箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

大阪の渡船(4/4)・落合下渡しから落合上渡し

2024年04月21日 | 南港の市営渡船に乗る
残り二つの渡しとなりました。距離も少なく楽勝かと思ったのですが、
JR大正駅までの歩きが長くこたえました。
(実は、南泉尾BSから各主要駅へのバス便がありました)
JR桜島駅から歩いた距離(渡船含む)は、展望ソフト・カシミール3D
では20kmでした。
全所要時間は6時間10分でした。渡船中は涼しくて最高の気分でしたが、
猛暑の中の街歩きは疲れました。 


大阪製鐵の前を通って落合下渡船場に向います。 


入り口が分かりにくかった…やっと落合下渡船場案内を見つけました。 


落合下渡船場に着きました。 


これから乗船


渡航中


津守側渡船場に到着 


続いて800mほどの短い歩きで落合上渡船場に


渡航中


右岸に背の高い船橋(操船の指揮所)の白い船が停泊していました。
木津川の最奥部になるので、全ての橋の下を通過してきたことになります。 


木津川(アーチ型防潮)水門
台風や地震による津波など大潮の被害を避けるための鋼製水門です。
アーチは動力により、上流側に水平に倒れて河口からの潮流を封鎖します。
近くに同型の安治川水門と尻無川水門があります。 (合わせて三大水門)

これらのアーチ型防潮水門は、ローラーゲート式に作り替えられるそうで
基本設計と基礎工事が始まっているそうです。(2024.04.21記)


最後の千島(昭和山)側渡船場に着きました。
南泉尾BSから大阪駅に帰れたのですが、結局JR大正駅まで歩きました。
レトロを楽しみながらの思い出深い渡船の一日旅でした。 




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大阪の渡船(3/4)・木津川渡しから千本松渡し

2024年04月20日 | 南港の市営渡船に乗る
この二つの渡船航路の上に、地上からの立ち上がり部にループを持つ長大
橋が架かっています。
密集した工業地帯で、橋の建設敷地に制約があったため、とのことです。
この二つの渡しは少し距離があり、加賀屋天満宮で参拝がてら休憩をとり
ながら歩きました。

日立造船前を通り、中山製鋼所とバス停の間を通過してゆきます。 

新木津川大橋の三重ループが見えてきました。
自転車も人もこの橋を通行できるそうです。 

木津川渡船場の案内板

対岸の平林側を眺めます。 

船町側渡船場

出航を待つ渡船

渡航中

 平林側渡船場に到着 

加賀屋天満宮に参拝、次の渡しまで長くて暑かったので休憩とりながら
歩きました。 

千本松大橋の二重ループが見えてきました。 

木津川の風景

千本松渡船場

航行中

どの桟橋も浮き桟橋になっています。
4本の白い支柱で平面的に固定されていて、上下方向は移動自由です。
従って、桟橋と船とは常に同じレベルです。

 南恩加島側渡船場の貼り画 

出航した対岸の渡船場を振り返ったところ
千本松大橋は、両端とも二重ループになっています。


 
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大阪の渡船(2/4)・千歳渡しから船町渡し

2024年04月19日 | 南港の市営渡船に乗る
甚兵衛渡しを南下すると、まもなく千歳渡しです。あまり距離をおかずに、
次の製鋼工場のひしめく中の船町渡しに着きます。
近代の造形美を見せる巨大橋梁と、昔ながらの手漕ぎ船の延長線上にある
今回の渡船とは、真逆の対比を見せています。
渡船を巡る旅は大都会の文明のなか、明治以降の郷愁を感じさせます。 


トラスアーチの千歳橋、大型船が航行するため橋の路面はかなり高いです。


 千歳渡船場に到着 


 渡船場にあった説明書き 


河口のむこうには、大きな橋が二つ
手前上方に見えるのがなみはや大橋、奥の赤いトラス橋が港大橋です。 


航行中の渡船から
上の千歳橋を渡ってもよさそうですが、橋上に行く両岸の斜面が特に自転車
には大変です。住み分けが生きています。 


いろいろ眺めたいので、運河を二つの小さな橋で越えました。
船町渡船場までは短い距離でした 。


対岸には船町側の渡船場と中山製鋼所の煙突が右に見えます。
この渡しが一番短く他はS字カーブで航行しますが、ここのみU字で
航行していました。 


鶴町側から船町側に渡航中…ここでは他の船客はいませんでした。 

以下「大阪市の渡船ポタリングマップ」より

歩行者・自転車・通行(乗船)可能橋梁等(すべて無料)
  安治川 安治川トンネル、安治川大橋、天保山渡船場
  尻無川 岩松橋、岩崎橋、R43尻無橋、甚兵衛渡船場、千歳橋、
      千歳渡船場、なみはや大橋
  木津川 大正橋、大浪橋、R43木津川橋、落合上渡船場、落合下渡船場、
      千本松大橋、千本松渡船場、新木津川大橋、木津川渡船場、
      船町渡船場、大船橋
 
歩行者のみ乗船可能
  安治川 キャプテンライン(大人600円、子供300円)ユニバーサル
  シティーポート⇔海遊館西はとば
 
おすすめコース
  JR桜島駅⇒天保山渡船場⇒なみはや大橋(絶景です!おすすめ)⇒
  IKEA前(絶景です!おすすめ)
  ⇒船町渡船場⇒千本松渡船場または千本松大橋(なかなか絶景です!)
  ⇒落合下または落合上渡
  船場⇒平尾商店街周辺散策⇒大正駅⇒ドーム周辺散策⇒九条商店街散策
  ⇒安治川トンネル⇒JR西九条 (全行程 14.4km 所要時間  ? )
                   



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大阪の渡船(1/4)・天保山渡しから甚兵衛渡し

2024年04月18日 | 南港の市営渡船に乗る
大阪港に流れ込む安治川、尻無川、木津川には八航路の渡船が健在です。
この暑い時期ですが、八渡船に乗るべくJR桜島駅からJR大正駅まで徒歩で
巡ってきました。(2017.08.23)
明治以降40数箇所の渡船があったそうですが、時代の流れとともに減少し、
現役は8渡船になっています。このあたりは有数の工業地帯で大型船が航行
するため低い橋は作れないため、渡船は住民の足として機能しています。
(市運営で全渡船無料です)
記事は4ベージに分け、1ページ2渡船として作成するこにしました。
まずはJR桜島をスタートして、天保山渡しから甚兵衛渡しまで歩きます。


 この地図は他の3ページに共通です。

JR桜島駅からスタート 


 コース中にユニークな案内板が…近くにUSJと海遊館があるから… 


 渡船場に「渡船の概況」がありました。 

桜島側渡船場

出航を待つ

 桜島渡船場から見る築港・天保山の眺め

築港・天保山に上陸 

 海遊館に行く途中にあった壁画

天保山公園を出ると、すぐに大阪水上消防署がありました。
陸と海の二面を守る消防署で、水難救助隊が配置され、2艇の消防艇が
あるそうです。 

天保山大橋

天保山JCT
円形橋脚の左からは、高架橋下の横断歩道橋の入り口がありましたが
今回は歩きませんでした。歩けば造形美を堪能できそうです。

かなり長い距離を歩くと三先天満宮がありました。 

やっと甚兵衛渡しに到着、対岸北恩加島の渡船場が見えます。 

渡船に乗り込んで出航を待ちます。
頻繁に航行しているので、あまり待つことはありませんでした。 



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