一人時間

庭・猫・娘・私の時間

花の力

2014-12-31 | 一人時間

暮れは花屋さん巡り

花からも作品からももちろん力をもらうけれども

何よりもそこでプライドをもって働く人から力をもらう。





お正月アレンジ   【宿り木】 

真紅の菊と花器に心奪われました。









ダリアのような情熱的な色と形の菊

左横の黄緑の花は、ラナンキュラスなんだそうです。

見るたびにうっとりするさすがのアレンジ




お飾り   【Atelier Ai】

ナチュラルでラブリー

お正月色が濃くない優しいお飾り



 





お飾り   【笹百合作】

大王松を手に入れたので

昨年の宿り木のお飾りについていた木の実をひとつひとつ縛り付け

大好きなラフィアのリボンとお正月飾りを添えて。









お仏壇のお供え花   【Atelier Ai】

暗い場所なのでそこに光が集まるような色で、後はAiさんにお任せしました。





これからも月命日にはAiさんにお願いしようかな。

庭の花とは一味違う、センスの輝き



苔玉  【花屋四季】

ヤブコウジの影に眠るふきのとうが可愛らしい

お正月飾りは一昨年の物を足してみました。








寄せ植え  【Atelier Ai】


パンジー「ムーランルージュ」とグラス「カレックス フラゲリフェラ」とワイヤープランツ







きれいなフリル。

とても丈夫で生産者さんイチオシの花なんですって。

切り花にしても長持ちするそうです。





私にはプライドもないし今考えると駄目なことばかりだった。

でも花はそれを責めない。

頭から否定もしない。

庭はいつも通り





来年もよい年でありますように。

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ねこたつ

2014-12-25 | メイ&シータ
穴があいたダイニングーブルの下のミニテーブル

なぜかこれも真ん中がガラスなのですが・・・

娘たちが小さい頃、ミニテーブルのつもりで購入したものの

あまり使われなかった。

なんとなく物置として重宝し、この頃はルンバが働くときの餌入れや猫ベットの避難確保場所。



今回また思いついて変身させてみました。





私が帰宅して床暖房をつけると

人間をだめにするソファの上でリラックス~



この顔はゴロゴロあまあま



片手をぎゅーんと伸ばすのはご機嫌の証拠






シータの伸ばした手の先には・・・じゃーん!



ねこたつ



ミニテーブルにタオルケット掛けただけ



床暖であったまった空気がこもるのと

周りからシャットアウトされるのがいいのか

メイとシータ、取り合うようにここに籠もります。

嫌いじゃないけど好きでもない、という微妙な関係の2匹は

一緒に入ることは決してありません。






覗いてみましょう。

予想通りメイが転がっていました。



ほらね。

片手がぎゅーんと伸びているでしょう。



人娘達が帰宅すると、必要以上に覗いたり

頭をつっこんできたりするので迷惑そうです。



一人きりの空間も欲しいよね。


謎のキンセンカ

2014-12-24 | 
秋の種蒔きの時、

以前から袋に採っておいたのに春にも蒔き忘れた種に気づきました。

遅れて蒔きましたが無事発芽しました。

種の形にも葉っぱにもはっきりとした見覚えが無く、

花が咲くのを楽しみにしていたのですが・・・。



今日咲きそうなことに気づきました。

あれ?

この感じはキンセンカ?

「キンセンカ」でググってみると、種の形もまさにキンセンカのそれでした。



不思議だな~。

近年キンセンカを庭に植えた覚えも、種を採った覚えも、花束でもらった覚えも全くない。

忘れっぽい私ですが、買って植えた花は覚えているので、本当に不思議。

どこからきたのかなあ。





タイルのテーブル

2014-12-21 | 雑貨
テーブルのガラスを割ってしまいました。

帰宅して、猫娘達に声をかけ、照明を点け、バッグと買い物した荷物をテーブルの上に置く

といういつもの一連の動作の後、

がっちゃーんと猫たちも逃げ出す大音量と大惨事。

もう一つ手に持っていた重い器のことをすっかり忘れていたのです。(最近こんな事が多すぎる・・・)

その器は割れませんでしたが、板ガラスは割れ落ちてしまいました。



テーブルの真ん中に空いた穴から、猫娘が出入りしたり覗いたりで





まるで居酒屋のママ状態で笑えました。あはは・・・。




いつまでも笑ってはいられないので、まずはテーブルの新調を検討。

ダイニングテーブルは存在感あるし、短期間で納得のいくものを探すのは難しい。

第一、年末の予定外の出費は痛い。

とりあえずガラスを交換したほうが安くて早い、

とガラスやさんをネットでさがしているうちに

ピカーン!!

思いついた。タイルを貼るのはどうかしらん。

ちょうど、テラスのタイルテーブルを横に並べたところだし、バランスいいかも。








早速、穴の大きさを測ってビバホームでアルミ合板(薄くてゆがみが少なそうだったので)をカットしてもらいました。

その板をもってエクステリア&雑貨のLEADで、タイル選び。

輸入品ではないので安価でカラフルなタイルをたくさん購入しました。

家に帰ってタイルを並べ始めたら、パズルみたいで楽しいこと、楽しいこと。

後でもう一度LEADに行って着せ替えのためのタイルを追加購入してしまいました。





基本色は黄色と白。カーテンの色に合わせました。

まわりはキャンディーの色を想像しながらチョイス。



和柄のタイルは宿り木で買ってあったもの。



大きいタイルだけでも計ったようにはまりました。



白と紺で・・・と思ったけどサイズが合いませんでした。



昔鎌倉で娘達へのお土産で買ったアルファベットタイル。



LEADではタイル用の接着剤も目地材も小分けして売られていましたが、

ずぼらゆえ貼り付けるのはやめました。

かちゃかちゃ取り替えるのが楽しいかな。

輸入物のタイルやアンティークのタイルを少しずつ集めて中に入れるのも素敵だろうな。





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お願いします。

2014-12-16 | 
京都や鎌倉に行って忙しかったわけですよ。

仕事から帰ったらもう辺りは暗いわけですよ。

マンションの大規模改修工事は毎日何かしら行われているわけですよ。

慣れてくると、いったい何の工程なのか興味も薄れてくるわけですよ。

せっかくの休みも、遅々として進まぬブログを書いたり読んだりしているわけですよ。

庭には、室内に入れられない道具が山積み、散乱しているわけですよ・・・・・・・。








ごめんなさい。

言い訳だらけです。

庭からすっかり心が離れていました。

選挙の朝、庭に出てみたら先週のどこかでコンクリートの補修が行われたらしく

一部塗り直されていました。

生い茂ったセージ類と蔦類とがじゃまになったのか、工事が半分途中で終わっていました。

グリーンローズガーデンで買ってきたシノグロッサムの苗が踏まれていました。



テータテートの芽があちこちに顔を出しています。



こぼれ種の芽もひっそりと頑張っています。



でも、これらを判別して、とはとてもいえないので、

ささやかな抵抗を目に見えるようにしてみました。



ここには大切な大切な苗がたーくさんあるんだよーーーー。

お願いだから踏まないでください。

願いを込めて黄色い結界(大袈裟)をはっていくと、どこまでもどこまでも伸びてしまいました。







いつもは霜枯れしてから刈り取るセージ達もいい機会なのでバッサリと刈り込みました。



反対側はこんなことに・・・

ここも片付けなくっちゃね。



においスミレが咲いていました。









外猫額庭の萩も赤のガウラも根元から刈りました。

ガウラをまとめてみたら、なんだかしなやかでいい感じ。

麻紐で縛ってほうきにしてみました。



大事な苗の上の落ち葉を払うのに、やわらかくていい感じ。

母の魂が降臨してきたかな。^^


ヘンリーヅタ

2014-12-14 | 
12月8日 月曜の朝です。

このところの冷えこみのおかげでしょうか、染め上がってきました。

慌てて携帯のカメラで撮りました。



ちゃんとカメラで撮りなおそう、と思っていましたが

今週は休みがなく、一番きれいだったろう時期を逃してしまいました。





アトリエアイの店先にぶら下がっていました。

南側(店の裏側)にあるのはもっと奇麗に紅葉しているんです

と、もってきてくれたのは明るくて透明感のある

もう宝石のように奇麗な赤。

今にも散りそうだったので、

将来性のある、最初に見かけたこちらを連れて帰ってきました。




このところバタバタとしていて見るのを忘れていました。

遅刻する~と思いながらドアを閉めたのですが、

なんだか呼ばれているような気がしてふと横を見ると紅葉が進んでいました。



もう散り初めています。



この色が、東向きの我が家の限界なんでしょうか。




地植えにすると、あっという間に家を取り囲んでしまうほど繁殖力がすごいらしい。

挿し木で増やしてあちこちにつり下げてみようかな。


師走の鎌倉ハイキング

2014-12-13 | そうだ 鎌倉、行こう。
12月7日(日)


このハイキングは10月始めに予定していたのですが、

台風で中止になっていました。

ルートはそのまま、鎌倉の紅葉は12月になってからという話でしたので

紅葉狩りとドラマのロケ地めぐりをテーマに行って来ました。



小田急線、藤沢駅に向かう途中で山が開け、富士山が真正面に見えるポイントがあります。

次女の高校に通うときにいつも目にするので、今日こそは、とチャレンジしましたが失敗しました。



分かりますか?(^_^;)ちょうど標識が重なってしまいました。

横浜北部や職場のある綾瀬市からだと、どうしても富士山と丹沢山系が重なって見えるのですが、

南部に来ると裾野まで奇麗に見えるので感激します。

この写真だと何がなんだか、ですが目に見える風景は本当に飛びこんで来る感じです。

人間の目ってほんとうにすごいわ・・・。



次女が夕暮れに浮かぶこの富士山を電車の窓ごしに眺められるのも、あと少しです。
 




北鎌倉から出発です。



【浄智寺】

このやわらかくへこんだ階段がなんともいえずいいのです。



書院前の庭の隅にはもうニホンスイセンが咲いていました。

猫額庭ではまだ蕾です。



このコウヤマキが天然記念物に指定されたのは、私たちの誕生年でした。



あ、今日のメンバーは高校の同窓生です。

高校の時はほとんど交流がなかったのに、本当に不思議な縁です。





今年の春にも訪れたのに、奥がこんな風になっていたのは知りませんでした。



鎌倉のお寺は丘を背負い谷戸に囲まれ、地形も複雑です。

奥には崖に掘られた横井戸がありました。



裏庭の隧道を抜けると





弁天様がいました。鎌倉江ノ島七福神のひとつ。



おなかを触らせていただきました。元気がもらえるそうです。




鎌倉でも御朱印を書いていただきました。








浄智寺の谷戸を利用したシェアアトリエハウス

【北鎌倉 たからの庭】

鳥の声と緑の木々に包まれた築70年余の古民家





この日はヨガと陶芸体験が行われていました。

和や自然をテーマにしたプログラムが定期的に開催されているそうです。

ここもドラマでちらりと登場していたので案内しました。←ちょっと来たことがあるだけです^^;





さてここからのハイキングコースは私も初めて。

源氏山公園目指して登ります。

こんな道、いいよね~



かなり気温は下がると予報されていましたが、

風が無く、気持ちのよいハイキング日和でした。





高台の源氏山公園で一休み

お喋りしながら、子育ての先輩に子どもとの接し方を学ぶ。

実はここは富士見の場所。肉眼では富士山が真正面に見えています。



鎌倉の紅葉はまだ少し早いのか、それとももう盛りが過ぎたのか・・・

京都帰りなので、まあ比べちゃいけません・・・。





【銭洗弁財天】

少し下ると洞窟のような入口





9月に訪れたときはいきなりお金を洗ってしまいましたが、

社務所でロウソクとお線香を購入し火を灯してその煙を被りお参りしてからお金を洗う、

というちゃんとした作法にのっとりました。

友達はいつも確実に御利益があるそうで、大金を洗っていました。



私は今回も硬貨のみ。ご縁にあやかり500円玉を洗いました。



使った方がいいらしいですよ。












裏口?から出て佐助稲荷神社に向かいます。



2回目なので迷わず進めました。





【佐助稲荷神社】

神秘的な雰囲気が漂う源頼朝ゆかりの古社



この鳥居、古いものから新しいものまでずらーっと奉納されていますが、一本?ウン十万円でした。



ここの紅葉もあともう少しかな。



あちこちでおキツネ様が見守ります。













ここは出世運向上に御利益があるそうです。








佐助トンネルを抜けたら鎌倉駅前の小町通に繋がります。





ランチは9月の母会で行った、小町通りの奥「ランズ鎌倉」

鎌倉散歩の時はいつも小町通りには寄りつかないので、こんなに人が多いとは!!

観光地そのものでした。





リーズナブルな上にサラダとパンが美味しいのです!(パンの写真なし)

京野菜も美味しかったけれど、鎌倉野菜も負けてない。

癖のある野菜の味をじゃましないドレッシングがこれまたいい。

パスタは鎌倉名物シラスです。



電車で長谷まで移動。

ここからは勝手知ったるいつものコース、紫陽花コースです。



【御霊神社】

9月18日の面掛け行列の神事からはや3ヶ月

ひっそりとしたこの時期もいいですね。







さて踏切を渡ってすぐの右手

ドラマのロケ地です。



6月の時と印象が違うのは、鉄の門扉が木のそれに変わり奥の視界が閉ざされたこと。

みんながじろじろと見過ぎたのでしょう。ごめんなさい。



力餅屋で曲がり



坂の下を由比ヶ浜海岸に向かって進みます。





あらあら

いつもは行列ができてはいったことのない【カフェ坂の下】がすいているではないですか。



ドラマでお馴染みの店内はいっぱいなので

テラスでカフェタイム





さすがに寒い・・・膝掛けのサービス

パンケーキセット



ちょっともう、パンケーキは完食できないお年頃

私は、晩御飯を引き替えに全部平らげました。

まだ5時前ですが

極楽寺から乗った江ノ電からみる湘南海岸は、もうとっぷりと暮れています。



ハイキングもお喋りも楽しかったな。

今日来られなかったメンバーも一緒にまた来ようね。






調べてみると、鎌倉にはたくさんハイキングコースがあります。

地形も複雑で歩くには面白い。

今回は時季をちょっとはずしてしまいましたが、花を愛でながらの鎌倉お花見散歩、

これからの楽しみになりそうです。

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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その9 最終章~

2014-12-12 | そうだ 京都、行こう。
深夜バスの出発が23:20なので

一人で過ごさなくてはいけません。

暗くなると心細くなってしまうのですが、

今は紅葉絵巻のライトアップが各所で行われています。



選んだのは北野天満宮

次女が受験生なので迷わずそこに決めていました。

蹴上から地下鉄東西線で烏丸御池に。

そこから地下鉄烏丸線で姉は京都駅に向かって南下。

私は今出川に向かって北上。そこからバスで北の天満宮前に向かいます。

携帯の乗り換え案内のルートとは違っていたのですが、駅の案内の人に聞くとそちらの方が早いとか。

やっぱり地元の方に聞くのが一番ですね。



着いたのは4時前でした。




【北野天満宮】

菅原道真公を御祭神とする全国天満宮の総本社



雨が上がりました。



娘のこの三年間(三ヶ月?)の頑張りが報われますように。





いつも修学旅行生には会わない所ばかり回っていますが、

さすがにここには学生さんがたくさんお参りしていました。



【御土居 おどい】

御土居とは、豊臣秀吉が都を洛中と洛外に分けるために築造した土塀のこと。

北野天満宮の中にその一部が残っています。









御土居の紅葉が清流を染めます。











暗くなってきました。



ライトアップで浮かび上がります。















これが今年の京都旅でたくさんたくさん心にしみた紅葉、最後の紅葉。





もっと暗くなるまで待つと、ライトアップされた紅葉の照り映えた水面が見られるはずなのですが・・・。

一人のライトアップタイムが心細いのと、もともとライトアップよりも日の光の方が好きなので、

御茶屋でお茶を飲みながら、暮れなずむ紅葉を眺める。

お昼に残してあったふたばの豆餅もこっそりほう張る。





梅林の向こうに夕陽が沈む。





境内一円は京随一の梅の名所で、2000本の梅の木があるそうです。

梅の季節に来てみたいなあ。






今年の秋の紅葉最盛期の旅も大満足。

ありがとう、京都。ありがとうKちゃん。

また気力もらったよ。

来年も、来年の自分を確かめに元気で訪れたいものです。




自分へのお土産、その1は御朱印帳

その2は、永楽屋の手ぬぐい 冬編



姉が感想を寄せてくれました。

「冴え冴えとしたした冬空に浮かぶ月とぬくもりのある灯火の対比が印象的。

 紺の濃淡で浮かぶ古都のシルエットがいいね。

 夜道をしのび歩くネコちゃんはエトランゼの自分?」

 


この感想文もこの旅の印。

後日、教材になったとさ。
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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その8~

2014-12-11 | そうだ 京都、行こう。
黒谷さんから永観堂までは徒歩ですぐです。

見えてきました。







秋はもみじの永観堂


ゆがんだガラスが、レトロでかっこいい。そして暖かい。










時折雨が激しくなります。

雨つぶの向こうの紅葉、わかりますか?





三鈷(さんこ)の松



葉先が三つにわかれている松の古木。ふつうは五本ですよね。



三鈷は、智慧、慈悲、真心を表し、この松の葉を持っていると三つの福が授かるといわれているそうです。



こんなに落ちているのに、手の届くところにはありません。



臥龍廊

龍の背中のように、山の斜面に沿って伸びる階段状の長い廊下



屋根にもふりそそぐ紅葉の雨







思いやりに満ちたお姿の「見返り阿弥陀」様をお参りして、今年も反省。





晴れ間が見えます。





昨年より、紅葉は進んでいました。
















ここから見るこの景色、好きです。




うちの子達に似ている




昨年も同じ場所で同じ空を撮ったなあ。





ただただ、圧倒されていました。









南禅寺に向かう道

この風景も、音も好き。







【南禅寺】





水路閣





脇の階段で、水路閣に上ると琵琶湖疎水が見えると聞いていたので、是非それを見たかったのです。





おお~



反対も、おお~



行ってみようか。



右は、手すりもなくいきなりの山。大邸宅のお庭らしきものものぞきます。



左はとうとうと流れる水路。もちろん手すり無し。



絶対に落ちないでよ、と姉になぜか釘をさす。(笑)

途中でさすがに不安になりましたが、向かいからきた人がいて確認したので一安心。



この水路の水は発電に使われているようです。













途中サスペンス風味でしたが、やっと知っている場所に出てきました。

春に桜並木が美しかった、ねじりまんぼ上のインクラインです。



あとで確認しましたが、どの地図を見ても水路閣とインクラインはつながっていません。

危険なので、おすすめ散策コースではないのですね。




いつもここは旅の最後の場所。

乗り換えの駅で姉と別れました。

なかなか故郷には帰れていませんが、京都では会っています。

次はいつの季節になるかなあ。

今回も綿密なプランをありがとう。



さて私はこのあと京都一人旅。

今日はここまで。ごきげんよう、さようなら。


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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その7~

2014-12-10 | そうだ 京都、行こう。
【真如堂】

出町柳~市バス~錦林車庫前

春とは違った入り口

坂道に励ましの文字が掲げてありました。





姉の後を追う



春は本堂の白壁と新緑の紅葉が清々しい取り合わせでしたが

紅葉もまた素晴らしい。





雨は降り止みません。










三重塔も紅葉に包まれています。




















期待していた縁側は、茶店になり、座ることができませんでした。

ここでふたば餅が食べられると、頑張ってきたのに・・・・。



静かな境内

本堂の前の大木 菩提樹



実が葉っぱの真ん中にぶら下がっている。







真如堂から黒谷(金戒光明寺)へ続く小道は、変化のある素敵な小道

一度通ったことがあるだけで、もう馴染みの小道です。



文殊の塔から望む京都市内



振り返って望む





頭の中はふたばのお餅を何処で食べるか!のみ。

最初に見つけた場所は墓地の中、それも井戸周辺。怖い、怖すぎる・・・。

もちろんやめました。


前とは違う参道から出てみました。

奇跡的に発見!屋根も水場も座る場所もある。

お墓参りの方のための休憩所でした。

雨に霞む大文字山方面を眺めながらやっと一息つけました。


ふふ



ふふふふ



赤エンドウ豆と餅、餡のバランスが絶品の豆餅

口にした途端、ん~~~~~~~!!!と姉妹をうならせた栗餅の栗!!

想像を絶する栗の味。

姉のヨモギ餅も少しもらいました。大満足。

出町ふたばのお餅達、ありがとう!元気出たよ!

次も買いに行くからね。(残念なことに日持ちしないためお土産にはできないのです。)



感謝の気持ち(お腹が満たされた)で黒谷さんを後にしたのでした。






今日はここまで。

次は永観堂から。ごきげんよう、さようなら。





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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その6~

2014-12-09 | そうだ 京都、行こう。
12月1日(月)

雨の音がしています。

予報通りではありますが・・・





部屋から望む圓徳院の庭園



散り紅葉もしっとりと濡れています。





いつも元気をもらう女将さんのおばんざい




今回はお別れを言う前に写真撮影会

赤い蛇の目は女将さんが貸して下さいました。アングルもオススメの場所。





姉の選んだ写真と全く同じになったかも。

たくさん撮ってもらったのに、自分の写真写りの悪さを呪います・・・。

また、お世話になります。




見送られるままに八坂の塔に。

こんな予定変更もいいね。あの状況で逆には行けないよ。(笑)



雨に煙る姿もいいですね。




バスで京都駅まで出て荷物を別々に預けます。

昨日と同じ京都バスの同じ席に座って出町柳に向かいました。


昨日はいい天気でしたが、今日の雨じゃ、三角州の飛び石も渡れそうにありません。



頭上ではさまざまな鳥が飛び交い、川面では川鵜が羽を広げています。



出町ふたばの豆餅は、最初から計画にいれていました。

友人も旅本もネットも、とにかく薦める豆餅を食べなくっちゃ。

月曜だし朝イチだし雨だし、待たずに買えるかもね・・・なんて甘かった。

行列で、すぐにお店の場所が分かりました。



待ってる間に、ショーケースの中のどのお餅にするのか選ぶのも楽しい。

豆餅と、栗餅を買いました。





【糺の森】ただすのもり

下鴨神社の周辺に太古の昔から残る原生林



入り口に到着して姉妹で息をのんで声にならない声をあげたのは・・・

ここが間違いなく私達を呼んだことがわかったから。





間違いなく、虜になる空気が感じられたから。





【河合神社】

こじんまりとひっそりとした神社

女性の守護神です。








ここでは、鏡絵馬をメイクアップして奉納すると、美しくなりたい願望を叶えてくれるのだそうです。



きっとそれぞれのお顔に似ているのでしょうね。



糺の森
















樹齢200年から600年の木々が生い茂る、鎮守の森。

言葉はいらない。

神様がどこかにいる。

そんな空気が漂う。

雨は降ったり止んだり。

森を縫うように流れる小川。

他の天気の日にも、他の季節にも歩いてみたい。

ここはきっとまた訪れる場所。





姉の用意した傘は紅葉にも鳥居にも似合います。



私は景色がよく見えるように、いえ、無くしてもいいようにビニール傘。

でも結局自宅まで持ち帰りましたよ。








【下鴨神社】

連理の賢木(れんりのさかき)

二本の木が途中から一本になっているご神木。取材中でした。



楼門






御朱印にも葵の御神紋






お参りを終えたらまた森の中を戻ります。

紅葉は雨に濡れてもまた違う魅力











本当は森の中か、三角州公園で豆餅を食べたかったのですが・・・雨の中座るところはなさそうです。

もうすぐお昼。お腹が空いてきました。

そういえばこれから向かう真如堂に縁側あったよね。そこでお茶とおもち、一休み(*^_^*)しよう!

2人で同じことを考え、いそいそニコニコとバスに乗り込む姉妹でありました。





今日はここまで。次は真如堂から。

ごきげんよう、さようなら。
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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その5~

2014-12-08 | そうだ 京都、行こう。
今回は京都観光二日乗車券というのを利用しました。

市バス・市営地下鉄前線、京都バスが乗り放題で2000円です。

春・秋のトップシーズンは道路は渋滞でバスは動かないものと思っていましたが、

案外流れています。夕方になると、渋滞していましたが昼間は大丈夫。便利です。



一乗寺駅で叡電に乗り、出町柳駅で荷物回収。

コインロッカーの鍵を何処にしまったかは、朝2人でしつこいくらい確認したから大丈夫(笑)

渋滞を避けるために、京阪電車で定宿の東山・石塀小路の「寿栄屋」さんに向かいます。

京阪電車では京都観光乗車券は使えません。PASUMOは使えます。




寿栄屋に姉と初めて泊まったのが昨年の6月。

これで4度目。京都に定宿ができて本当に嬉しい。

京都で唯一のお馴染みさんに挨拶をすませ荷物を置いて、さて夜の部に出かけましょう。



近所の八坂神社の南向かい「萬常」さんで「だし巻き卵刺身定食」

夏にも紹介しましたが再び。

お椀のふたを開けたらびっくりしないでよ~



知っててもまたびっくり!

この楽しみは、八坂の塔をせーのって仰ぎ見るのと少し似てる・・かな??



手のひらサイズの特大だし巻き卵です。



おなかいっぱいになったところで、修学旅行生や観光客でいっぱいの祇園四条通を通って

再び京阪本線に乗り祇園四条~三条駅。

地下鉄東西線に乗り換え、お馴染みの蹴上駅に向かいます。

昨年秋の庭友紅葉旅も、今年の春の桜姉妹旅も、ラストはこの蹴上のねじりマンボでした。



夜来るのは不思議な感じ。



大好きな南禅寺から蹴上に向かうこの静かな抜け道も

夜は暗くて静かで怖いくらい。雨も落ちてきました。





【天授庵】

昨年秋のJR東海のキャンペーンのポスターになっていて、

CMの撮影風景をテレビの特集で見て、そこを目指したのにもかかわらず

辿り着けなかった苦い思い出(姉は一緒ではありませんでした)




ちなみに昨年のキャンペーン

「今年の紅葉を見に行く」と言いながら、

「今年の自分」を見に行く私、でもありました。(JR東海2013)



まさに今年の私にぴったり~~~



春は時間がなかった?閉まってた?

とにかく今回どうしても行きたかった場所。

東山界隈のライトアップは秋も春もまわったので、天授庵のライトアップに来てみました。



枯山水庭園

これこれ、この苔と石畳見たかったの。

昼間だとこの奥に南禅寺の山門が見えます。



モダンな形の石畳と白砂と苔の緑と紅葉

綺麗だな~



奥の紅葉はもう散ってしまったようです。



群青の夜空



ここは人が少なく、ゆっくりと庭を眺めることができました。



昼間も又来てみたい。





昔の人が眺めた庭を、今眺める。

自分も時代に生きているんだとしみじみと感じます。

綺麗だな~と言える幸せ。






初めての雨の京都。

鴨川沿い



白川通り





雨に光る路地



巽橋



巽神社には京都に来るたびお参りします。








石塀小路に戻ってきました。



ただいま。









何度来ても飽きないよ。

寿栄屋さん



隣の圓徳院のライトアップ










おやすみなさい。




次は京都二日目。雨の糺の森からです。ごきげんよう。さようなら。




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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その4~

2014-12-07 | そうだ 京都、行こう。
夏に訪れたかった一乗寺界隈庭園巡り

夏はなんと言っても鞍馬山越えが予想外の山登りだったため、時間が足りず断念したのでした。

大原バス停の係りの方に乗り換えるバス停を教わりました。

(大原ー京都バスー宝ヶ池ー市バスー一乗寺下り松)



【詩仙堂】

徳川家康に使えた石川丈山が隠棲した山荘。

「ある日突然、戦うのがイヤになりました。

 花や虫たちと暮らすことにしました。」
     
         1997年JR東海ポスターギャラリー「詩仙堂」より



山門の上に咲く白い山茶花が出迎えてくれました。





起伏に富む地形を生かした庭園です。

詩仙の間から眺める紅葉はもう散っていました。





この僧都(ししおどし)は、もともとは田畑を荒らす採りや獣を追い払う農具だったものを、

丈山が庭園に初めて用いたのだそうです。





散った紅葉は、庭を回り込むと鮮やかな裾模様になっていました。




















どこを撮っても絵になりますねえ。




【圓光寺】

平成の枯山水「奔龍庭」

白砂が雲海、石組みが龍





十牛(じゅうぎゅう)の庭

牛の岩は、禅の悟りにいたる課程が表現されているのだそうです。




水琴窟




紅葉、敷紅葉に圧倒されます。

























裏山の竹林も素敵



徳川家康を祀った東照宮 見晴らしのいい山の上にありました。






少し歩いて、坂の上に見えてきます。

【曼殊院門跡】



石垣、白壁、紅葉、苔

どこから見ても品格のある姿








庭園に行くまでのこの渡り廊下素敵ね。





枯山水庭園





白砂の水、鶴島(五葉松)、亀島(松)





欄干もいい







目で見た通りに撮れないねえ、と何度言ったことか。











曼殊院を出たところで、二人で座って三千院で買ったいちご大福を食べました。

小さい頃、こうして並んでおやつを食べていたのかな。






確かに何度も来たくなるお寺でした。












一乗寺エリア、訪れてよかったな。






御朱印

          曼殊院門跡              圓光寺 



詩仙堂の御朱印はあらかじめ書いてあるもの。本日分は終了ということでした。そんなこともあるのですね。



続きは京都夜の部。ごきげんよう、さようなら。



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そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その3~

2014-12-06 | そうだ 京都、行こう。
【大原リバーサイドカフェ来隣】

ランチです。

朝、寂光院への往復で通った時には板戸がきっちりと閉まっていましたが、

ランチタイムには沢山の人で賑わっていました。






先ほど閉まっていた板戸の中は、農家の軒先のようでした。

そこにテラスがあったり、待合いがあったり、京野菜があったり。








待ち時間はシンボルツリーに遊んでもらう。









大原の景色に包まれる。









猫に癒される。









もちろん人間の記念撮影もたくさんしたけど・・・アップでは二度と撮らないし!!!(T_T)





もちろん選んだのは、テラス、いえ軒先の席。


大原の空気と景色も味わう。

大原プレート1500円。







一つ一つの野菜の個性がはっきりと分かる。

大人女子にうれしいプレートです。

ごちそうさま。





店内も素敵。コーヒーも美味しそうだったなあ。



京都のガラス窓は古くてもモダン。






バス停への道は4度目。2回往復したからね。



地図で見ていた道とは全く違う。

もう心の中に刻みこまれました。



またきっと来るよ。大原。



隙間時間更新、今日はここまで。ごきげよう、さようなら。

そうだ 京都、行こう。 2014姉妹紅葉旅 ~その2~

2014-12-05 | そうだ 京都、行こう。
ただいま。

ご飯は8時過ぎに作り始めても間に合うので

それまでにブログを書いてしまおう。

長期戦で、朝ドラのようにちょこちょこ書こうと決めました。



【三千院道】

バス停まで戻り、三千院に向かいます。



♪溪(たに)の流に散り浮くもみじ

 波にゆられて はなれて寄って

 赤や黄色の色さまざまに

 水の上にも織る錦♪



右手に谷を眺めて参道を登るのは、夏の貴船と同じ。


おみやげの店がずらり



しば漬けやさん「志ば久」 



姉もおすすめ「アイスきゅうり」



ね?ね?いかにも美味しそうでしょ。



期待以上に美味しかったです。



出汁に程良く漬かっていいお味。その場でぽりぽり一気に食べました。

帰りにアイス大根も食べればよかった!!




【三千院】

♪京都~大原、三千院♪←お約束

多分若い頃行ったことあるはず。中学も高校も修学旅行では京都に立ち寄っています。

三千院、行ったことあるような~ないような~あやふやな記憶です。



聚碧園(しゅうへきえん)

ゆったりと庭を眺めるこの時間に感謝したい。





うちにもこんな襖があるといいなあ。その2



古い日本の建物





目にも足触りもやさしい擦り減り方






建物を出ると、有清園(ゆうせいえん)



美しい苔庭



この庭ではほとんど散り紅葉になっていました。



大原は京都でもいち早く紅葉の色づきが始まるのですね。

往生極楽園には国宝阿弥陀三尊像が安置されていますが、今はお一人だけ。

「南無、阿弥陀仏」



日本画の世界




わらべ地蔵に心が和みます。





奥の庭にも











三千院を出て宝泉院に向かう道







どの光もどの落ち葉も特別




【宝泉院】

五葉松 (近江富士をかたどっているそうです)



中から見ると・・・樹齢700年を越えるそうです。





柱と柱の空間を額縁に見立てた額縁庭園。「盤桓園(ばんかんえん)」



緋毛氈に座ってお茶とお菓子をいただきます。



伏見城遺構の血天井だそうです。




先に投稿したFBで意外と人気の高かったいろりの部屋からの眺め

人がいないから??



出口の天井近くにも粋な造り  池の光を反射しています。








さて、もう一度三千院の前を通りかかったとき、

あ、ここ、来たことがある。

やっと脳が反応してくれました。

この方角から見るこの参道、確かに通ったことがあります。



JKの私、たぶん。青紅葉だった。



お昼ご飯は、最初から計画していた寂光院道にある「麒麟」

またバス亭を越えて朝の道までもどらなきゃ。

好きな道は何度通ってもいい。







目に見えている感じの半分にも撮れない。

本当に美しい大原。紅葉。


御朱印

          宝泉院               三千院






さて8時ですよ。今日はここまで。ごきげんよう。さようなら。続きはランチ~一乗寺界隈。