水路取口(西面南一丁目)と書いてありました。
淀川沿いは低地が多く、水路が縦横に張り巡らされています。
番田井路、鳥飼水路、三箇牧水路、三島江水路が少しづつ分かってきました。



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米買い道からツツジ尾根を下って保津峡駅へ

2023年01月23日 | 京都北山・東山
京都嵐山から清滝に行き、米買い道からツツジ尾根を下って保津峡駅へ。
名前に惹かれた歴史の米買い道と静寂のツツジ尾根でした。(2009.12.06)



嵐山から京都市バスに乗って清滝で下車、清滝の出発点の道標です。 


清滝川落合の米買い道登山口

 下に付いている米買い道の地図

落合にある沈下橋と登山口の道標(右端)


十字路の長坂峠に、右の急登の道を表参道に向かいます。 

表参道に出会い水尾の別れ直前の細い道を下ると、大岩があり再び米買い道
と出会います。 

ツツジ尾根分岐(長坂峠の少し手前) 

ツツジ尾根はアップダウンの少ない、素晴らしい尾根道です。 

最後の急斜面を下ると水尾から続く車道に出ました。
ここから保津峡駅はすぐです。 



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木間生から登る猪名川・清水東の愛宕山

2023年01月22日 | 北摂の山
高岳や大野山など周辺の山から、特徴のある4峰を持った愛宕山は同定
も容易です。
近くの山に登るたびに一度訪ねてみたいと思っていましたが、今日実現
しました。(2015.01.20)

 


能勢電日生中央駅から阪急バスで杉生方面行きに乗り木間生(こもお)
で下車、町道木間生旭ヶ丘線を北上すると堂床山南の丸山が現れます。
(山頂右に反射板) 


しばらく歩くと左側に地図の点線道の入口が…
道標もテープもありませんが入ってゆきます。 


道なりに登ってゆくと小屋が、この先立ち入り禁止の看板がありました。
一旦谷側に降り点線道を探して登りました。
やがて点線道は大きく迂回するので、直登することにしました。
標高350mまで踏み跡、テープはありません。 


標高350mの稜線に乗るとかすかな踏み跡が現れます。
ところどころにシダの群生がありました。 


稜線をさらに北に進むとやっと人工物が現れ一安心 


かなり年季のはいった道標。途中に旭ヶ丘に向かう道がありました。
道標の最高峰とは愛宕山ではなく、めぐみの森の最高峰のことでした。 


鉄塔に到着、ちょうど12時になったので昼食です。 


"最高峰"点名笹尾(4等三角点431.7m)、展望はありません。 


めぐみの森はここが折り返し点、愛宕山へは北側に続く踏み跡を登ります。 


歩き易い稜線を進み前衛峰を超えて一旦下り、岩の点在する急坂を
ひと登りすると愛宕山に到着です。
朽ちかけた社は北側(仁頂寺側)を向いていました。 


山名板、「みちしるべ」はマイナーな山でよく見かけますネ。 


 下山路の北尾根標高350mから、西側が開けた場所がありました。


下山した大島小学校前BSから眺めた愛宕山の"勇姿"です。 



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本堂落成なった大門寺

2023年01月16日 | 運用に入った安威川ダムと再建した大門寺
2018年6月18日の大阪北部地震(震度6弱)で、神峰山大門寺も本堂倒壊など
多くの被害が受けました。
この度4年半の歳月を経て本堂、客殿、庫裡など再建され、昨年末2022年11月
24日落慶法要が営まれました。
安威川ダムとともに新しい名所になり、多くの人に親しまれてゆくと思います。
(2023.01.15)

大門寺入口

山門(振り返って)

新しくなった池と客殿

北側の高台に新築移設された本堂に続く参道、新しくつくられた石階段

本殿と右は庫裡(安威川ダム展望台があった所)

遊歩道は工事中

あまり貯水量が増えませんねえ

ダム下流側は工事用資材が撤去されてスッキリ




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