陰陽師的日常

読みながら歩き、歩きながら読む

サイト更新しました

2005-12-13 22:34:46 | weblog
サイト更新しました。
http://f59.aaa.livedoor.jp/~walkinon/index.html

先日こちらで三度に渡って書いた「クリスマスの思い出」を「'TWAS DA NITE ――クリスマスの思い出」というタイトルに変更し、加筆・修正しました。ブログ版ではうまく落ちてないところも、なんとか落とせたかな、と思っています。後半、やや強引ですが。

***

今日はひさしぶりにお休みでした。このところ、休みのはずが、ちっとも休みでない状態が続いていたので、たまっていた雑用をすませ、お昼は近所のラーメン屋に行きました。

そのラーメン屋さんは、駅のショッピング・モールの一画にあるチェーン店。行列ができるほどの店ではないけれど、そこそこおいしくて、そこそこ清潔な店です。

以前、あることがあって、一年以上、近寄っていなかったんです。

それは……。

その店は、カウンタ-だけ、真ん中に麺を茹でるナベや、スープを作る大鍋があって、それを取り囲むように、ちょうどカタカナのコ型のように椅子がならんでいるんです。わたしはちょうど、コの縦棒のまんなかあたりにすわっていました。
わたしの目の前には、スープをとる大鍋がありました。鶏ガラや、野菜がぷかぷか浮いているのを、お店の人は、ときどきかきまぜる。わたしの位置からは、その背中が正面に来るのです。

やがて、店の人はそのスープを別の鍋に移し始めました。大きなひしゃくで何杯もすくって、やがて底があらわになったのか、店の人が

「なんじゃ、こりゃぁ」

という、大きな声を出したのです。
もう一人の人が、その声によってきました。その人も、鍋の底をのぞき込み、ふたりは顔を見合わせました。

しばらくして、もう一人の人は元の場所でふたたび麺を茹で始め、スープの底を浚っていた人も、何食わぬ顔で仕事に戻りました。

結局は、「なんじゃ、こりゃぁ」がなんだったのか、わからないままです。

しばらくそこの店から足が遠のいていました。
ところがなかなか近所に、気軽に寄れる店もない。ということで、そろそろ大丈夫かなぁ、と思って、一年以上経って、ふたたび行くようになったのですが……。

ただ、「なんじゃ、こりゃぁ」、いまでもやっぱり気になります……。

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