箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

山下古道・妙見口から新光風台

2023年12月11日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
新光風台で分断された、山下古道の北側の始点から歩いてきました。
 (2012.11.27)



妙見口駅、右はおなじみの「かめたに」さん

高代寺山への分岐

住宅を過ぎて宗教施設の付近で、左に入る道が山下古道です。 


 分岐にあった説明板

説明板にある標石です。
うっすらと残る文字を黒文字でなぞってみました。

ゆったりとした山道でしたが、展望は全くありませんでした。 

光風台・ふれあいの森の風景です。 


 
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山下古道・平野神社から城山を周回

2023年07月01日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
今回は、山登りと史跡・寺社巡りが半々でした。
展望もところどころに見られ、特に城山下方の愛宕神社は南西方向が一望
できました。(2012.06.30) 数ヶ所の誤記を修正(2022.07.09)
細かい道はたくさんあるようですが、メインの道は一応辿れたと思います。



能勢電鉄山下駅から平野神社に向かう途中、川西市郷土館に立ち寄りました。
写真は、旧平安(ひらやす)邸の中庭です。
平安家の多田銀銅山の製錬(鉄鉱石から銑鉄を取り出す=現在の高炉)所跡
でもあり、昭和初期まで稼動していました。
似た字の精錬は、銑鉄の不純物を除去し純度を高めるもの(現在の転炉)。 

旧平賀(ひらが)邸、大正七年の建築でイギリスの田園住宅の作りに……
青木・平通両画伯の記念館もあります。 

登山口は平野神社境内東側にある赤い鳥居を通ります。
二十余基の石仏(西国三十三所)が善源寺道分岐のあたりまで続いています。 

三社宮
つづら折りの急坂が終わり、これからは緩やかな尾根歩きで展望も少し開けます。 

稜線の分岐、左の城山に向かいます。 

点名大昌寺の脇を通って城山に、尾根の水平道を西に進むと城山です。
二重堀切、土橋などの遺構があります。 

山下城(龍尾城)本城跡、西の向山は出城になっており、二山一城の構えに
なっています。小学生が植えた桜の苗木に名札がついていました。 


 愛宕神社から見る五月山から鳥脇山の展望(2018.04.05データ)

正一位吉秀大神

光福寺の王子蓮(おうじはす、淡黄色)、この蕾は7月上旬には開花の予定です。
光福寺は能勢電鉄日生線沿いにあり、山下駅より北250mです。
王子蓮の名は、「平成天皇が皇太子殿下(即ち王子)の時、アメリカを訪問された
際に親善のために贈られた蓮」にちなむそうです。(光福寺住職のお話による) 



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雨森山から知明湖畔の龍化墜道へ

2023年06月17日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
三度目の雨森山ですが、今回は知明湖畔の龍化墜道から民田を廻ってきました。
(2012.06.10)



能勢電鉄日生中央駅から民田に向かって、内馬場を北上すると大部峠へ
行く分岐に、林道を右折します。 

荒れた林道を上り詰めた三叉路右に黄色い写真の案内板が
ここからが山道らしくなります。 

頂上直下に展望台があります。
伏見台北端から北に続く林道が拡幅されて(工事中?)、ここまで上がって
きているようです(未確認)。中山最高峰からもはっきり確認できます。 

雨森山山頂、展望もなくマイナーな山なのでほとんど人に会いません。

稜線を行き左の階段道を下ると、写真の知明湖畔道路脇の登山口に出ます。
真直ぐ南に進めば丸山台三丁目に行けるよう(フェンスで通行止)です。 

一庫大路次川の龍化渓谷にある手掘りの龍化墜道
一庫ダムの湛水区域なので、3月15日から一ヶ月はトンネル上部まで水没。
WEB「ものしりメモ(第6話)」参照。増水して水没するので通行禁止です。 

旧墜道の上にある新龍化墜道 

龍化吊橋(橋長54.7m)を渡ります。(1998年完成、2020年頃通行止め)

龍化渓流の説明板、上流には千軒キャンプ場があります。 

民田の集落を通り大部峠を南下して、朝通った三叉路に戻ってきました。
そのすぐ北にある池近くの炭焼き小屋は、地元有志の方が運営しているそう。 



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山下古道・新光風台から山下城跡を周回する

2023年04月10日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
一庫ダムを歩いたとき見た南方の山下古道を思い出し、久し振りに歩いて
きました。(2018.04.05)
今回は新光風台から山下城跡を周回しました。
印象的だったのは尾根道のミツバツツジと、至る所にあった杖の束です。
それと、道は少し広くなりよく整備されていた感じでしたが、山下城址に
向かう道の道標はほとんど見当たりませんでした。



千里中央からトンネル(箕面グリーンロード)を通って箕面森町、そこから
新光風台循環バスに乗り継ぎここ新光風台二丁目BSで下車 

新光風台二丁目とシートスの中間あたりから入ります。
登山口には、太陽光パネル設置反対のアピール文が並んでいました。 


 舎羅林山のブログでも見かけた、ルートを網羅して詳細データを
記入した大変詳細な地図がありました。
右上の墨塗りした部分に、太陽光パネル設置の計画があるようです。 

登山道に入るといきなり大量の杖が…稜線には6~8箇所もありました。 

いい雰囲気の自然林の稜線を歩きます。 

笹部への尾根道をどんどん下ってジグザグ道に入るところに愛宕社が 

舗装道になると薬師堂が、お堂の中の右側に庚申塔があります。 

山裾を西に歩むと大昌寺が

西隣りには平野神社がありました。
本殿の左に北野天満宮が、右に玉福稲荷大明神が祀られています。
右奥からも登山道が通じています。 

川西市郷土資料館に立寄りました。(大人300円、シニア150円)
資料館は旧平安家住宅で、 大きな雛壇が飾られていました。
多田銀銅山で採掘された鉱石は、ここ平安(ひらやす)精錬所で精錬
されました。 

少し西に歩いたところにある登城道を登って行くと吉秀大神が… 

その少し上の愛宕社、その前は広場になっており絶景の展望台


 南東から南西に向けて展望

山下城跡の広場、以前この下でワラビを採りましたが今回は無かったです。 

尾根道は見事なミツバツツジの回廊

上池を通って新光風台に戻りました。
自然林の尾根にミツバツツジが乱舞、素晴しいハイキングコースでした。


 
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新光風台から一庫ダムを経て日生中央まで歩く

2023年04月03日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
今日は、新光風台から一庫ダムを経て日生中央まで歩いてきました。
(2018.04.01)


新光風台自治会前BSで下車すると、すばらしい桜並木が続き眼下には
知名湖が広がっています。 


桜並木を見ながら山側に歩くと高代寺と一庫ダム分岐が…
左に車道を下ってゆきます。 


ダム湖に降りました。 


東屋の展望台に上がってみます。 


展望図がありました。


左端から雨森山、中央が知名山、右に図枠を外れて高代寺山


一庫ダムからのを眺め、山は左古宝山、右銀山城山です。 


日生中央に向います。街角では道標が案内してくれました。 


日生中央に到着、1時間40分の歩きでした。 



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清和源氏ゆかりの高代寺(山)を訪ねる

2023年02月25日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
今回はいつもと違うルートで高代寺(山)を訪ねました。(2012.02.22)


能勢電鉄光風台駅からバスに乗り、新光風台自治会館前で下車
左に一庫ダムを見下ろして、車道を山手に進むと登山口です。 

お寺と頂上に向かう三叉路にある巨木の彼岸桜(ヒガンザクラ)
樹齢推定400年とのことです。 

霊泉と言われる、閼伽井御神泉(あかいのごしんせん)

三叉路を少し直進して、緩やかに登ったところにある高代寺、
高野山(和歌山)に代わる寺として昔は栄えたらしいです。
源満仲(多田満仲)ゆかりの寺、JR川西池田に銅像があります。
今NHKで放映している平清盛によって、1200石の寺領を没収された、
と説明板にありました。 

三叉路に戻り左に上ってゆくと高代寺霊園があります。
少し進んで右折、山道を進むとアンテナが現れました。 

手前右が二等三角点・七宝山

新光風台近くの三叉路から南に続く、細い踏み跡を下ると新光風台の広い
「しらかば公園」に着きました。 



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すっかり公園化した猪名川町の雨森山

2023年02月23日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
5年ぶりに雨森山に登りました。(2017.02.19)
猪名川町のマスコットキャラクター「いなぼう」によるルート案内、
第一広場(トイレあり)・第二広場の整備、樹木の説明板設置、
登山道の拡幅の整備など々、一般のハイカー、小学生も安全に登山
して自然を学習できるようになっていました。



能勢電日生中央駅から彫刻の道、内馬場を通る近畿自然歩道を
北上します。大部峠を分ける分岐に雨森山への道標が、猪名川町
のマスコットキャラクター「いなぼう」の登場です。 

長~い林道は植栽の工事のため、重機が入りぬかるんでいました。
林道から右の山道に入りほっとすると、しばらくして頂上です。
大きな広場でまずまずの展望です。 


 南側の展望、立木を除けて写真を合成しました。


 東側の展望、同上合成写真。


 第二広場から六甲山方面の展望 

下山道中間に第一広場がありトイレも設置されていました。 

知明湖(ちみょうこ)に面した車道に下山、ここから日生中央まで
長い車道歩きです。 

 龍化吊橋を渡ります。 

 龍化(りゅうが)渓流の案内板
旧龍化隧道は水没(6月〜9月の4カ月間以外)して見れません。 

一庫トンネルを通るのはいやだったので、ダムに沿って下りました。
下は一庫唐松公園になっています。 


日生中央駅に向かう途中、民家の庭先の福寿草が見送ってくれました。


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山下古道・新光風台から笹部を周回

2022年06月28日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
スタートは新光風台の調整池ですが、今回は笹部に下り観音堂から折り
返えす周回コースです。(2012.06.27)


前回同様新光風台2丁目の調整池から出発
今回は池の脇道を行かず矢印の向きに登って行きました。 

このように山下へ向かう標識が要所にあります。 

途中下側の溜池に立ち寄りました。 

このような快適な道が続きます。
P235の100m程手前ですが、矢印の右に行くと尾根添いに山下に下ります。
案内板はないので尾根沿いに行く場合、見過ごしてしまいそうです。
広い左側の道を下りてゆくと笹部の薬師堂に着きました。 

”薬師堂 古クカラ此ノ地ニアッテ薬師如来並ニ八人ノ菩薩ガ御祀リシテ
有リマス、前方ノ大キナ樅(モミ)ノ木ハ御神木デ樹齢百二十余年、其ノ
以前ノ太い御神木亀甲松ガ枯レタノデ植エタノデス 平成十二年記”
(お堂の中の説明板より)

山下・下財町から大昌寺と山麓を伝いこのお堂からが山下古道になります。 

薬師堂から新光風台に戻るので水路に沿って西に登って行きます。
間もなく広い林道の三叉路に着くので左(新光風台)に行きます。
途中で林道は終わり写真のような掘割りの道を進みます。 

前回昼食にした上側の溜池、このようにしっかりした堰堤です。 

戻って新光風台に向かう道を行きますが、先は住宅地に遮られているようです。
左に踏み跡を登って行くと荒れた道になりました。 

荒れた尾根を行くといきなり電波塔らしき設備に行き当たりました。
点名保ノ谷、四等三角点は数メートル下った所にあるようです。(未確認)
前回調整池の登山口で配線工事をしていたのはこの設備のようです。 



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山下古道・新光風台から山下城・向山出城跡

2022年06月18日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
山下古道は山下の下財から、現在は新光風台を結ぶ旧妙見参詣道です。
今回は新光風台の光風台小学校西の調整池からスタートしました。(2012.06.12)


信号向かいに光風台小学校に上がる階段、調整池へはこの写真の右側に 

フェンスに囲まれた調整池を廻りこみます。
右側に行けば正規の道のようですが、なんとなく直進しました。 

湖畔沿いに踏み跡が…踏み外すと池に落ちるので用心して歩きました。
写真は堰堤から東側(上流)の眺め、新光風台のオアシスで休憩・昼食スポット
このようにしっかりした堰堤があるということは、笹部の田畑に安定して農業用水を
供給しているものと思われます。 

本道に戻って西に進み、P235迂回路の分岐で右に進みます。
歩きやすい水平道を進むと、下降路に向かう直前に四等三角点大昌寺が
直進して向山に向かいましたが、道はあるものの歩いた形跡はありませんでした。 

向山までは、ずっとこのような"昔の道"でそのうち廃道になるのでは!?   。 

どんどん西に進み、能勢街道のトンネルの上を通ったところに、北ノ竪堀の
案内板が山下城跡は二箇所あり、ここは西側の向山出城になります。
(ここまではほとんど歩かれていないようです) 

どんどん西にザレた斜面を下るとコンクリートのよう壁に突き当ったので、引き返し
左(南側)の踏み跡らしきところをジグザグに下ると前川橋の信号に出ました。

能勢街道の高架をくぐって、山麓の道を進むと「カラオケ喫茶キロロ」が
その左(登城口)を登ると古城山に行けるようです。 

川西市郷土資料館、あいにく今日(月曜日)は休館日でした。
多田銀銅山の最後(池田直近)の製錬所がここにあったそうです。
付近の石垣に鉱さいのかけらが多く使用されていたのが印象的でした。
三角点大昌寺から向山へは行かず、ここで引き返すのが順当です。

さらに笹部駅に向かって進むと平野神社が、その隣には大昌寺があります。
平野神社の右は山下古道の始点で、次の機会に歩きたいと思います。 




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豊能町高代寺で熊「とよ君」に出会いました

2022年05月28日 | 高代寺山・山下古道・雨森山など
時間ができたので、ぶらりと高代寺に出かけました。(2017.05.26)
新光風台から登りましたが、ソーラーパネル群設置、「閼伽井神泉
(あかいしんせん)」手前の崖崩れの復旧、などが眼をひきましたが、
高代寺でのツキノワグマ「とよ君」との出会いにはびっくりしました。


能勢電光風台駅から阪急バスに乗り、新光風台自治会館前BSで下車
西側を見下ろせば一庫ダム湖が一望です。 

一庫ダムへ行く車道分岐にある高代寺への道標

ムラサキカタバミ
菜園などではどんどんはびこり嫌われ者ですが、よく見るとかわいい花 

前回通ったときには、休耕地が切れ切れにありましたが、ソーラーパネル
群に変わっていました。東六甲が見渡せます。 

マンネングサの一種のようですが……  葉はマツバボタンに似ています。 

「閼伽井神泉(あかいしんせん)」
すぐ下の従来の登山道は崩れて(2013年台風26号)通行止めです。
妙見口に下る登山道は、少し車道を下ったところに変わっていました。 

ほんの少しで高代寺、古木がたくさんあります。

高野槙(こうやまき)推定樹齢1050年
彼岸桜(ひがんざくら)推定樹齢400年
沙羅双樹(さらそうじゅ)
無務子(むくろじ)
多羅葉(たらよう) 

くま舎、突然のことで「とよ君」はうまく撮影できませんでした。
2014年6月19日大阪府豊能郡豊能町で推定4歳(当時)のオスのツキノ
ワグマを捕獲、殺処分をまぬがれここで保護飼育されることに…。
高代寺土地提供、熊森協会が飼育とのことです。 

吉川城址に向かう、左のわき道にあった五輪の塔

 石塔が点在している分岐、真直ぐ行くとゴルフ場ですが右折 

よく踏まれた尾根道を下ると塩川氏の吉川城址
横堀、帯曲輪もはっきり残っていました。 

八幡神社の上あたりから見る妙見山の展望、ケーブルカーのすれ違い風景
同じレールを2両が使用するため、外側車輪は両ツバ、内側車輪はツバなし
平車輪になっているんですよ。 

神社の手前の牛堂 

吉川八幡神社に下山

花折街道(妙見道)との分岐、右側にはキャラクターの”ペアーの道祖神”が
熊の「とよ君」は一命は拾ったが一生くま舎の中…ちょっと複雑な気持ち。



 
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