山ガール先輩ミナヅキさんプレゼンツ
ゆる山女子会
5:02
朝陽に送られて座間を出発です。
ミナヅキさんの素敵な手書きしおりの計画より
30分遅れて
北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅に到着
(途中の朝食場所である中央道双葉SAでのおしゃべりが過ぎました^_^;)
着いた途端、アルプスの雰囲気漂う
山麓駅
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/e3/148d27029accee203e188cb35ca5a014.jpg)
否応無く気分が上がります。
9:00
標高1771mから一気に高低差466mを
一気にロープウェイで登ります。
山初心者の私たちにはぴったりのコースを
ミナヅキさんが選んでくれました。
窓から見える急峻な地形の南八ヶ岳
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/2e/99599310145bac6fe054024a833610eb.jpg)
それぞれの山の名前はこちらの看板で↓
約7分で山頂駅に到着です。
おっと忘れちゃいけません。
この先、北横岳に登山するので
「登山届」に記入し提出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/18/758b73e92c624c464ca0ac9146856070.jpg)
「安易に登山しないように」の文字に気分が引き締まります。
ゆる山女子会とはいえ、この日に備えそれなりに装備は準備してきました。
私は、遭難した時のために、と沢山非常食を用意しました^_^;
【坪庭】
山頂駅前から広がる坪庭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/3a/e7ae760e28369200f4ffa3f4468d1739.jpg)
八ヶ岳連峰の中で最も新しい溶岩地形なんだそうです。
散策するだけなら山の装備でなくても観光客として楽しめる場所。
「空気が薄いからここで花を愛でながら慣れましょう」ミナヅキさんのゆる山しおりより。
9:19
ここからスタートです。
さて雄大な坪庭の全景から、
と思うのですが、いきなり足元の山野草にくぎ付けです。
ゆる山女子会は、花会庭会メンバーと丸かぶりなので、両方楽しめます。
立ち止まって花をじっくり眺めることが許されるなんて、幸せ。
イブキジャコウソウ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8c/bfc15a49c37c49e79ababe8ad37fcb22.jpg)
はめていた手袋をいきなり外し
葉っぱをモミモミ。
間違いなくタイムですね。
ヤマホタルブクロ
散策路をちょっと外れてお参りに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/d5/d7a57306d66c826dfbcdbbf070339d1d.jpg)
こんなにいいお天気にしてくれて
本当にありがとうございます。
私はもっばら山野草に夢中
オニアザミ
ショウマ(アスチルベ)でしょうか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/76/173e5a3c2ac4d3fb6039b2e1933353ed.jpg)
マクロレンズをつけてなかったので
なかなかピントが合いません。
山に登っても撮りたいのはマクロな世界だなんて…^_^;
ワイルドストロベリー
キバナヤマオダマキ(ピンぼけ)
コイワカガミの花はもう終わっていました。
ヒペリカム?そっくりです。
(追記:イワオトギリソウでした。ヒペリカムの仲間です。)
大自然のロックガーデン
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/99/cb8c3783369074dc4c243c3be6f15561.jpg)
名前がわかりません。
キリンソウ
夏山を楽しむ人々
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/0e/928590d6ff52c12fa7891014d6592e76.jpg)
軽装の方は多分坪庭の散策のみを楽しむのだと思います。
ここからは軽装禁止
登山道に入ります。
写真を撮る余裕はもちろんなし。
途中で靴紐をしっかりと結ぶのを忘れたことに気づき、結び直し。
足首が固定されていい感じ。(当たり前です。)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/42/03/4eeded254801b13ecc7b0459624b1e3b.jpg)
あちこちに生えているドウダンツツジの
葉っぱに癒されながら登ります。
途中でメボソムシクイという
シュッとした可愛い野鳥の存在を
野鳥好きの方に教えてもらいました。
10:25
北横岳ヒュッテ到着。
「なんか可愛い一目惚れヒュッテ」
ミナヅキしおりより。
本当になんか可愛いね。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/ef/e6a2fc112889a3a738f206e80c3924dd.jpg)
窓や文字も煙突も。
本格的に休憩タイム
木のテーブルと酒瓶ケースに座ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/54/06/0247016e1930b6a56ae31ec47a9529ac.jpg)
ミナヅキさんがゼリーを凍らせて持ってきてくれました。感激。
持ち寄ったお菓子でしばしお喋りタイム
さて、元気が出たところで、もう少し頑張りましょう。
10:50頃
【北横岳南峰2472m】
到着
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/0a/f803f66d682f34d3e88032a16f75d40a.jpg)
向こうに見えるのは蓼科山
八ヶ岳連峰の北端、諏訪富士とも呼ばれるそうです。日本百名山の一つ。
記念撮影
せっかくの写真なのにお顔を隠してごめんなさい。
雲の切れ間から
遠くに北アルプスや南アルプスが見え隠れします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/04/85dedf6f7751ae287e12d868347aeea4.jpg)
あんなに高い山々が存在するなんて
信じられない気持ち。
少し移動して
【北横岳北峰2480m】
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/95/8f9788cb14a72dabfae88d3708e8c92a.jpg)
一人一人で記念撮影
すぐさまFacebookにも投稿しましたが
届きました!
11時過ぎ
岩場に座ってお昼ご飯のおにぎり。
ここでもミナヅキさんにカップヌードルをご馳走になりました。
本当に美味しかった!感謝。
日だまりさんの甘い梅干しも忘れられない味。
しばしお喋りタイム。(どこでもだけど)
さて折り返しです。
ハイです。
北横岳ヒュッテまで下りてきたら、少し脇道にそれて七ツ池に。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/b4/e377a31f2a82d675e345e3cd8e101a5f.jpg)
静かです。
誰もいません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/6d/a7f01a776f6844e0615511170fb5463d.jpg)
池のほとりまで降りて行くことができます。
mauveさんのカメラ熱に急にスイッチが入りました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/47/48a691b14bd96f45750f68c23e77b834.jpg)
mauveさんの視線の先に何が映っていたかは
こちらから
苔が美しい。
記念撮影
北横岳ヒュッテに戻ってきたら
コーヒータイム!
お湯とコーヒーはミナヅキさん。
重いのに本当にごめんなさい。
次回から自分の分のお湯は自分たちで運びます
どこかで同じ風景みたわ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5c/aeed6fdbd436af9e229ce07f83b076ab.jpg)
高尾山ででも、でしたね。
山で飲む熱々のコーヒー、最高です!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/f5/f3ae578d6db90c29595eb60f3c510197.jpg)
おやつが非常食にならなくてよかったわ。
しばしお喋りタイム(笑)
さてさてここからは下りコースです。
もう戻れないと思ったら、私のカメラスイッチもON!
山道は好き。
石や木や根っこや草やキノコ
下りは楽だからワクワクしてしまう。
楽といっても、ゆる山だからそんな呑気なことが言ってられるのでしょうね。
完全な「下山ハイ」です。
ちなみに山ガール先輩のミナヅキさんは「登山ハイ派」だそうです。
下山ハイなのでお喋りも止まらない。
葉っぱがトゲトゲの◯◯草、白樺によく似たダケカンパ、菌類萌え、インディアンバックの人…etc。
ドウダン、素敵だわ。
スギゴケ生き生き
変化のある足元
このまま箱庭にして持ち帰りたい
山道を作ってくれた方々に感謝
この葉っぱ、花のようで可愛い。
名前がわかりません。
(追記:ゴゼンタチバナかも)
シャクナゲの木も沢山ありました。
こんな所、本当に登ってきたのかなあ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/a7/3a2a865a410535e47e629b02f0169fc1.jpg)
上りの時はきついので足元しか見てなかったのです。
時々空も見上げなきゃ。
坪庭が見えてきました。
坪庭を回り込んで
次は縞枯山荘を目指します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/01/5a6d06a59729c2b85cad41a7ffb1e7e4.jpg)
向こうの山に縞枯れ現象が見えます。
縞枯れというのは、
「モミ属のシラビソ・オオシラビソが一斉に立ち枯れ、
その跡に稚樹が一斉に成長して、
またある年月で一斉に立ち枯れるというサイクルを繰り返すため、
その立ち枯れが標高に沿って帯状に見え、
なおかつ、その帯が年々わずかずつ移動していく現象である。」
だそうです。wikipediaより。
またまた楽しい坪庭散策
楽しすぎてドラマの話とかするのですが
全員物忘れが激しすぎて、連想大会みたいな会話です(笑)
縞枯山荘への道
この道は好きだ。
見えてきた。
14:10
周りを山に囲まれてぽっかりと空いた空間
四国カルストに似てるかな。
こういう場所に来ると
何故だかいつもとてつもなく寂しくなる。
何故なんだろう。
姉たちには分かってもらえるかな。
この心細さ。
幼い頃に戻ったような気分。
ちょうどいい写真はないのだけれど。
ここではテラスでリンゴジュースを飲みました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/cf/2f2733b1b9f6f45bd6befc99d175f4ae.jpg)
日だまりさんが持ってた高性能の虫眼鏡?で赤ダニ(宝ダニ)を追うmauveさん。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/9d/30312c69f152f4299cdcf01736cc72f3.jpg)
疲れ切った私の表情。いつもの感じです。笑
記念撮影
アザミ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/df/eaadc0410eea9335107254831aedd23f.jpg)
写真がうまく撮れませんでしたが
ノラニンジンも咲いてました。
この花、もっと上にも沢山ありました。
(追記:バイケイソウでした。ユリ科です。
芽出しがオオバギボウシに似ていて誤食され中毒を起こすことが多いのだそうです。)
15:00前
ロープウェイ乗り場近くの自然のお花畑
ハクサンフウロ(ピンぼけ)
「西の魔女が死んだ」のあの場面は本当だったんだ、と思わせる、ワイルドストロベリーの群生。写真にはうまく写りませんでした。
ウツボグサ(ピンぼけ)
七ツ池を指差しています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/dd/fb5c03dba27b3eaa0ad8f4be1756b57e.jpg)
この日のための日焼け対策重装備。
ストック(トレッキングポール)は
ミナヅキさんの物を一本お借りしました。
とても助かりました。
これから山登りの機会がまたあるようだったら
購入しようと思います。
ブログに草花の名前を明記できたのは
この看板で確認できたもののみです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/b0/0335255410dd042fc3db1633157cfa61.jpg)
山野草図鑑が必要です。
3:20ロープウェイ発
ロープウェイ内での説明によると
南アルプス、中央アルプス、北アルプスを一望できるのは日本でこのロープウェイだけだそうです。
残念ながら雲がかかって確認できませんでした。
4:10
エクシブ蓼科到着
気持ちのいい露天風呂
デラックスな部屋
部屋のテラスからのぞむ夕空
美味しい料理
熱帯夜とは無縁な涼しい風
降るような星空
楽しいお喋りタイム…
こうしてゆる山会の1日は終わりました。
みんなに感謝です。
朝の散歩と、ポールスミザーの庭は次回に続く。
メモ
4:10自宅出発
4:30mauveさん宅到着
5:00日だまりさん宅出発
7:30中央道 双葉SA出発
8:40北八ヶ岳山麓駅ロープウェイ到着
9:00ロープウェイ