箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

やっと行けた歌枕とワニの待兼山

2023年06月30日 | 史跡・神社仏閣巡り
その気になったらいつでも行けた待兼山、瀬川の弁慶の鏡水を見た後、
やっと行くことができました。(2020.06.26)
大阪大学総合学術博物館に展示されていた、マチカネワニの化石は圧巻
でした。


 


阪大坂入口にあった地図、中山池を目指します。


中山池、突き当りは石橋門


阪大坂・石橋門手前左側にハイキング道入り口の階段が…


整備された道を行き、途中の分岐を左に行くとすぐに待兼山山頂でした。
 歌枕は、和歌に多く詠み込まれる名所・旧跡のこと、「恋人を待ち兼ね」
と掛けます。
「津の国の 待兼山の 呼子鳥 鳴けど今来(いまく)と いふ人もなし」
古今和歌六帖


三等三角点77m
山名板には、「大阪大学会館旧イ号館 ←→ 大正天皇行幸碑経て大阪大学
総合学術博物館」と書いてありましたが、かなり損傷していました。


帰りは途中の分岐を下り、総合学術博物館に下りてきました。


 三階に展示のマチカネワニの化石、日本で発見されたワニ類の化石の
第一号となり、頭骨の長さが 1メートルを優に越え、ワニ類の中でも大型
(体長6.9 ~ 7.7 m、体重1.3 t)に属します。(大阪大学総合学術博物館)




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能勢妙見山から箕面青貝山を歩く

2023年06月29日 | 北摂の山
能勢妙見山から光明山、天台山を経て箕面北限の青貝山まで歩いてきました。
(2016.06.27)


千里中央から箕面森町行きのバスに乗り、箕面森町BSへ
光風台行きのバスに乗り継ぎ、東ときわ台二丁目BSで下車しました。 

能勢電妙見口に下る車道脇に踏切標識が!、よく見ると桜谷軽便鉄道……
HPで調べてみると、個人の鉄道趣味の方が自宅庭に鉄道を敷いているとか。
毎月第一日曜日に「運転会」と称して開放されているそうです。 

能勢電妙見口駅を過ぎると、吉川公民館の前に花折街道のモニュメントが 

R477を横切ってそのまま進むと、大杉尾根の登山口です。
最初は急登ですが、中腹からは水平道になり所々展望が開けます。

 
妙見山の駐車場に到着、登ってきた階段を振り返ったところです。 

大鳥居を通って下山

車道を左右に縫ってゆくと、やがて光明山です。
途中の分岐を車道沿いに進んだほうが分かりやすいです。
左の道を行ったので曲がりくねった感じでした。 

余野側へ下る車道を横切り、右の斜面を登ると新しい林道があるので横断
すぐに観測所?があり三角点はその奥にありました。 

ときわ台に向かう道を左にとり、鉄塔を通過すると青貝山です。
右からは東ときわ台小学校の子供の歓声、左からは箕面森町の造成の
建機の音が聞こえてきます。 

箕面森町の里山ハイキングコース、ここはP366で防火用水のドラム缶
No.2が目印。左の「展望の道」を通って箕面森町に下山、右に行けば
止々呂美東西線の車道です。 

しばらく住宅と山際の道を歩き、箕面森町地区センターBSに向かいます。
途中、親子の鹿がじっとこちらを眺めていました。
そうとう人に馴れているようでした。 



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京都府南部井手町の万灯呂山展望台に登る

2023年06月28日 | 木津川周辺を歩く
先日登った甘南備山から万灯呂山を探しても鷲峰山の一部となり同定できません。
山の名前からして展望が良さそうなので登ってきました。(2023.06.19)


JR山城多賀駅東口

駅出てすぐの道標、「万灯呂山展望台→4.7km」

道標の横に竜王滝道の石標

高神社参道の狛犬と鳥居

高神社拝殿

要所にある道標、山頂まで安心して歩けます。

宇治茶として名高い茶園
かつての東海自然歩道で宇治田原から鷲峰山、そして和束の茶園を歩いた
ことを思い出しました。

龍王の滝分岐、左の滝道に入ります。

ミラーの下に滝降り口の案内板が…ちょっと険しそうなのでスルー

山道があるかもしれないと少し進むと登山口の道標が…

竹藪のトンネル……よく手入れされています。

鉄パイプのガードに沿って登ってゆくと北峰と大峰の鞍部にに…
直進して下ると林道、左に登り頂上まで500mであと一息です。

展望台の東屋

石の方位盤、左端精華町生駒山、右端京都タワー(伏見桃山城、桟敷ヶ岳)

甘南備山を中心とした山脈、六甲山は確認できませんでした。 拡大

大峯大日大聖不動明王

林道を降ります。

近道の遊歩道の道標
その後元の道を下り山城多賀駅から帰りました。



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箕面の山一周トレッキング

2023年06月27日 | 箕面の山
箕面川北東側の勝尾寺、北摂霊園周辺の山と、箕面川西側の箕面5山
(下記①~⑤)といわれる山をトレッキングしてきました。(2016.06.22)
ちょっと離れている六個山(箕面5山に含まれていませんが)も登るべく
向かったのですが、突然の雨で六個山登山口のわくわく展望台を通過した
のみで下山しました。
今回のコースタイム、歩行距離22km、歩行時間9時間19分、登降差+1392m、
ー1420m。白島北BS8:50→勝尾寺南山9:05→研究路4号線始点9:30→最勝ヶ峰
10:12→証如峰10:40→高山BS11:37→①明ヶ田尾山12:24→②鉢伏山13:11→
③長谷山13:37→④堂屋敷山14:26→⑤天上ヶ岳14:46→五月山DW分岐15:33
→わくわく展望台16:26→平和台登山口16:50→阪急箕面駅17:09



千里中央発の粟生間谷行きに乗り白島北BSで下車、白島東交差点を北上
(バスは箕面駅からも出ています) 

白姫神社から谷山尾根に取り付き、そのまま尾根を辿ると七丁石に
ここから細い尾根道を登ると勝尾寺南山です。 

勝尾寺南山に着きました。茶長阪(読み:ちゃえんさか、ちゃながさか?)
橋に向かいますが、最後は急降下です。 

橋を渡って車道を少し北に歩くと研究路4号線始点
4号線から東海自然歩道に続く道はアップダウンも少なく歩き易い道です。 

東海自然歩道上にある最勝ヶ峰、近くには円形方位盤、開成皇子の墓があります。 

北摂霊園に着きました。
この樹林の中に証如峰があるのですが、ノッペリしてどこか特定できません。
今まで何枚かの山名板を見かけましたが外されています。
市境の明ヶ田尾山を除けば鉢伏山より20cm高い604.2m(箕面市の広報誌・
箕面もみじだより)箕面市内の最高地点ですか?。
 
箕面の市花ササユリが2箇所に、箕面で見かけるのは十数年ぶりです。 

北摂霊園を通って高山集落に舗装道路を下って行きます。 

高山BS近くにある道標、バスの本数は土日は2本しかなく不便です。 

明ヶ田尾山へは、一般路の北のコースを取りましたが、谷から尾根に登る道は
荒れていて踏み跡もないくらいでした。(以前は細い踏み跡がありました) 

水平の稜線を過ぎて梅ヶ谷手前の平地は桃源郷の様相で、一度テントを張って
みたくなります。梅ヶ谷からひと登りすると鉢伏山です。
送電鉄塔が2基あるので、遠くからも同定できます。 

明治の森の北側稜線の水平道を往復します。
こもれび展望所からは、箕面川ダムの上にはっきりと望めます。 

車道から鉄塔巡視路の急坂を登って、堂屋敷山に到着しました。
(このコースはほとんど使われていません)
山上ヶ岳に向かう道との分岐の広場に、堂屋敷(浄土寺)があったそうです。 

行者道を政の茶屋園地の方向に階段をアップダウン、右手に下る道に入ります。
山頂(勝手に思う)に行くのに下りとは!戻りは登りになります。
左の役の行者は、たぶん龍安寺を見守っているのだと思います。 

わくわく展望台は、ハート広場に向かう林道との交差部にあります。
ここからは、生駒山の展望もあります。
六個山まで往復1km 30分の行程ですが、雨が強くなってきたのでパス
箕面の主要な山をほぼ網羅したので満足しています。 

箕面駅近くの民家の庭で見かけたトケイソウ、実はパッションフルーツといい
食べられるようです。(外観と大きさは少し枇杷に似るとか) 



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散策気分で高槻の奈佐原から阿武山へ

2023年06月26日 | 高槻茨木の山・京都西山
東側の大和台からは地震観測所経由では登れないので、北の奈佐原・大阪
薬科大の北を通って阿武山に登って来ました。(2017.07.22)
地震観測所に通じる車道は配水池の先でゲートが閉まっていました。
(人は端から通行可)
途中建物があり、右に山道があったのでそちらを歩きました。


高槻市営バス山の池公園で下車(その先の消防署前で降りた方が近かった) 

大阪薬科大の北の車道を上ると道標が

封鎖された車道のゲートにあった道標、人は通れるようなので端から入ります。 

ほんの少し行くと展望ベンチが

右に生駒山

さらに進んでゆくと建物があり右に登山道が…車道を進めば地震観測所を
経て阿武山古墳に行けるはずですが、ここから山道に入りました。 

よく整備された道


登りきった阿武山の稜線にあった古墳の説明板
古墳は何度か見ているので今回はパスです。 

道がダブルになったところが3個所あり、右側(東)はシルバー用でした。
「里山の会:楽人会」とあり、やさしい道となっています。 

阿武山に到着
散策気分の281mの低山ですが、午前中の暑い日差しの街歩き…疲れました。 

東側の展望 

道標に従って桑の原橋に向け下ります。 

途中にあった稲荷神社 

遠くからもよく見える赤の大鳥居をくぐります。 

等高線が密集した下り坂ですが、ジグザグに作ってあるので楽に下れます。
車道に降り直進して安威BSに下山しました。



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京田辺の甘南備山展望台に登ってきました

2023年06月25日 | 木津川周辺を歩く
勝尾寺参道からも良く見える京都府南部の山々、東海自然歩道で歩いた
山々を思い出しながら甘南備山展望台に登ってきました。(2023.06.17)


JR学研都市線(片町線)大住駅から京奈和自動車道沿いに歩きました。

登山口(記念碑)、左の管理道を歩きます。

 登山口にあったきれいで詳細な「甘南備山マップ」

舗装された管理道

トイレ分岐

ほどなく左に急階段、尾根まで距離は短いので頑張って登ります。

少し左に歩けば展望台

 かろうじて分かる比叡山から愛宕山まで北側の展望

先ほどの急階段分岐に、道標を見てコンクリート道を直進

石の方位盤

 
 東側に鷲峰山、昔東海自然歩道で登りました。
(写真はネットで借用して加工しました)

甘南備神社

下山道

管理道に合流

扇池

やすらぎの丘霊園

町名になっている尊延寺

尊延寺郵便局(バス停)に下山、京阪バスで枚方市駅へ



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大峰奥駈・和佐又から大普賢岳を周回

2023年06月24日 | 奈良・三重の山
久し振りに大峰山に登ってきました。(2013.06.23)
コース中いくつかの岩場の難所があり、思ったより時間がかかりました。


和佐又ヒュッテ前のテン場でテントを張りました。 

広場の奥にが咲いていたオオヤマレンゲ、蕾と若い果実が同時に見られました。 

テントの向こうの大木は、和佐又ヒュッテのシンボルツリーのトチノキ(6:30出発) 

茶色のすべすべした大木はヒメシャラ、ツバキ科ナツツバキ属で一日花だそうです。 

笙の窟 (しょうのいわや)、大峯奥駈道・第62番靡(なびき) 

咲き残っていたシロヤシオ、たくさんの花びらが地面を覆っていました。 

サラサドウダン、シロヤシオとともに花期は過ぎていました。

 カマツカ(バラ科、鎌柄、別名ウシコロシ)、丈夫な木のようです。

ハシゴ・ロープ・板橋の連続、整備されているので注意して登れば問題ないです。 

大普賢岳に到着、天気は曇りで展望はなく、出会った登山者も5組でした。 

笹の気持ちの良い稜線もありました。 

厳しい岩場を登り七曜岳に

頂上に一輪残っていたシャクナゲ

無双洞への分岐

無双洞・水連の滝付近、500mほど登った岩の涸れ谷は最後の難関でした。
ここを過ぎると穏やかな水平道になります。 

戻ってきた和佐又のコル、帰りは直登して和佐又山の頂上へ 

最後の和佐又山頂上を通過、和佐又ヒュッテに帰着( 16:30)



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夏山トレ・六甲東尾根縦走路から芦屋川

2023年06月23日 | 六甲山系
夏山に向けて宝塚~六甲東尾根縦走路~一軒茶屋を経て、芦屋川まで20kmを
歩いてきました。(2014.06.22)


阪急宝塚駅からすぐ武庫川を渡り、そのまま小川沿いの車道を進みます。
塩尾寺に続く車道は避け短絡登山道を行くと、えんぺいじ休憩所です。
塩尾寺の登山口からいよいよ六甲東尾根縦走の開始です。 

今日はあいにくの雨模様、午後からは曇りとの予報なので出かけました。
ここ大谷乗越までは緩やかなアップダウンでした。 

県道R16までの中間点の船坂峠、今まで見なかった清水谷道の道標がが…
清水谷道は、山口町のバス停「舟坂」まで続いています。
ここから一軒茶屋まで距離は短いですが、急登が3箇所ほどあります。 

車道を15分程歩くとやっと一軒茶屋、12時を30分過ぎての昼食です。
雨も止み下り道は快適に歩けそうです。 

七曲りを経て一旦住吉川源流に下り、雨ヶ峠に登り返しました。
トレーニングだと黒岩谷西尾根から東おたふく山を通るのですが、
今回はパスしました。(尾根道崩壊、工事中要確認です) 

横池に睡蓮が咲いているとのことで立ち寄ってみました。
湖面の7割ほどは睡蓮で覆われており圧巻でした。 

睡蓮のアップです。(全て白花でした) 

風吹岩の下の鉄塔から見たロックガーデン
右手前から左上に落ちる窪みは地獄谷、ザイル不要の沢登りが楽しめます。 

高座の滝横にある護摩堂
しっかりした道のあるロックガーデンを通って降りてきました。
 

スイカズラ、花は白色から黄色に変わります。
焼酎と氷砂糖で漬けると、家康が愛飲したという忍冬酒になるそうです。 

ウツギ(アジサイ科ウツギ属)
ちなみにニシキウツギは、スイカズラ科タニウツギ属で科が異なります。 

ヤマアジサイ(ではなく、調べてみるとコアジサイ)が雨にしっとり
濡れていました。
コアジサイはガクがなく、ヤマアジサイは薄紅色のガクがあるようです。 




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京田辺市の神矢樋門を訪ねる

2023年06月22日 | 木津川周辺を歩く
京田辺市の神矢樋門を訪ねてきました。(2023..06.04)
巨大な4本の排水管は圧巻でした。(見出しの放流シーンは、
河川レンジャー神矢救急排水設備見学会資料による)


JR京田辺駅

中部住民センターせせらぎ

木津川山城大橋、赤い一本アーチが目をひきます。


田園風景の西側向こう中央に甘南備山が見えます。


木津川を挟んだ東側には見晴らし抜群の万灯呂山が見えます。

樋門の石碑

排水機場の4本の巨大な4本の排水管


 Google Earthで全体を俯瞰しました。左が木津川です。


 防賀川緑道にあった天井川の説明板




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六甲山頂のコブからは北面180度のパノラマでした

2023年06月21日 | 六甲山系
宝殿橋BSから六甲山頂に登り、魚屋道を有馬温泉に下ってきました。
(2019.06.13)
六甲山の山名標柱のある広場からは、成長した樹木に遮られて展望はあまり
よくありませんが、北に向かい下りにさしかかりところを左に上がった2m
ほどのコブからの展望は抜群でした。


阪急芦屋駅から山口営業所行きのバスに乗り、芦有DW宝殿ICにある
宝殿橋BSで下車しました。 

R16明石神戸宝塚線を登ってゆくと奥池に通じる道がありました。
近いうち歩いてみたいと思います。 

さらに車道を登ってゆくと、左に赤い鳥居があり笹の山道を登ります。
ここは西宮市と芦屋市の市境です。 

石宝殿に着きました。この階段から上は進入禁止です。 

鉢巻トンネルを通らず旧道(廃道)を歩いてみました。
神戸市と西宮市の境界標識があり、ここは白水尾根の入口となっています。 

一軒茶屋、多くの登山客でにぎわっています。 

六甲山の山頂、この左に展望の良い「コブ」がありました。
下のパノラマ写真はこのコブから…北方面180度の展望がありました。


 左端は六甲ガーデンテラス


 多紀アルプスがうっすらと映っています。
今日はもやっていて見通しがよくなかったです。 

1~2年前紅葉谷を下ったときは通行止めのため、真っ直ぐ有馬温泉
に行けず、一旦炭屋道を登り最後にひと苦労したことを思い出しました。
2014年11号台風から5年、復旧のメドは立たないのでしょうか?




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