小春びよりの午前中
予定外に芽を出してくれたギリアを、やっとポット上げできました。
ずいぶん遅れてしまったけれど、大きくなるかなあ。
昨日、赤玉土と腐葉土を購入するために久しぶりにホームセンターに行きました。
球根が随分安くなっています。
先日、好きなガーデンブロガーさんが、「地温が下がった今が球根の植え付け」と書いてあったので、
まだいけるかも、と思い購入しました。
600円だったものも500円だったものも全て200円!!
興奮してたくさん買いそうになりましたが、
植えるところがないのは十分承知していますので、そこは珍しく冷静に。
純白のミニ水仙タリアと、赤いチューリップのメリークリスマス
このセットは10月にも3セット買っていたのですが、
また連れ帰ってしまいました。可愛い組み合わせなので。
奥の鉢は10月に植えこんだもので、もうタリアが芽を出しています。
ミニアイリス ダンフォルディーテ
アイリスは初めて。楽しみ。
ホームセンターを出ようとしたら、隅っこに気になるコーナーが。
枯れかけた植物達。お買い得品コーナーです。
枯れかけてた、といっても宿根草。秋になって地上部が枯れるのは当たり前。
元は500円~600円の鉢が、全て100円!!
さっき冷静になったばかりなのに、またもや興奮。(お買い得感が違いますから)
8鉢も連れ帰ってしまいました。
ゲウム ゴールドボール、シベリアアヤメ シルバーエッジ、ギレニア トリフォリアータ、
フロミス ルッセリアナ、丁字草、ニフォヒア コメット、サクシセラ フロステッドパールス、
ベロニカ カンティアーナ
ほとんど聴いたことのない宿根草ばかり。
どこに植えるかは・・・・さてさて。
袋の中に「天狗の落とし文」が入っていました。
下山して家に帰ってから気づきました。
ひっそりと紛れ込んだ感がいいですね。
周りの紅葉は登山道で拾って、押し葉にしたものです。
高尾山は江戸時代から信仰の霊山として知られているそうです。
高尾山にある薬王院のHPには
「生命の力に満ちる関東の霊山
こころのふるさと、祈りのお山」
と紹介されていました。
修験道根本道場、天狗信仰の霊山としても知られています。
私達が登山中も、法螺の音が響いていました。
山ガールの会はおしゃべりの会とともに妖しい会?でもあるので
天狗の落とし文、心に深く刻まさせていただきます。
天狗様、ありがとうございました。
明治の森 国定公園 高尾山
東京都八王子市にあり、富士山と並んでミシュランの三ツ星に指定されたのだそうです。
関東出身の方には小さいころから慣れ親しんだ、日帰りできる東京のオアシスらしい。
初体験のワタクシは、山ガール?になるべく、
何日も前からテンション上げて準備してきたのでございます。
自宅6時出発。
まだ明けきれない空に浮かぶ半月を眺めながら、
駅までの道をおニュー(表現は古い)のトレッキングシューズとリュックで歩く軽やかさ。
非日常なことがこんなにも気分を高揚させるだなんて。
路線を乗りかえるたび登山姿の方が増えていき、
2時間弱後には高尾山登山口に到着。
登山コースは1号路~6号路とあるのですが、ケーブルカーを使って中腹まで登り、
そこから山頂(599メートル)を目ざし、稲荷山コースという見晴らし尾根コースを下山する
というルートを、山ガール先輩が選んでくれました。
早朝はちょっと並んだら乗れましたが、
私たちが下山した12時過ぎには、ケーブルカーの駅は長蛇の列でした。
早朝作戦成功です。
なんという天気の良さ!!!
関東平野を見渡せます。
スカイツリーも高層ビル群も、横浜ランドマークタワーも確認できました。
関東平野、広いぞー!
おしゃべりしながらなだらかな道を登っていきます。
途中の御茶屋?のごまだんご、絶品でした。
(ごまどころ 権現茶屋 )
かりかりのもちもちの、ほんのりとした甘さのおだんごに醤油のたれ・・・。
また食べたい。
何カ所かでお参りしました。
「懺悔懺悔 六根清浄」と唱えながら石車を回し心を清らかにしたつもりです。
圧倒的な存在感。
心が震えました。
たくさんの登山客が全員富士山を眺めて感嘆の声をあげます。
天気が良かったのも元気で登れたのも紅葉が美しかったのも富士が姿がくっきりと見えたのも、
何かのご褒美だと思うことにします。
下山は稲荷山コース(見晴らし尾根コース)
こんな道大好き。
ずっとしゃべっていても息切れしない程度の道のり。
途中で持参したおにぎりや果物を食べて一息いれます。
麓に近づいてきました。
紅葉の道
賑やかな麓
山粧(よそお)う
屋根から樹齢150年(?だったかな)の柿の木が突き抜けているお店で
お蕎麦をいただきました。
根元は店の中にあります。
熱々のおまんじゅうを食べて、駅に向かいます。
山の装備を準備するときの期待感
山に向かうまでの街を歩くときの特別感
山で吸う空気、山でする食事、山でする会話、心地よい疲労感。
初心者なりに楽しむことができました。
味わわせてくれてありがとうございます。
また機会があればぜひ!!!
庭の秋
やっと晴れた午前中にゆっくりと庭に出られました。
この日を待っていましたよ。
御輿(みこし)草 (ゲンノショウコ)
くるんくるん
あっちにもこっちにも。
ジューンベリー
やっと黄色く色づき始めました。
ライラックは赤色になる葉も
森の小道コーナーに短時間だけの日が差します。
煉瓦はやっぱり埋め込みました。
移植したキャットミントが馴染んできました。
ブドウとブルーベリー
ここまで伸びた蔓のブドウの葉は黄色ですが、
箱根のモミジもきれいでしたが、
小さな盆栽にも、ちゃんと平等に秋は訪れました。
ワイルドオーツ
種で増えるのかな。
藪椿の実
面白い形 椿油とれるのかな。
この黄金色のふさふさ感、気持ちいい~。
ちょっと紫色にも染まっています。
根元のこの紫色の新芽・・・たまりません。
分かっていても、いつもかき分けて見とれてしまう。
ホスタもきらきら
もうすぐお別れ
春先の赤い芽でおなじみのアマドコロも
最後は黄色
ケイビラン
きらきらしてきれい。
忙しい合間を縫っての日曜日の紅葉狩り
忙しいからこそ強行することの大切さを実体験いたしました。
【本厚木~ロマンスカー~箱根湯本】
箱根湯本 「湯葉丼 直吉」でランチ
温泉地の川沿いのロケーションが、日帰り旅の贅沢気分を盛り上げてくれます。
湯葉丼セット
紅葉狩りのトップシーズン故、待ち時間も長かったのですが、
席に座ってからは待つことなく、優しい味の湯葉に大満足です。
【箱根湯本~箱根登山鉄道~強羅】
色づいた山をスイッチバックしながらゴトゴトと登るのですが、
朝の通勤ラッシュ並の満員電車。
眼下に時折見える、箱根駅伝で見る道路も渋滞してました。
【強羅~ケーブルカー~公園上駅】
箱根美術館
紅葉の苔庭を観るために入館しました。
山に日が陰る直前だったので、
きらきら輝く紅葉が見られたのは一瞬でしたが、
その一瞬に間に合ってよかった。
苔に落ちた紅葉も芸術
やわらかい苔に彩り
宝石箱みたい。
【公園上駅~ケーブルカー~早雲山】
向かいの山には日が当たっていますね。
【早雲山~箱根ロープウェイ~大湧谷~箱根ロープウェイ~桃源台】
ここでは乗り換えただけ。硫黄の匂いがぷんぷんします。
こういう光景見ると嬉しくなっちゃいますね。
芦ノ湖が見えてきました。
夕陽になってきています。日没に間に合ってよかった。
芦ノ湖到着
【桃源台港~遊覧船~箱根町港】
五時の最終船に乗る頃はもう日暮れです。
【箱根町港~箱根登山バス~箱根湯本~ロマンスカー~相模大野】
箱根フリーパスを使い、乗り物も紅葉狩りも食事も、そしておしゃべりも満喫しました。
日帰り女子旅最高です。
Kさんありがとう!!
今度は娘達と一泊で訪れたいな。
長女が通う学校の学園祭に行って来ました。
このケヤキ並木は「残したい日本の音風景100選」に選ばれたそうです。(平成8年 環境庁)
「 春 新緑の優しく爽やかな葉ずれ
夏 濃い緑の下のしじま
秋 軽やかに舞う落ち葉
冬 木枯らしの後の一瞬の静寂
四季折々、並木は様々な表情を見せてくれます。あなたは今日、どんな音の風景に出会えましたか?」
(並木道に設置された看板より)
きらきら光りながら落ち葉が舞っています。(写真には収められなくて残念)
雪みたいにどんどん降ってきてきれいなんだよと、女子高生だった娘が言っていました。
まさに錦秋、この時季に訪れたのは初めてかもしれない。
学園を取り巻くこの欅(ケヤキ)並木と学校名の由来に惹かれて、母(私)はこの学校を選びました。
父は伝統に、娘本人はスマートなセーラー服に。
今春セーラー服からは卒業してしまいましたが(寂しい)、
ここに通う年月はちょうど娘が父をなくした年月と重なります。
それだけ季節が巡ったということですね。
学園祭の匂い、音、がやがやした風景は私にとっても懐かしいもの。
ここで過ごす7年間がどんなに自由で贅沢な時間だったのか、
娘が気づくのはきっと私の年頃になってからでしょう。
久しぶりに母校の大学に行った友人がそのことを再確認して、
ご両親に御礼の電話をしたと聞きました。素敵な話です。
私も伝えられたらよかったな。
きっと、父も母も一度も私の大学には訪れていない。
自分のことばかりに夢中で、
通わせてもらうことの感謝の気持ちさえもてなかったあの頃の私。
「かまんよ。○○ちゃん(長女)にはよくしておやり。」と母ならきっと言ってくれると思うけど。
必ず帰りに寄る、大好きな井の頭恩賜公園
井の頭池にかかる七井橋、スワンボートはその向こう側です。
池の畔では、いろいろな人がいろいろなアートを好きずきに発表して楽しんでいるので
文化の香りがして素敵なのですが、
今日は奥のジブリ美術館の方へぶらぶら歩いてみることにしました。
すぐ傍にある都会の喧噪から離れてどうしてこうも豊かな環境が存在するのでしょう。
ここに来るたび、あまりにも贅沢な空間だなあと感心してしまいます。
落ち葉で遊ぶ子ども達。
ベンチに座って見守る大人。森の中にシートを広げて時間を過ごす恋人達。
何だか色彩的にも外国にいるような錯覚を覚えます。
お洒落な古い洋楽を聴きたい感じ。
読書をするにもいい気候です。
でも、吉祥寺で買い求めたたい焼きをほうばる私でした。
残りは娘たちにお土産。
じゃーん。
ジブリ美術館(の周り)
心優しい天空の城ラピュタのロボットが屋上にちらりと見えます。
トトロとまっくろくろすけがチケットを売ってくれそうですが、
チケットを事前予約しないと入れません。
孫と来るようかしら・・・何年後?
ぽっかり開けた広場の上空には、ビルも電線も何もない。
ただ秋空だけ。
これまたとてつもなく贅沢。
玉川上水の脇を歩きます。
上水のこの感じ、夢によく見る。
ヤツデがたくさんありました。
ここでする太極拳(ヨガ?)はなんだか効き目がありそうです。
歩いているうちに見当違いの方向に進んでしまい、
修正しているうちに日が傾いてきました。
水面に映る紅葉も美しい。
と写真をとる団体さんに遭遇。
この公園はドラマや映画のロケ地にもよく使われているので、ロケ地周りの人たちでしょうね。
いったい何のシーンだったのでしょう。
この野外ステージは、一昔前に我が家でも好きだったドラマでよく出てきた場面です。
次に来るのはいつになるかな。
夕暮れになって寂しくなる前に
急いで帰途につきました。
「八入(やしお)の雨」の八入は染め物用語。
写真では紫や赤が本当の色にならないなあ・・・と前々から嘆いていましたが、
最近の超愛読書(笑)「京都すてきな秋(マップルマガジン)」にヒントが書いてありました。
・赤い紅葉はマイナス補正で鮮やかな赤に
・黄色の葉はプラス補正で明るい黄色に
なるほど。露出調整とかしたことがなかったので覚えておかなきゃ。
紅葉を撮るためのデジカメ簡単テクニックは他にもいろいろ紹介されていました。
今年の秋はいろいろ試してみます。^^
ちなみに上のノコンギクは一番見た目に近いのですが、周りは暗くなり過ぎますね・・・。
ブドウ
毎年、ほとんどの葉がコガネムシに恐ろしい勢いで食い尽くされるのですが
今年は一度消毒したこともあり、いくつかのつるが元気で紅葉しました。
晴れた日に撮りたいなあ。
グラハムトーマス
たぶん今年最後の花。
ひとつ咲いただけで、庭のイメージがぱあっと変わります。
バラの存在感ってすごいですね。
粉粧楼
ピンクが濃い。
黄花芳香菊
1㎝くらいの小さな菊ですが、群れて咲いてかわいいのです。
ケイビラン
そろそろ庭の葉ものも色を変えて土に戻るようですね。
後ろの立ち枯れはルドベキアタカオ
以前は何でも、枯れてきて根元に新芽を確認したらすぐに刈り取っていたのですが、
なんだかこの頃枯れ姿に風情を感じるのは・・・
ポールズヒマラヤンムスクの実
ローズヒップがもっと大量につく品種なのかもしれませんが、
今年は花付きも悪かったので、ぽつりぽつりという感じです。
モミジ
盆栽のモミジ
軒下から外に出したら、徐々に染め上がりました。
ここはあるところにリンクしているのですよ~
フフフ 心が旅に出かけてしまいます。
一雨一度
この時季は、ひと雨降るたびに気温が1℃下がるといわれ、
紅葉も、ひと雨ごとに進みます。
木々の葉を染めていく雨を「八入(やしお)の雨」と呼びます。
(24節気72候の暮らしカレンダーより)
紅葉が楽しみな季節になりましたね。
今年はステキ計画があるのでなおさらです。^^
今年の3月、長女の卒業祝いに、南青山のル・ヴェスベで作ってもらった野の花ブーケ
すみれ色の小さな花がぽんぽん状に集まった可愛い花は、ギリア。
野の花ブーケにぴったりな柔らかい印象の花です。
他の花が終わっても、次々と花を咲かせ1ヶ月たっても元気で楽しませてくれました。
もしかしたら、種が取れるかもしれないと、枯れてからもそのままとっておきました。
先日、栽培委員会のポットに移植作業が全部終わった後に、ギリアの枯れ姿を発見。
だめもとで、勿忘草の苗を全部採ったあとの種蒔きトレイに、ぐしゃぐしゃとほぐして蒔いてみました。
なんということでしょう。
たくさん発芽しましたよ。
秋蒔きとしては一ヶ月以上遅れてしまいましたが、大丈夫かな。
おしゃれ花屋出身のギリア。
まさか種蒔きできるとは思ってもみませんでした。
猫額庭で大切に大切に育ててみようと思います。
ブーケの花の命をつなげられるとは、嬉しい発見です。
小田急線の秦野駅から渋沢駅の間に広がる渋沢丘陵。
日だまり一家の案内で庭友おしゃべりハイキングです。
住宅地から丘陵に登る途中で、冬瓜をいただきました。
この後ずっとリュックで運んだの、えらかったねえ。
牧場や、蕎麦畑、黄花コスモス畑、自然薯畑、キウイ畑、色とりどりの菊畑
道端の小花や木の実を愛でながら歩きます。
下方に見えるのは秦野市街、
天気が良ければ向かいには丹沢のやまなみや富士山が見えるのだそうです。
福寿弁財天の下に広がるのは「震生湖」
関東大震災の時に誕生した湖だそうです。
その存在を初めて知りました。
どんぐりと双葉の共演。森の息吹。
名前の分からない植物は、日だまり家のご主人が親切に教えて下さいます。
シロヨメナ
コウヤボウキ
ヤブコウジ
昆虫大好きの息子さんが見つけた、エサキモンキツノカメムシ
このカメムシ、背中にハートしょっていました。
ハーブの葉っぱを匂ったり、山椒の葉や実をさわったり、ドングリ拾ったり、
パンパスの種を振りまいたり、酸っぱい赤い食べたり、
牛を見たり、猫を秘密の作戦で呼び寄せたり
バカボンとモーレツあ太郎を再確認したり、
のんびりゆっくりハイキング
春も素敵なところでしょうね。
楽しいハイキングをありがとうございました。
父と息子っていいですね。
しみじみと家族の良さを感じた一日でした。