箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

涼を求めて六甲高山植物園に行く

2022年08月30日 | その他の植物園を訪ねる
まだまだ極暑が続くなか、涼を求めて六甲高山植物園に行ってきました。(2017.08.24)
四国剣山で見ることができなかった、キレンゲショウマに出会えたのは収穫でした。
 
六甲高山植物園
平均気温9度という北海道並の気温で、牧野富太郎博士の指導を受けて1933年に開園
スイスのインターラーケンにある高山植物園と姉妹提携をした由緒ある高山植物園です。

 四国剣山で見ることができなかった、キレンゲショウマの群落に逢えて感激
キレンゲショウマは、剣山を舞台にした宮尾登美子著「天涯の花」で有名です。 

カノコユリ 白地に赤(色違いですが)の斑点がら鹿の子模様の意でこの名が
花の中央部をよく見ると白い棘状の突起があり先端が赤いようです。

フシグロセンノウ 田中澄江著「花の百名山」で紹介している高山の花です。

珍しい燕の尾、エンビセンノウ 北海道と本州中部のごく一部に分布
山野の草原に自生するようです。   

ゲンノショウコ(フウロソウ科)? 

サギソウ、鉢植えが展示、地植えも数株ありました。

レンゲショウマはキンポウゲ科、かわいい清楚な花の群落がありました。
先のキレンゲショウマはユキノシタ科です。  

ヒヨドリバナ、フジバカマとの違いが分かりません。

アサマフウロ、きれいで鮮やかな花が印象的  

ハマナス、実は食べられるそうです。
ナシの味からハマナシ、訛ってハマナスになったとか。

おなじみのツリガネニンジン 

ヤマハハコ 

センニンソウ、近くの山野で密生した花をよく見かけます。  

シラヒゲソウ、ウメバチソウ科らしいですが想像できません。
(ヒゲが出ていないとき見たいです)

マツムシソウ 

シモツケソウ? 

ハナトラノオ、街中でよく見かけます。  

調べましたがわかりません。 

ミソハギ、湿地帯で群生しているのをよく見かけます。

 
ホツツジ 

群落をよく見かけるキツリフネ、六甲山上で一時の涼に浸ってきました。


 

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奥池から観音山に登る

2022年08月29日 | 六甲山系
天気も良かったので半日コースの観音山に登ってきました。(2019.08.25)



阪急芦屋川駅から山口行のバスに乗り、奥池BSで下車 
池は南北に二つあり、南は「奥山貯水池」、北は「奥池」です。
 
石碑手前の民家の前に咲いていた、見慣れない黄色い花
調べたところヒメキンギョソウ(リナリア)のよう
花の後ろに付いている細い管状が”距”、葉は細いです。 

奥池の北端が観音山登山口、右は飯盛山経由で近道
今回は真っ直ぐ鷲林寺方面に進みます。 

ごろごろ岳、鷲林寺、奥池の道標、鷲林寺は観音山も併記してほしい 

せせらぎコース分岐手前に、下りのロープ場がありました。 

大岩が重なる観音山の頂上、六甲山から甲山までの大展望が楽しめます。
 
甲山と、その右に見える北山貯水池 

鷲林寺へ下りの岩場、この山域は岩が多いです。 

せせらぎコースに合流 

鷲林寺に到着、約2時間の登山でした。
時間が余ったので北山緑化植物園に寄ってきました。



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高槻の好展望台・三好山(芥川山城跡)に登る

2022年08月28日 | 史跡・神社仏閣巡り
お盆を過ぎて朝夕が少し涼しくなったので、高槻の山にでかけました。
(2018.08.26)
歩き始めるとどんどん気温が上がって汗だくですが、未知の山に挑戦です。
三好山はマイナーな山と思っていましたが、大阪を代表する旧山城、山城の
名に恥じない大展望、登って良かったと思いました。



高槻駅からすぐの、前回行けなかった上宮天満宮にお参りしてきました。 

霊松寺笠松地蔵尊にも立寄り、しばらく西国街道沿いに歩きます。 

高槻市営バス服部BSを左折、そのまま進むと摂津峡です。 

途中で北に折れ道なりに進むと、妙力寺への道標…左折します。 

特養黄金の里を右折、妙力寺は左に下っていますが直進します。

 舗装道を10分足らずで分岐、右側の地道に取り付きます。 

親切な道標 

里山風景の中を歩みます。 

右に行くと付城のあった帯仕(おびし)山、道標に従って左に

 山頂直下に桜広場が…

山頂広場、城山城跡の石標がありました。展望を愛でながらの昼食です。 

三好長慶(ながよし)が祀られている祠 

立派な画像の三好長慶、機内一帯を治めていたそうです。 


 芥川山城推定復元図 


 芥川山城跡の説明看板

山頂には大勢のグループで賑わっていました。 

高槻市街と生駒山、雄大なパノラマが圧巻! 

 「高槻の三好山、塚脇登山道の里山風景が造園地に変貌」に戻る



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三好山から摂津峡白滝を経て中腹自然林コースを歩く

2022年08月27日 | 高槻茨木の山・京都西山
三好山からは上の口に向うハイキングコースを歩き、摂津峡からは白滝分岐から
中腹自然林コースをとりました。(2018.08.26)
帰路は、芥川沿いに高槻駅まで歩く予定でしたが、きつい階段道と猛暑にバテて
しまい、キャンプ場が点在するスカイラインを通り西の口からバスで帰りました。




三好山からの下山途中、赤の道標のある分岐を左折して上の口方面へ 

要所にあった道標 

小さな橋を渡ると明瞭な道に 

ロープを張った芥川沿いの道 

登山口に降りました。朽ちた説明板は今は読めません。
(説明板「芥川山城跡」の内容は以下)
芥川山城跡は、1553年~1560年まで三好長慶の居城があった所です。
この頃の長慶は摂津河内和泉など八ヵ国を支配していました。
山城としての規模は大阪府で一、二を争うほど大きいもので、山頂に主郭
その周りに多数の曲輪(くるわ)そして堀切、虎口、土橋などを配置し、
難攻不落の山城を形成していました。
また「山上における居館」や「大手門の石垣」といった先進性が高く評価
されている史跡です。
●主郭(本丸)まで約1.2km徒歩20分から30分
●途中危険箇所あり。足元に注意 

白滝に向かいます。 

夏休み最後の日曜日とあって、大勢の家族連れや子供達で賑わう川遊び 

どこまでも賑わっていました。 

白滝分岐、またもや熊出没注意です。
クマ鈴忘れましたが、かまわず山に入ります。 

すぐに白滝が 

道標、東海自然歩道"萩谷・白滝コース"の一部でもあります。 

キャンプ場まで長くて急な階段が延々と続きます。
摂津峡の涼しい川遊びを見た直後なのでこたえます。
猛暑たけなわで、もうバテバテです。 


 キャンプ場までやっとのことで登りつめると、地図がありました。 
コースを離れ分岐2から西の口BSに下ります。


すぐ隣りに展望台がありました。予定の芥川コースは今回パスです。 
Cのパノラマコース(舗装道)を通り、西の口からバスで高槻駅に帰りました。

展望台に寄ってみましたが、眺めはあまり良くありませんでした。
三好山の展望があまりにも良かったので、その反動でしょうか。 

高槻市立摂津峡青少年キャンプ場入口に降りてきました。 

西の口BS近くのキャンプ場案内板から振り返ります。
すぐバスが来たので楽ちん&バスのクーラーに浸り、極楽気分でJR高槻駅に 




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8月上旬の西宮市北山緑化植物園、初見の赤い血ユリ

2022年08月25日 | 西宮市北山緑化植物園を訪ねる
この日の西宮市北山緑化植物園は蒸し暑く、夏のことで花も少なかったです。
しかし、見出しのような真っ赤な球体の「赤い血ユリ」に出会いました。(2022.08.07)

西宮市北山緑化植物園

イソマツ科ルリマツリモドキ(セラトシグマ)

ハナシノブ科宿根フロックス

ハナシノブ科フロックス’フジヤマ’

ヒガンバナ科ヒガンバナ属ナツズイセン

シソ科ハナトラノオ(白)

赤い血ユリ、ハエマンサス、アフリカ原産、ほんとにユリ?(ヒガンバナ)

クマツヅラ科クマツヅラ属ヤナギハナガサ(サンジャクバーベナ) [柳花笠]

カノコユリ(鹿の子百合)



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北アルプス・五竜岳から鹿島槍ヶ岳縦走

2022年08月25日 | 北・中央アルプス
大変古い話になりますが、五竜岳から鹿島槍ヶ岳縦走の写真が見つかりました。
せっかくなので、記録をまとめておきたいと思います。(2002.08.21~23)

 
八方尾根をスタート、五竜岳から鹿島槍ヶ岳を縦走し、柏原新道 で扇沢に下山
カシミール3Dでの撮影ポイントは、青木湖をはさんだ東の権現山から

当時作成した計画資料


八方尾根から唐松山荘へ


唐松山荘から五竜岳を超え鹿島槍のコルへ


鹿島槍を越え柏原新道を扇沢に下山



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三国岳撤退から丹後富士の建部山へ

2022年08月24日 | 丹波・丹後の山
以前から是非登りたいと思っていた、丹波・丹後国境尾根にある三国岳と
養老山に向けて、大阪から東舞鶴に向けてやってきました。 (2012.8.22)
しかし、残念なことに黒部から胡麻峠に至る道は、今年の豪雪の被害を受け
登山道が通行不能の状態で、やむなく撤退しました。
午後の時間で、丹後富士と呼ばれる秀麗な建部山に登ってきました。

胡麻峠撤退

JR東舞鶴駅からタクシーに乗り、ここ黒部BSで下車
右はコミュニティーバス「多門院バス」、バス待合所
登山道はこのすぐ右、向こうに舞鶴若狭自動車道が見えます。 

獣除けの柵、きれいな道が展開しており期待に胸が膨らみます。
しかし……少し進むと期待は無残に砕かれました。 

これが登山道です。40分ほどかけて胡麻峠までの1/3ほど登りましたが、
倒木・土砂崩れにより道が崩れ危険な状態であるため撤退しました。 


登り直した建部山

そのまま帰阪するわけにもゆかないので、JR西舞鶴駅に移動して建部山に
舞鶴港とれとれセンターから喜多登山口に、登山口から少し入ったところに、
毘沙門堂がありました。近くには安寿と厨子王の名跡もあり、早春には安寿
の化身といわれるニオイコブシが、建部山を白く染めるそうです。 

登山道は頂上に至るまで、軽自動車が通れるような幅1.5m位の緩やかな道が
頂上にある砲台の建設と弾薬など資材の運搬用に作られたようです。
距離は 3kmで1時間で登れます。 

中間点の分岐、右に下ると近畿自然歩道に出会います。 

頂上にある地下弾薬庫跡
明治時代に建造され舞鶴湾の防衛に当たり、第二次世界大戦では高射砲陣地が
設置されたようですが、共に使用されなかったそうです。 

全般的に展望はなく、頂上直下の展望台からは綾部の弥仙山の尖峰と、
頂上西側からは梢の間から、これも丹後富士の由良ヶ岳が望めました。 

分岐の少し上から見た舞鶴湾です。
右がスカイタワーのある五老山、左の双耳峰が若狭富士の青葉山です。
入江を挟んでその左側には、自衛隊のレーダーのある砲台跡の槙山がした。


 
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能勢妙見山・法華経寺墓地からの大展望

2022年08月24日 | 史跡・神社仏閣巡り
お手軽寺社参拝として能勢妙見山に参拝してきました。(2015.08.23)
余野から妙見山山頂までバスで往復(2019.07.13より余野妙見山上廃止)
妙見の森クッキングセンターまで徒歩、リフトで山頂という超楽チン山行
おかげでゆっくりと山岳展望が楽しめました。 

浄水堂、この水は妙見山の地下200mから汲み上げているそうです。
中村歌右衛門(成駒屋)の額も掲げてありました。 

天蓋?をつけた立派な木鼻・獅子鼻、他に象鼻や獏鼻が多いですが、男山八幡
では龍鼻もありました。
木鼻(きばな)とは建築用語で、頭貫(かしらぬき)の先端が柱より出ている部分

本殿の開運堂、寺院なのか神社なのかよくわかりません。
関西随一の日蓮宗霊場能勢妙見山、開運・芸能を司る北極星の神様「妙見大菩薩」
が祀られています。参道には鳥居があり「妙見宮」とも呼ばれ、神仏習合時代の
名残りです。北極星・北斗七星を神格化した妙見菩薩を祀っているとのことです。 


 信徒会館「星嶺」の展望台からの眺め

妙見の森クッキングセンターに下る途中に薄紫の花が咲いていました。
シソ科だと思いますが……ヤマハッカ? 


 法華経寺霊園上部からの大展望

妙見の森のシグナス森林鉄道、レールゲージは15インチ(381mm) 、大人300円

脱色した純白のアジサイが残っていました。 

妙見の森クッキングセンターの広場


「妙見の森関連事業」(ケーブル・リフト・バーベキューテラス等)は、
令和5(2023)年12月3日をもって営業を終了し、63年間の歴史に幕を
下ろしました。(のせでんwebより)

リフトで頂上に戻る途中、眼下にサルビアの赤が続いていました。 



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極暑の夏に一服の涼を与える初雪草(はつゆきそう)

2022年08月24日 | 近所歩きの草花たち
昨年秋に見た場所の初雪草と同じものを再訪しました。(2022.08.22)
薄緑の葉に付けた白い縁取りの印象が、初雪の降り積もった涼やかな印象です。

トウダイグサ科初雪草(ユーフォルビア)

薄緑地に白縁模様の葉お観葉植物、北アメリカ原産

薄緑に白い縁取りのようすが、初雪が降り積もったようで涼しく感じる

花期は7~10月、白色であまり目立たない



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北アルプス・ヒエ平から常念乗越

2022年08月23日 | 北・中央アルプス
大阪から夜行バスで早朝松本に、JRで穂高駅に着きました。(2010.08.11)
ここ数日天候が悪く駅には登山客がなく、タクシーの相乗りを期待していたのですが……
ヒエ平登山口に着いても人影が見えませんが、とにかく登ることにしました。



ヒエ平登山口、人の気配がありません。

 タマガワホトトギス(玉川杜鵑草)が出迎えてくれました。
京都府綴喜郡出井町を流れる木津川支流「玉川」(「黄色」のヤマブキの名所)
にちなむというが、この命名は容易には理解できません。 

ソバナ? 

支流の笠原沢を渡ります。 

アキノキリンソウ? 

オタカラコウ? 

胸突八丁にさしかかりました。 

クルマユリ 

トリカブト 

最終水場

ベンチ、小屋まであと500m

常念乗越、雨は降っていませんが展望はありません。

 常念小屋に宿泊、明日の天気の回復を期待します。 

翌日、小屋から常念岳を見上げますが、朝からあいにくの雨です。
展望も全く期待できず、さらなる天気の悪化も予想されたので、同じ道を
引き返すことにしました。

 良く整備された歩き易い道を下ります。 

ヤマハハコ 

シモツケソウ 

シシウド 

センジュガンピ……ということで、お花見山行となりました。



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