hiyamizu's blog

読書記録をメインに、散歩など退職者の日常生活記録、たまの旅行記など

ジャンクフードを食す

2020年11月04日 | 食べ物

 

我家では、食事はほぼ決まった時間の朝昼晩の3食と、15時のケーキかフルーツだけで、それ以上の間食はほとんどしない。これは私も、女房も昔からの習慣だ。したがって、我々が若く、子どもも幼かったときから、ジャンクフードを、まったくではないが、ほとんど食べることがなかった。アルコールを飲まないのも原因のひとつなのかも。

 

我が相方は、ジャンクフードが目の前にあっても決して口にしない癖に、最近何故か、ごく少量、若干高価なポテトチップスを時々買ってくる。どうもこれは、本人の判断ではジャンクフードには分類されないらしい。


確かに、「オホーツクの塩と岩塩の合わせ塩味  厚切りひとくちカット」とか、「生のじゃがいもを、その日その日に吟味し、贅沢な厚さにスライスして香り豊かに揚げたポテトチックス。……」という説明は高級品そうな響きがあり、ジャンクっぽくない。

 

これが中味。確かに通常より厚くて脂っぽくない。

 

私が成城石井で買物をしていて、レジの前で「お一人様1個限定」との掲示を見かけた。日ごろから「限定品というとつい手を伸ばすのは、情けない」とバカにしている私だが、残り1個しかないのを見て、おまけに「Black Truffle」の文字を見て、これはあの噂に聞く「トリュフ」というやつではないだろうかと、つい手を伸ばしてしまった。値段も¥190とびっくりするほどではない金額だ。
“HAND COOKED POTATO CHIPS”って、手作り? 本当?

 

裏面の左中央には「黒トリュフの香りは熱せられても消滅することなく、さらに強くさえなるのです」と書いてあり、黒トリュフらしき切片の写真もある。この写真に乗せられ、期待は高まった。

さっそくご購入。

帰宅して、どれどれと、裏面の白い小さな日本語表示を見ると、「黒トリュフ香料使用」と記載してある。「うっ! 香料だけ?」 曇り空となり、一面暗雲が立ち込める。いや、トリュフなんて、もともと香りだけのようなもんだと自ら慰める。


原産国名は、なんと「アラブ首長国連邦」! しまった! パレスチナを裏切り、トランプの仲介でイスラエルと国交を結ぶことに合意した国だ。大枚190円も支払ってしまった。申し訳ない、同志諸君!。

 

中味は何のことない普通のポテトチップス。ただし、ちょっと癖のある香り(匂い)がする。何のことない、トリュフ(らしき)香り、というより臭みがするだけだ。

表の左下には、

Gluten Free(小麦粉などグルテンなし)
MSG Free(グルタミン酸ナトリウムなし)
Non GMO(遺伝子組換でない)
Vegan(乳製品も使わない完全菜食主義)
No artificial Colours(人口着色料なし)
No Artificial Preservatives(人口保存料なし)
とある。ご苦労様です。

そして、お騒がせしました。

 

 

コメント
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