箕面里山のブログ part2

 里山歩きと山野草のことなど_猪名川町大日山よりみる北西の山やま

アカヤシオを求めて鈴鹿朝明渓谷から三国岳に登る

2023年05月21日 | 鈴鹿の山
アカヤシオとシロヤシオ、そして2010年5月に目指して行けなかったブナ清水
から三国岳に登ってきました。(2014.05.18)


近鉄湯の山温泉駅からタクシーで朝明渓谷の伊勢谷小屋で下車
左の立派な橋を渡って山道にさしかかると、すぐにシロヤシオが迎えて
くれました。 

サラサドウダンも咲いていました。 

伊勢谷沿いに根の平峠に向かうと峠の直前にブナ清水への分岐の道標が…
秘境だと思っていたブナ清水も今ではポピュラーな回遊路になっている? 

ブナ清水に到着
周囲はブナ林で写真の岩から清水が湧き出ている、ここで昼食です。 

県境稜線の手前にあるキノコ岩(写真右奥)、元気な女性陣は岩登り!

これから歩く国見尾根の稜線、巨岩が累積する面白いルートですが、気の根が
張り出した急降下の連続する険しい道でした。 

国見岳では咲き残ったアカヤシオが散見されました。
シロヤシオはこの辺ではまだツボミでした。 

三国岳のすぐ近くに「石門」があるので立ち寄ってきました。 

ゆるぎ岩で一休み

これはミヤマシキミ、名前を同定するのに時間がかかりました。 

タテヤマリンドウ?、ハルリンドウとの違いがわかりません。 

イワカガミもたくさん咲いていました。シャクナゲも咲いていました。 

久し振りの藤内小屋、コーヒーを戴いてゆっくり休憩して蒼滝に下山 



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鈴鹿の奥座敷・イブネでテント泊をする

2022年12月05日 | 鈴鹿の山
鈴鹿の奥座敷といわれるイブネでテントを張り、翌日は銚子ヶ口岳に
登りました。(2005.11.26)
イブネは台地状になっていて、一面を覆っていた笹は跡形もなくなり、
鈴鹿の展望を存分に味わえる楽園でした。
カバー画像「残照のイブキ」を追加しました。(2021.09.17)


滋賀県側の甲津畑から杉峠を経由して、佐目峠を過ぎたら一登りでイブネ
以前あった笹はなくなり、だだっ広い草原になっていました。 

中央に御在所岳、右の尖った鎌ヶ岳、四日市の市街もうっすらと…
見通しがよければ御嶽山、乗鞍岳、白山も見えるそうです。 

このあたり、イブネ、クラシ、タイジョウ、ハライド、ハト峰、コクイ谷
などカタカナの地名が多く、元はどんな漢字だったのか興味があります…… 

天気が良いのでテント設営後、風景を見ながらの食事です。 

夕日に染まるイブネに抱かれて一夜の眠りにつきます。 

翌朝、「朝霧は晴れになる」のことわざを期待して霧のなかの出発です。 

大峠への道標

最高地点の大峠ノ頭

大峠

水舟ノ峰、近くには神秘的な水舟の池があるそうです。

銚子ヶ口岳
ここまで来れば、杠葉尾(ゆずりお)までの下りを残すのみです。 

杠葉尾の春日神社に下山 
ここには、幹周 5. 74m、樹高 38m、推定樹齢 400年といわれる大杉が
ここから永源寺に行く町営バスに乗りました。 



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激登の霊仙山西南尾根を越えて福寿草に会いにゆく

2022年03月28日 | 鈴鹿の山
JR南彦根から多賀町の今畑まで、愛のりタクシーが割安で運行されている
とのことで、早速愛のりを利用して、霊仙山に福寿草を見に出かけました。
(2018.03.25)
福寿草は石灰岩の土質を好むそうで、西南尾根から山頂に向かうカレン
フェルトに咲いていました。
西南尾根は最急部で直線距離226m、高度差141mなので約30度のきつい登りです。


JR南彦根から「愛のりタクシー」で今畑に、車道沿いに続く廃屋

 今畑登山口、ポストに登山届を投函して出発です。 

しばらく登って行くと廃墟になった集落跡に着きました。
車道から100mも高いこの場所になぜ?…当時の生活の大変さが偲ばれます。 

廃屋の庭先に咲く福寿草 

朝早かったのか花はわずか、その中最も開いていた一輪

 
ポツポツと咲いていたミスミソウ、特徴のある独特の葉で分かります。

 笹峠が近づくとブナ林が広がっていました。 

笹峠、平らな広い地形で峠の感じがしません。 

衝立のようなカレンフェルトの壁が立ちはだかっています。
石灰石の間の土はフリクションがあったので、苦労してなんとか登れました。
雨が降ったらズルズルで難儀すると思います。 

振り返って見ると分かる登り終えた急登の雰囲気
勾配は約30度くらいで、立って歩ける限界です。 

やっとのことで近江展望台に、ここで昼食です。 

天気は良いのですが霞んでいて、御池や御在所がどこなのか不明 


石灰岩礫の尾根が延々と続いています。
開放感があり展望も抜群ですが……歩きにくくてスピードが上がりません。 

岩の間に点々と咲く福寿草、昼間なので最大限に開いていました。 

霊仙山山頂

下山路の霊仙神社、後は整備された歩きやすい道があせ拭峠まで続きます。
大洞谷は荒れていて2度水につかる渡渉をしました。 

落合集落に下山、予約しておいた「愛のりタクシー」で帰途につきました。 



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