箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

大吉山展望台(仏徳山)~東海自然歩道~天ケ瀬ダム

2023年10月31日 | 京都の街周辺を歩く
淀川シリーズ、今までの最上流宇治にある天ケ瀬ダムに行ってきました。
(2020.10.25)
大吉展望台(仏徳山)のあとの、天ケ瀬森林公園の槇尾山展望台は時間
切れで残念でした。


 右側の書き込みは、次回天ケ瀬森林公園に行くときのための覚書です。

京阪宇治駅から出発
この駅はJR奈良線がこの駅舎の裏を通り抜けるという、大変珍しい構造です。

宇治上神社鳥居

世界文化遺産の宇治上神社

整備された遊歩道をジグザグに登ってゆくと、展望の開けた大吉山展望台
の東屋少年の手のひらの餌に興味津々のヤマガラ、とても人懐っこいです。


 生駒山からポンポン山の展望

朝日山にも立ち寄ると、朝日山観世音菩薩が祀られていました。

十年ほど前に通った東海自然歩道、はたしてここだったのか憶えがありません。

志津川に沿って車道を南下すると、林道・仙郷山線起点の標識
ここから車道と分かれて、この林道を天ケ瀬森林公園に向かいます。

途中ヘヤピンカーブを下り天ケ瀬ダムの鳳凰湖展望台に到着
天ケ瀬ダムの絶景が広がります。

少し進むと天ケ瀬森林公園の入り口、この奥右が槇尾山展望台への
ルートのようですが、時間切れで次回持ち越しです。

公園入口前の車道を直進しようとすると、「全面通行止」の看板
右端に「近道」の道標があり、急坂を下ってゆくとダムに着きました。

ダムの上から下流の眺め

車道を下って振り返ると、奥に白虹橋、手前に天ケ瀬吊橋が見えました。

中の島に戻ると、宇治橋の向こうに愛宕山の見える絶景スポットがありました。



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安威バス停から阿武山古墳を最短距離で周回

2023年10月30日 | 高槻茨木の山・京都西山
高槻市大和(だいわ)二丁目から京大地震観測所に至る車道に行けそうなので
どのような所なのか出かけてみました。(20213.10.19)
住宅の横から距離は短いですが、急で細い踏み跡を登り車道に出ました。
地震観測所すぐ下の車道からは住宅が見えましたが「○○禁止」の大きな
看板とトラロープが張ってあり住宅へは通行禁止になっていました。
お住いの方々へ迷惑がかからないようにとの注意のようです。
奈佐原側の大阪医科薬科大学から登るが通常のコースです。
(車道途中から、阿武山登山道・阿武山古墳分岐への短絡道があります)



安威BSから出発、阿武山古墳周回を周回してここに帰着

安威川に架かる旧長ヶ橋、R46茨木亀岡道のダム建設付け替えにより廃橋に

塚原の住宅街を登って細い小川をまたぐところの"さるびあ児童遊園"
塚原にはたくさんの古墳群があります。

階段の中ほどにある大和西公園

大和二丁目奥にある気が付かない入り口

距離は短いが細い急な道から見た生駒山方面

白い建物の横から車道に、飛び降りる無茶はしません。

京大地震観測所前の車道、展望所ですが下の住宅へは通行禁止です。

展望所の案内もあるので、トラロープを跨いで生駒山方面を眺めました。

京大地震観測所入口分岐、左のフェンス沿いの道に

フェンス沿いの広い道

阿武山古墳

大阪医科薬科大学への短絡道分岐、すぐ左は阿武山登山道です。
ここからはいつものルートで安威BSに下りました。




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西宮市北山緑化植物園・秋はやはり菊が多かった

2023年10月29日 | 西宮市北山緑化植物園を訪ねる
午後からゆっくりと、西宮市北山緑化植物園を見てきました。(2021.10.13)

キク科カッコウアザミ属アゲラタム(カッコウアザミ ・霍香薊)

薄いブルーの色と、ふんわりとしたソフトな感じの花です。

バラ科サクラ属ジュウガツザクラ(十月桜)

春と秋から冬にかけて咲く二季咲きが特徴です。見事な花を付けていました。

ネギ科(ネギ科、ヒガンバナ科?)ツルバキア属ツルバキア

キク科エゾギク属アスター

紫色がきれい

キンポウゲ科アネモネ(イチリンソウ)属シュウメイギク(秋明菊)

キク科だとばかり思っていました。

シソ科ハマゴウ属西洋ニンジンボク、花期は7~9月ですが…

同上

キク科マンジュギク(万寿菊・マリーゴールド)

バラ科キンミズヒキ属アグリモニー(セイヨウキンミズヒキ・西洋金水引)

薬草、ハーブ

水連の池のそばにある休憩舎

キク科ヒャクニチソウ属(ジニア属)ジニア(ヒャクニチソウ・百日草)


ヒルガオ科エボルブルス属アメリカンブルー


キク科シオン属カリメリス(ヨメナ・嫁菜) 


イソマツ科ルリマツリモドキ属(ケラトスティグマ属) ルリマツリモドキ

別名ケラトスティグマ

 
シソ科トウバナ属(カラミンサ属) カラミンサ

クマツヅラ科クマツヅラ属ヤナギハナガサ(三尺バーベナ)

花期が長く目立ちます。

タデ科イヌタデ属オオケタデ


タデは一粒々々の花は小さいですが、拡大すればきれいです。
(wikipediaから借用、部分拡大)

シュウメイギク、今度はピンク


公園の中央、バラ園にある噴水

清楚淡いピンクの花えすが、名前分かりません。



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二つの日本一を結んで歩く、能勢「ありなしの道」

2023年10月28日 | 北摂の山
最近、「ありなしの道」という里山コースを耳にしたので、どんなところなのか
訪ねてきました。(2017.10.08)
コース中に点名・出野(366m)という山(あるいは丘)がありますが、全体に
里山歩きでした。
日本一の里山と、"単体木"としては日本一の野間の大けやきを結ぶコースで、
古道の雰囲気がありました。

 能勢電妙見口駅前の豊能町観光案内所で戴いた地図


ときどきお世話になる、能勢電妙見口駅前の「かめたに」さん 


花折街道(川西一の鳥居から能勢妙見山)脇に白龍大神の祠が
稲穂状のお供え花(造花)が鮮やかでした。 


 日本一の里山の説明板


妙見の森ケーブル黒川駅から左の黒川ダリヤ園方向に向います。 


田圃の畦道にたくさんのゲンノショウコの群生が(フウロソウ科、
フウロソウ属)西日本では濃紫紅色が多く鮮やかです。 


車道から離れて里道に、要所には空色の案内板があるので迷うことはありません。 


民家近くのダリヤ
「にほんの里100選」に選ばれた、黒川ダリヤ園はこの近くにあります。 


道なりに歩いてゆくと、小川を渡るあたりに黒川・桜の森が
春に訪れると桜のパッチワークがきれいだそうで、日本一の里山の由縁でしょうか。 


よく整備された道標
三角点は点名出野のことのよう、ここから頂上まで急登が続きます。 


出野366mと書いてある標識
このコース…頂上は全く展望がないのですぐに下りました。 


里が近づいたころ、ソーラーパネルのある切り開きがありました。 


下山したところが野間の大けやき
大阪府で一番、全国で3番(4番?)、単体木では一番とか。 
樹高 27.37m、幹周り: 13.01m、最大枝張り: 幅39.3m、高さ36.2m
(能勢町HP) 、のせでんHPでは推定樹齢 1000年以上、国の天然記念物


けやき資料館


館内にあった剥製のアオバズクのパネル、耳(羽角)はありません。 


土日だけ店を出している「ありなし珈琲」
昔、ここには蟻無社があったそうで、社庭の砂を持ち帰って畑に撒くと
蟻が無くなったとか。 



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一級河川・箕面鍋田川の秋の花

2023年10月27日 | 近所歩きの草花たち
一級河川千里川には才ヶ原川、一級河川箕面鍋田川、唐子川(谷山谷)、
一級河川芋川の支流があります。
箕面鍋田川、芋川の小さな川がなぜ一級河川なのか、以前から不思議に
思っていました。
国土交通省から大阪府に移管された鍋田川の行政区間は、千里川合流点
から鍋田川支流Ⅰ出合付近迄の1589m(大阪府河川調書による)です。
今日はその土手に咲く秋の花々を鑑賞してきました。(2019.10.06)


曲り池の横を流れる鍋田川です。竹下橋上流では春から夏にかけてハヤ
(オイカワ)を見かけます。  ハヤの写真は こちら

「ホタルとぶ 箕面鍋田川いつまでも!!」 
(箕面鍋田川にホタルを呼びもどそう会)

ホタルの餌となるカワニナと、這った痕跡。(2019.12.15) 

拡大写真。 坊島上部麻田橋、竹下橋周辺で観察できました。
曲り池北では、鍋田川のカルバート工事の最中、自然の川が消滅
しないよう…… 
 
シオン (紫苑、アスター)

拡大 

コバノランタナ(白) 

拡大 

サクラタデ (桜蓼、これはシロバナサクラタデ?)、薄いピンクも多い

拡大 

ハゼラン(爆蘭) 滑り莧(すべりひゆ)科、ハゼラン科が正?
ハゼラン属花火草、その他の名前があります。 

5mmほどの小さな花ですが、よく見ると鮮やかできれいです。 



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京都府立植物園の秋の花

2023年10月26日 | 京都府立植物園を訪ねる
京都府立植物園の、主に植物生態園で秋の花を楽しんできました。(2020.10.11)

植物園の癒しの風景です。

ショウキズイセン(鍾馗水仙 ) ヒガンバナ科ヒガンバナ属

ホトトギス(杜鵑) ユリ科ホトトギス属

ツリフネソウ(釣舟草) ツリフネソウ科ツリフネソウ属

シロツリフネも咲いていました、キツリフネはよく見ます。

サクラタデ(桜蓼) タデ科イヌタデ属  清楚できれいな花

ハマゴウ(浜栲) シソ科ハマゴウ属  シソ科??

ミツバハマゴウ  葉が3出複葉 

タヌキマメ(狸豆) マメ科タヌキマメ属  特徴:毛深い萼片

ユキミバナ(雪見花) キツネノマゴ科イセハナビ属  近縁:スズムシバナ
名前の由来:新雪の頃まで咲く

ヒキオコシ(引起) シソ科ヒキオコシ属  特徴:生薬、延命草とも

イヌショウマ(犬升麻 ) キンポウゲ科サラシナショウマ属
サラシナショウマのように薬用にならないので犬がつく

ベニバナトキワマンサク(紅花常盤満作(万作)) マンサク科トキワマンサク属

シロバナトキワマンサク  葉が常緑なので常磐だとか、白花は少ない

タイリンウツボグサ(大輪靫草) シソ科ウツボグサ属

アキザキスノーフレーク(秋咲きスノーフレーク) ヒガンバナ科  アキス属 
秋咲きのスノーフレーク=アキス・オータムナリスとも



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翼(よく)をつけて風散布するアオギリの種子

2023年10月25日 | 公園寺社の樹木・街路樹
植物の種子散布の方法には、動物散布、風散布、水流散布、その他があります
が、風散布もいろいろです。以下、植物図鑑、Webで調べてみました。
アオギリの果実は袋果で成熟すると5裂し、裂片には笹舟の形で内縁に数個の
種子が付きます。裂片は果皮(心皮)が変形して笹舟の形をしおり、種子と共
に風に乗って運ばれます。

アオギリ(青桐)、桐という字が付きますが、説明板にもあるように
大きな葉が桐に似ていることによります。  


幹(樹皮)は薄緑色で滑らかです。 

先端に冬芽が…(2013.01.29)中ほどには数個の葉痕があります。

3裂した大きな葉(2012.11.01) 

万博公園の自然観察学習館にあった標本(2013.08.19)
エンドウ豆のような種子は直径1cm弱です。  

同上拡大、このような種子は初めて見ました。

 長居公園の植物園での観察、種子は干しブドウのよう(2013.09.20)
大きな翼(よく)により、風に乗って遠くまで飛んでゆきます。 

種子は固まってつき鈴なりでした。 



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宇治川を跨ぐ無橋脚の巨大トラス橋・殿川橋梁

2023年10月24日 | 木津川周辺を歩く
宇治川に観月橋と並行して殿川(よどがわ)橋梁が架かっています。
1928年(昭和3年)10月に完成、近鉄京都線として今日まで営業しています。
文化遺産オンライン「近鉄殿川橋梁」によれば
"旧奈良電鉄によって宇治川に架けられた下路式曲弦プラット分格トラス橋。
陸軍演習に支障がないよう無橋脚橋梁として建設され,我が国の単純トラス橋
で最大の径間長165mを誇る。関場茂樹の設計で,神戸川崎造船所製作。
宇治川の鉄道景観を代表する建造物"



京阪観月橋駅

左上(上流側)京滋バイパスと観月橋、歩道と自転車道もあります。

親柱の名板"観月橋"、豊臣秀吉が催した月見の宴が"観月"の由来とか。

豊後橋址の説明板、巨椋池のことなど

手前は宇治川水管橋、陰に隠れた観月橋、そして高架の京滋バイパス

下流左岸より、無橋脚の巨大トラス橋は圧巻です。
径間=165m(164.5m) トラス中央部高さ=24.4m 幅員=11m
各重量: 橋桁 1810t+軌条枕木 190t=2000t 車輌6両2列車同時=720t
(車輛重量は建設当時、現在は2割増加とか、( )内は斜上弦材に記載)

車道を離れ土手を進んで…

電車が通過

ピン・ローラー支承、ピン径想像すると100mmくらい?…小さく見えます。
南側(左岸)はピン・ローラー支承、北側(右岸)はピン支承(水平固定)
1983年(昭和58年)ローラー支承部の改良がおこなわれています。
詳細は土木学会の論文Web検索「殿川橋梁の設計について」を参照ください。

頻繁に電車が通過

白い鉄骨が軌道面? 橋梁の断面が分からないので…

上弦材

下流左岸より

かすむ殿川橋梁と桃山城

対岸の三栖閘門

巨椋池干拓地の広々とした農地

宇治川大橋

京阪国道

ずっと見えていた伏見水環境保全センター、2本の煙突と西山の稜線
以前に行った三栖閘門を見たくてここまで来ましたが、引き返せなく
なって京都競馬場のある淀駅まで歩いてしまいました。😩 



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久しぶりのテント山行で湖北の近江坂に行く

2023年10月23日 | 敦賀・福井の山
久しぶりのテント山行で、湖北の近江坂に行ってきました。(2012.10.21~22)
この山域の最深部三重(さんじょう)岳から能登野超えを歩き、ブナ林を満喫しました。
写真追加、登山ルート図差替え、展望拡大写真を追加しました。(2022.11.13)

21日  落合登山口から三重岳


 22日  三重岳からJR十村駅

JR近江今津からタクシーで落合登山口に
石田川ダム経由よりビラデスト今津経由の方が少し距離が短いように思います。 

トリカブト

途中稜線より望む嶺南の盟主・大御影山 

年季の入った道標

三重岳山頂、期待した展望櫓は壊れてありませんでした。 

広い平坦地

頂上の西側は草原状で絶好のテン場 


 翌22日  三重岳北の丘より北方の展望

大日岳に続く稜線のブナ林は、滋賀県随一というだけあって心行くまで鑑賞しました。 

もうすぐ能登野超えへの分岐
ブナ林の素晴らしさに、ここに別荘でも構えようか!という話もありました。 

月夜茸(有毒です!)、今年はカラカラに乾燥して茸はありませんでした。

曲がりくねったブナの幹

能登越への分岐

鉄塔の下を通リ天増川林道に降ります。

天増川

天増川林道


 能登越から見た小浜舞鶴方面の景観

"近江坂古道"の道標

十村の林道終点に下山、新しいダムの建設中でした。 
山の中ではJR十村の電車に間に合わないと半分あきらめていましたが、
十村の里に下山すると間に合いそうなので思いきり飛ばしてなんとか😂 



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おおさか環状自然歩道の妙見山と歌垣山を歩く

2023年10月22日 | 北摂の山
秋晴れに誘われて、妙見山から歌垣山を歩いてきました。(2012.10.13)


野間口の集落、妙見口BSでバスを降りて車道を西へ 

野間峠の手前を左折、鳥居を南に進みます。 

妙見山の四等三角点、ご丁寧に「三角点→」の案内札がありました。 

星嶺(礼拝堂)から見た六甲山
妙見山に星の字がつくのは、北斗信仰と関係があるようです。 

日蓮宗霊場能勢妙見山というお寺です。 

北に向かって下ってゆき、車道を走る車の音が聞こえるようになると本滝寺
途中に急な130段の階段がありました。 


今谷池で小休止
フナ釣り?今日の太公望は5人ほど、まだ釣果はないようです。 

坂道を登りきったところをの分岐を左に行くとすぐに妙見奥ノ院
土日は参詣者もいるのでしょう、社務所にはお坊さんがおられました。 

歌垣山頂(女山)から見る、左光明山・天台山、右妙見山
展望台がありますが、樹木が茂って展望はよくないです。 

豪華な二等三角点(女山: 外周の方位盤は御影石だそうです) 

すぐ北側の頂(男山)にある歌詠碑 

歌垣山登山口BSの近くの倉垣天満宮にある大イチョウ
樹齢400年、高さ22m、幹回りが9mとのことです。


 
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