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蓼科山 冬山登山

2023-03-04 | 雪山登山

2月23日祝日
今年も好日山荘おとな女子登山部の冬山ツアーに
参加させていただきました。



毎年冬山では自分の体力不足と面倒臭がりと鈍臭さで
エライ目に合ってしまい、これで辞めようと思うことばかり。
それでもまた今年参加しようと思ったのは
集合解散が八王子のバスツアーであるということ。
乗り換え一回で近い!と思ってしまうのです。
もちろん最強の山ガール先輩が同行というのが
1番の安心安定の参加動機!!!

悪天候と体力不足で
写真を撮る元気なし。
1枚も撮れませんでした。

唯一山頂でガイドさんがマイスマホで撮ってくれた1枚



アイゼンをつけた時に紐を巻き付けなくてもいいやり方
(またつけることがあるかどうかは知らんけど笑)





いつも通り後列にだんだん下がり
遅いチームになりましたが
登山学校校長のガイドさんがバッチリついてくれ
懇切丁寧に指導し励ましながら導いてくださいました。
そうでなければ当然
蓼科山に登頂し無事下山はできませんでした。
ガイドさんスタッフさんに心から感謝します。

詳しい登山記録はこちらで。

おとな女子登山部ブログ

雪山登山バスツアー @蓼科山(2,531m) ① - 吉野香織の山日記

蓼科山の雪山登山ツアー 参加された皆様、お疲れ様でした! 吹雪いていました。。笑 筋肉痛や疲労などは大丈夫ですか? SNSには簡単な記録動画をアップしたのですが、改めて...

吉野香織の山日記

 

雪山登山バスツアー @蓼科山(2,531m) ② - 吉野香織の山日記

山頂まであと少し! みんなでワーキャー言いながら山頂を目指しました^^ ↑この写真好き♪ 風が本当に強くて・・・ 山頂に到着した頃には、髪もまつ毛も真っ白に。 山頂から...

吉野香織の山日記

 
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ガイドさんInstagram

おとな女子登山部広報担当Instagram

色々あって助かるわ〜(≧∀≦)


【MEMO】
・冬山とはいえ行動中は暑くなるので
下着、山用ロングTシャツ、薄いフリース、
一番上にアウター
山用スパッツ、冬用パンツ、ゲイター
で十分。
昨年の反省を踏まえ、途中からまってイライラする
サコッシュは着けなくて正解。
森林限界を抜ける前に、もう一枚ライトダウンを着込む。
バラクラバも持っていたのに
モタモタしていてつけなかったので、
吹きっさらしの山頂でヤケーヌだけでは顔が凍りそうだった。

・行き途中のバスのトイレ休憩中に
なるべく装備を整えるようにとのお達し
慌てて冬山登山用の靴を履く。
後でしっかり履こうと思っていたのに
現地の登山口でそのままアイゼンを装着してしまう。
歩き始めてすぐに踵が浮いている感覚。
このままだと靴擦れしてしまうかも…という不安が常に付きまとう。
ゲイターも上からつけているので、簡単には直せない。
結局、ひどいことにはならず下山。
ただでさえキツかった下りで
靴擦れの追い打ちがあったら、さらに地獄だったろうな。

・ハイドレーションはすぐに凍り飲用不可
冬山では5分ごとに吸っていないとダメなのだそう。

・遅れ気味なので、途中休憩の時の指示を聞き逃し、
パンやご飯を食べ損ねる。(行動食は食べた)
結果、下山まで結構お腹が空く。

・筋力不足で、下山では足がガクガク
楽しみにしていた温泉も足が攣りそうになり断念。
筋肉痛は翌日から凄いことに。
翌日の勤務中は大したことなかったのに
週末は階段の登り降りも苦痛に。4日後にやっと完治。

・全てのマイナス要素の原因は
自分の体力不足と行動ののろさ。
装備や片付けに時間がかかり、
ツアーの皆さんと同じ時間で行動ができない。
迷惑をかけたくないという考えが
いつか本当に重大な迷惑をかける要因になると思う。

・ツアーでなければ雪山に登頂するという
体験は絶対にさせてもらえない。
ただツアーだからこその行動の制限もある。
登頂した時の感動や雪山の自然の素晴らしさは、
何にも変え難いけれど、
雪山では行動が極端に鈍くなりめんどくさくなる私には
雪山は向いていない。
多分これが最後。
別の形で山は楽しく登ろうと思う。





黒斑山 雪山登山 その2

2022-03-04 | 雪山登山
この日の雪山登山では私の悪い癖が全部出ました…

めんどくさくてしんどくてめんどくさい。。。

1.雪山用登山靴に履き替える。
2.ストックに雪山用のパウダーバスケットを取り付ける。
3.12本爪アイゼンを装着する。
4.歩き始めると暑くなり中に来ている中間着を次々と脱ぐ。
5.脱ぐたびに外した手袋をどこにやったのか忘れ、探しまくる。サコッシュも絡みまくる。
6.ザックを開けたり閉めたりの動作が遅く時間がかかる。

この1〜6で、せっかくまばゆいばかりの雪山に来ているのに
めんどくさいしんどいめんどくさい…の悪のループに。
当然スマホを出して撮影する気力が失せました。

なんかマイナス要素から入りましたが…(^◇^;)
何はともあれ、出発です。



夏に登った時と同じコースのはずですが
真っ白な雪の上を歩くので、足の置き場を探しながら歩く必要はありません。

風もなく本当に気持ちの良い雪山登山日和
暑いくらいです。

立ち止まると遠くに連なる真っ白なアルプス
そして富士山
素晴らしい眺望です。


Photo by チーム鍋割

昨年もそうでしたが
重い靴とアイゼンのせいか
段々と同じ速さでついていけなくなり
早い段階で最後尾まで下がってしまいました。

緑のザックが私です。


Photo by 好日山荘おとな女子登山部


Photo by 好日山荘おとな女子登山部


長いツララがあちこちに


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

眺望の良いこの場所に来た時にはもうヘトヘト…
でもやっぱり疲れを忘れます。
やっとの思いでスマホを出して撮影しました。
写真にはうまく写りませんでしたが
とにかく遠くにどこまでも連なる
真っ白な山々が素晴らしいのです。



ここで少し休憩


Photo by チーム鍋割

この日は防寒と言うよりも完全に日焼け止めの
ヤケーヌ(マスク)です。


Photo by チーム鍋割


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

黒斑山への道のりは
急登はほとんどなく途中平坦な所も何度かあります。
普通の時ならそこでホッと一息ついて楽になるのですが
アイゼンを履いているときはちっとも楽にならない。(私的には)

それでもここまで来たらまた気分は最高!!!


Photo by チーム鍋割

昨夏の同じ場所「槍が鞘」




Photo by チーム鍋割


Photo by 好日山荘おとな女子登山部


Photo by 好日山荘おとな女子登山部



ガトーショコラ状態になった浅間山
見事です。


Photo by チーム鍋割


Photo by チーム鍋割


夏には分かりませんでしたが
次の目的地「トーミの頭」までの道のりが
はっきりと見えます。
カラフルな登山者のウェアが並んでいます。

Photo by チーム鍋割

一歩一歩登って登って
まだ少しずつ遅れて…

それでも黒斑山にたどり着きました!!!


何メートルくらい積もってるのかな。




40分もないランチタイムでは
疲れすぎてまためんどくさい病発病
また中間着を羽織るのも荷物を整理するのもうんざり。
座ることもせず膝をついたまま
カップヌードルとおにぎりをパクつく。
カップヌードルのパワー恐るべし!!!

元気になりました。





Photo by 好日山荘おとな女子登山部


下りはいつものようにゲンゲン元気(*^▽^*)

トーミの頭


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

下りはスイスイ
見事な眺め


夏はのんびりホットサンドした場所です


雪の斜面に残る動物の足跡


Photo by チーム鍋割


途中で昨夏同様、登りとは別のコースに入る。
ここで浅間山の雄姿とはお別れ
振り返って名残を惜しむ







次々と後から下山してきています。






こんなに標識が埋もれています。



夏はこうでした。




真っ白な雪、真っ青な空、カラ松の緑
じっくり味わう余裕がやっと出てきました。


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

途中でピッケル講習




そしてモグモグタイム




バルタン星人の手の形の芽は
オオカメノキの冬芽


Photo by 好日山荘おとな女子登山部

下りながら雪玉を作って坂を転がしてみたり
カラ松の木々に残った雪を見たり
静かな山の音に耳をすませてみたり

あんなに苦しかったのに
下りてしまったらまた忘れてしまった。



佐久平駅から見た夕陽に染まる浅間山



雪山にまた挑戦するかどうかは
来季考えよう。(先送り)

下山した次の日、
鎌倉の「山のよりみち店」で買った真田緑さんのハンカチ

正に黒斑山で見た雪とカラ松でした。









黒斑山 雪山登山 その1

2022-02-26 | 雪山登山
2月26日土曜日
好日山荘のおとな女子登山部の部活!!!
今回は、チーム鍋割での参加(^_^)v





黒斑山は昨年の夏、山ガール先輩姉妹に
連れて行ってもらったばかり(≧∀≦)

黒斑山について詳しくはこちら(2021.8.4)


東京6:52発 北陸新幹線あさま601号
佐久平8:15着

3日前に新幹線の指定席を取ったのですが
そのときすでに満席に近く
今朝も新幹線乗り場の前は
たくさんの人でごったがえしている状況。
満席となった指定席の車両の中は
私たち以外は全員若者でした。笑
スキーシーズンですね。

新幹線の中で見た天気予報



浅間山のライブカメラ



嬉しすぎる晴天です。

佐久平から高峰高原に向かうバスに並ぶのは
スキー客ではなくほぼ登山客。
バスが増便されるほどの盛況ぶり

遠くに連なる八ヶ岳や富士山、アルプスの山々
そして浅間山のガトーショコラ
白銀の世界と青く青く澄み渡る空

詳細は後日!







榛名山 掃部ヶ岳登山

2022-01-30 | 雪山登山
1月29日(土)
今年度最初の登山
おとな女子登山部のツアーに参加してきました。
コロナ対策は万全です(`^´) 



2年間に同じようなツアーに参加しようとしましたが
雪不足で参加を断念。
その時に買った6本爪の軽アイゼンがやっと使えます!

【位置関係】
群馬県ですね。
榛名山という山はなく、
一つの山体の総称で同名の峰は存在しないそうです。








北陸新幹線もお馴染みな感じになりました^_^



東京は曇ってる感じでしたが
北上するにつれて雲が晴れてきた!

なんたって今日の榛名山の天気予報はこれです✨



東京駅から高崎駅まで1時間もかかりませんが
新幹線に乗るなら^_^
と、すぐに駅弁を買って食べてしまいました。
新幹線は1人でも楽しい〜(≧∀≦)

駅弁食べてトイレに行ったら
もう着いたって感じです。

高崎駅に着く直前に窓から見えた浅間山
実は2月にまた浅間山の外輪山、黒斑山に行く予定
それはチーム鍋割山で参加(≧∇≦)楽しみ〜



高崎駅から榛名湖までは
バスに揺られて1時間半弱(遠い)
路線バスなのに運転手さんが途中
観光案内や山の説明をしてくれて面白かった。

榛名湖
カルデラ湖だそうです。
見事に凍ってますねー。



榛名富士
中央火口丘の溶岩ドームだそうです。



みんなが疲れ切って化粧が落ちてしまう前に
記念撮影(^-^)


Photo by おとな女子登山部


Photo by おとな女子登山部

登山口
まずはアイゼンを装着しないで
硯岩を目指します。




Photo by おとな女子登山部


登山道には途中まで全く雪はありません。
たった30分でしたがヒーヒーハーハー
息が切れて苦しかった。
またまた喋る余裕なし。



静かな山



冬の登山は空が綺麗に見えます。



硯岩に行くまでは結構な急登
崖から落ちないでね〜と言われました。
高いところは平気(どちらかというと好き^ - ^)


Photo by おとな女子登山部




素晴らしい眺め
晴れててよかった〜

こんな崖でした。


Photo by おとな女子登山部

下から見上げた硯岩だそうです。


Photo by おとな女子登山部


絶景でした。





さっきの広場に戻りお昼ご飯タイムに。
小板橋ガイドの
「頂上に行ったら、狭いし
雪が溶けて下がベトベトの可能性があるので
ここで食べていきましょう」
という読みは大当たりでした。

秋から何度かツアーに参加しているので
1人参加の顔見知りの方が増えてきました。
一緒にご飯もこれまた楽しい。

冬場は休んでいるうちに身体が冷えるので
一枚着込んでご飯です。

今回初めて山専サーモボトルで
カップヌードル作ってみた。
あっつあつで美味しくできました〜
普通の大きさのカップヌードルとおにぎり一個で
お腹いっぱい。



食べ終わったらアイゼン装着。
買う時にもちろん説明は受けていましたが
そんなの2年前ですっかり忘れています。
昨夜ネット動画でチェックしておいたので
なんとか1人で。簡単でした(^^)



つけ心地は思ったより軽ーい!



さて頂上に向かいます。

登り始めると雪が残っていて
アイゼンをつけた甲斐がありました。


Photo by おとな女子登山部


Photo by おとな女子登山部

アイゼンの爪でしっかりと地面を掴んでくれる感じで
安定感があります。


Photo by おとな女子登山部

このコースは階段が続出。


Photo by おとな女子登山部

階段にはエネルギーを吸い取られ
またしても後退。
息も切れ切れになった頃、山頂に到着!


掃部ヶ岳(かもんがたけ 標高1,449 m)



遠くの山々は真っ白





狭い頂上は、おとな女子が登るとますます狭くなり
足元も泥がベチョベチョ



しばらく写真撮影などして休むと
すぐに下山開始です。





こんな道登ってきたっけ〜
と思うくらい最初急な道を降りましたが
違うコースでした(^◇^;)


Photo by おとな女子登山部



こちらのコースは雪はほとんど溶けており
落ち葉ふかふかの道をアイゼンを着けたままで。
トレッキングポールを一度も使いませんでしたが
安定していました。



皆さん、下りは膝にくるし
月曜日に近づくようで
(おとな女子登山クラブはほぼほぼ勤め人。
だからこそ登りたくなるのかな?)
嫌だとおっしゃいますが
私は下り道大好き。



体力使わないし、
周りの山の風景をのんびり楽しめるから。
山にいるって実感できる余裕がやっと下山時に。



目の前に凍った湖
木々の葉っぱに遮られない存在感
冬ならでは。



澄んだ空気、研ぎ澄まされた冷気
陽だまりの暖かさ
冬の低山登山いいですね。



途中で垂直?と思えるような岩場が。
アイゼンなしだとそんなに怖くないそうです。


Photo by おとな女子登山部

ロープあり、でしたが皆さん怖いので渋滞。
ところがそこをさっさと降りてしまった私。
ガイドさんに
「運動神経いいですね。小さい頃お転婆だったでしょう」
と言われました。
いえいえ、運動神経がよかったことは
人生このかた一度もなく、お転婆でもありませんでした。
ただ、下りることに恐怖感がないだけなのかも。
体力いらないし〜^_^

帰りの道は直線に近かったのか
あっという間に下山しました。
あっけないくらい。


Photo by おとな女子登山部


気が緩んだのか
まだアイゼン履いていた気分だったのか
バス停に向かう途中の道で
氷の上で滑って壮大に尻餅つきましたf^_^;
油断大敵とはこのこと。

1時間早いバスに乗ることが出来ました。
登山で嬉しいのは
なんといっても晴れること。
次は早くうちに着けることもあるかな〜

レイヤリングは、昨年の入笠山と同じ。
暑がりなので最初から薄着。
サングラスもホッカイロも不使用。
手袋も3タイプ持っていったけれど夏用で十分でした。
帽子は前回の反省を生かして
ニット帽とつばありの2つのタイプを持参。
天気が良かったのでつばありが日除けになりました。
途中少し寒かった時にはアウターのフードを被る。
次の黒斑山はもうちょっと重装備になりそう。

軽アイゼンは思っていたよりも
軽だし楽だし有能!
これは次の積雪の時、わざわざ装着して
わざわざ雪の上を歩かねば!
駅までわざわざ歩かねば!!!
良い経験になりました。

好日山荘さんの登山レポートはこちら




入笠山 雪上歩行 詳細

2021-02-15 | 雪山登山
もうすでに簡潔にまとまっているのはこちら↓↓↓

雪山ではカメラを出す余裕もないので
初めから持ち込まず。
寒さでスマホのバッテリーが
すぐやられると聞いていましたが
暖かい1日で皆さん最後まで撮影できていました。
(私はある事情で途中で断念…笑)
では老後の楽しみのための
記録的ダラダラ日記を始めます。


プログラム



朝7時ちょっと前に家を出るという
山登りにしては余裕な始まり。
余裕すぎて八王子のあずさ3号への乗り換えでバタバタ
危うく切り離されて富士山に行くところでした笑笑


あずさ3号はガラガラ…
シャリバテにならないようにおにぎり🍙で充電

車窓から雪山
長野にやってきた〜という気分が上がる⤴️
いつもは中央高速で車で入ることがほとんどだけど
あずさ3号での長野入りいいな〜〜〜







富士見駅


富士見駅からシャトルバスで富士見パノラマリゾートへ
チケット売り場前に降りて鮮明?に思い出す。

夏に来たすずらんのお花畑の入笠山
入笠山の詳しい情報は以前来たときに
詳しく書いているのでこちらで↓


あの時は天気に恵まれず
ほとんど周りの山々は見渡せませんでしたが
今回は終始、美しい冬山が鮮明に(*^_^*)


集合場所で体調報告をしたり荷物を預けたりして
いよいよ出発

雄大な八ヶ岳


1番左の蓼科山まではっきりと望めます。



ゴンドラに乗る時もマスクと消毒は忘れずに。
昨年の白馬の冬山の時に大ファンになった
岩田ガイドと乗り合わせたので
ゴンドラの中でもミニ情報を教えていただきました。

5年前に乗った時には、ほとんど何も見えず
本当は八ヶ岳が見渡せるんだよ〜と聞きながら
登り降りしたのでした。
今日はなんてついているのでしょう^_^



スキー場にもそれなりに人が。
でもゴンドラに並ぶほどではありません。
もう一生スキーをすることはないだろうなあ…



全部の山々がはっきりと見渡せました。





さてゴンドラを降りたらいよいよ
アイゼンの付け方講習。
12本爪の本格アイゼン。
もちろん私はアイゼン自体、初体験です。

岩田ガイドはヒマラヤにもマナスルにも登頂した
すごい登山家なんだけど
本当に基礎的なことから面白おかしく
優しく丁寧に教えてくださる
これぞプロフェッショナル‼️




装着開始。
全身真っ黒ウェアが私。 
暖かいので素手でやっちゃいましたが
冬山では手袋が大原則です。
昨年とは打って変わって
暑くて日焼けが気になる1日でした。

Photo by 好日山荘


ジャーン‼️装着できた‼️



ガッシガッシと掴むように歩きます。

Photo by 好日山荘


途中で休憩も兼ねて
ザックにピッケルとストックを安全につける講習

入笠山 案内図確認

Photo by 好日山荘




見覚えのある湿原が眼下に広がります。
夏はスズランの群生地。
雪がなかったら入り込めない地帯です。



抜けるような青空。前は霧で何も見えなかった💦



ここではアイゼンをうまく使って降りる練習
色々な足の置き方を教えていただきました。
横向きは不安定。

Photo by 好日山荘


湿原を渡り切った山小屋前

Photo by 好日山荘


飛行機雲を見上げる。



ここは前にクリンソウやシダ類を見ながら
楽しく登った道ですが
ちょっと登っただけで
冬用の登山靴とアイゼンが重くて
私はすぐにバテてだんだん後退してしまいました。

Photo by 好日山荘


ハアハア言いながら追いついて
少し登ったところで休憩。
お昼ご飯とトイレ休憩とピッケル⛏講習

どんなに苦しくても、景色にすぐに癒される。



誰だか分からない。マスク登山。ははは
もちろん息が上がるので登山中は外します。



八ヶ岳が本当に綺麗



風が涼しく感じる。



初ピッケル⛏
色々な使い方があるのを初めて知りました。

Photo by 好日山荘


この後、山頂まで、本当に足が鉛のように重く
そんなにキツくないはずなのに
どんどん列から遅れてしまいました。

Photo by 好日山荘


ダケカンバと白樺の見分け方など
お話をしながら待っててくださる岩田ガイド。
山頂に到着してもすぐに遅れた組を迎えにきてくれました。

入笠山は騙すことなく
次は山頂かな?と思ったところが山頂でした(≧∀≦)

富士山!!!


360度の絶景




先に到着していた友人が
山々を沢山撮影してくれました。











槍ヶ岳も見えたそうです。
岩田ガイドによると、この山頂から
日本百名山の30山が見ることがてきるとか⁉️
長野にどれだけ名山が多いか、ということですね。

どれがどれだか私にはさっぱりなので
好日山荘の記事を。




山頂では景色を堪能して写真撮影
マスクとサングラスでお忍び感満載笑笑
画像処理の必要ないですね。

Photo by 好日山荘

こちらは事情により少し画面処理してます笑




山頂にいた可愛いSnowMan⛄️





岩田ガイドの後ろ、右端にいるのは私達
影の写真を撮っています。

Photo by 好日山荘




山頂でもっと景色を楽しめばよかったのですが
想像以上にバテていたので体力温存。
山頂でスマホの充電がいきなり切れた…
と思ったら帰りの駅でただ画面が暗かっただけと判明。
サングラスかけているので余計に真っ暗で
画面が見えなかったという
認知に問題有りのポンコツぶりでした。笑


帰りは前から2番目の場所を確保
下りは先程の苦しみはどこへ?サクサク降ります。

Photo by 好日山荘



ピッケルを使った下りの練習も。
壁側に握り変えます。尖った方は後ろ。

Photo by 好日山荘



予定通り4時過ぎにゴンドラ乗り場前で解散
着替えて、レンタルした靴とアイゼンとピッケルを返却
(着払いだったので得した気分。
調子に乗ってお土産のほうとうと蕎麦に加えて
マスクにもなる多機能ネックウェア?も購入)

無料シャトルバスが1時間後の17時だったので
タクシーに相乗りし、帰りのあずさの時間を早める。

お陰で予定より2時間も早く19時過ぎには自宅に到着。

珍しく筋肉痛にもならず日焼けもせず
本当に山に登ったのかな?と思うような
元気な月曜日の出勤でした。

山はいいな。
冬山もいいな。
いつまで登れるか分からないけど
とにかく登れたことに感謝。


「自分の機嫌を取るのは自分しかいない。」
この言葉に励まされた日だったけど
自然は機嫌を取るわけでもない。
そこにあるだけで包まれる。
ただそこに行けば良い。
それが私のヨロヨロ登山の目標なのかもしれない。

【覚書 山の支度】
レイヤリング

アミアミ下着(やっぱり優れものだった。)
スポーツ用アンダーウェア
薄手のフリースジャケット
ゴアテックスのオーバージャケット
スポーツスパッツ
冬用登山ズボン
スパッツ
ニット帽子
サングラス
マスク
日差しが強かったのでニット帽は暑かった。
普通の登山帽子も必要。

暖かかったのでこれで十分
ネックゲイターも使用せず
色々使用方法も変えられるバフが便利らしい。

手袋も3種類持っていったけど
結局使ったのは夏用の1番薄手のもの。

大人女子ツアーではバーナーを使った飲食は
ちょっと時間がない。

水500ml
温かい紅茶500ml
予備の水とお湯は使わず

おやつも相変わらず余る。
おにぎり3個(朝と休憩時とお昼に一個ずつ。ちょうどよかったかも)

雪山道具はちゃんと乾かすのが大事。
トレッキングポールも全部抜いて乾かすべし。
登山靴も中敷も外して干すべし。








入笠山 雪上歩行

2021-02-14 | 雪山登山
八ヶ岳の全貌








富士山



北アルプス


360度の眺望








入笠山の冬の湿原









初めてのアイゼン装着とピッケル使用





相変わらずの筋力体力不足で
上りは落ちこぼれていましたが
綺麗な冬空、堂々とした冬山に励まされて
頂上に立つことができました。

ツアーの詳細日記は後日‼️






スノーシュー・トレッキングツアー 本編

2020-03-07 | 雪山登山
2月23日日曜日
好日山荘大人女子登山部

いよいよ本編について語れる〜〜

本編についてサクッとまとめてくださった
田中ガイドのブログが秀逸です。
これを読んでくだされば
一瞬でこのツアーの楽しさは伝わります!



が、私は私の私らしさで
だらだら書きたい!
だらだら写真を載せたい!

写真は全て好日山荘さん提供です。
あの雪の中、縦横無尽に動き回って
写真まで撮ってくださったガイドさんの
心遣いと驚異的な体力に感謝です


栂池高原ゴンドラリフト
リフトを降りて、トイレに行って
(今回のトイレはどこも綺麗で快適だった)



初めてのスノーシュー装着です。
登山靴の上からベルトを締めていく。
青いアウターが、田中ガイド



いよいよ出発です。
歩き方や手袋、トレッキングポールの扱いの注意など。
ポケットが開いてないか、お互いにチェック!大事です。
雪山はちょっとしたことが命取り。

歩き始めてすぐ、私のトレッキングポールのスノーバスケットが取れました。
はめてるつもりでハマってなかった。



雪がありえなく降ってくる。



私は黒いウエアにペパーミントグリーンのザック
レインカバー、もう1つのザックも含めて
初めて使いました。



スキー、スノボ客とは全く違う方向の
山に向かう集団(≧∀≦)
先頭は田中ガイド
写真を撮ってくれているのは
もう1人の女性山ガイド、岩田さんです。



全く道のない新雪の上を
先頭の田中ガイドが道をつけてくれ
その後を歩きます。



こんな感じ。
楽しい〜〜



私の前の赤いウエア、青いザックカバーが
ミナヅキさんです。



8人参加したんだね。



うえーい!!!
サングラスと目出し帽で
誰が誰だか分からない。
モザイク処理が省けるから楽だわ。



いよいよ
道なき道を登っていく。



素敵。



よいしょ、よいしょ。
結構キツイ。



1番きついのは、もちろん道を作る先頭。
そのすぐ後も多少もふもふしているので
途中で前後を入れ替わりました。
固く踏みしめられた方がもちろん楽です。



こんな森の中を歩ける?なんて幸せ



途中で、先頭を2人のガイドがつとめ、
道を踏み固めてくれました。
やはり先頭付近はかなり体力がいるみたいです。



細かなカーブを繰り返しながら登っていきます。
カーブの時に結構埋まりそうになったり
よろけたりしました。



横にストックをさすと、
ズボッと下まで埋まります。



目出し帽で口元も覆っているので
息が上がる。



ファイト!ファイト!



いつものユル山みたいに喋っている
余裕はないのだ。






もうすぐ林道ですよ〜〜



うえーい!!!!



さてここから林道までは自分で道を作って
登ってみましょう!
なんですと??Σ( ̄。 ̄ノ)ノ



1番下にいる黒に緑のワタクシは。。。
オノレの実力が分かっているので
無理せずガイドが作ってくれた道を選び
遠回りしたのでした。
みんな若いな〜〜



林道で一休み。
ここでさらに冬装備を強化。
行動食を取った後は、
ジッパーをさらに上まで上げて
手袋も二重に。
寒いし、手袋してるとジッパー1つまともにあげられない。
ミナヅキさん曰く「高齢者体験」確かに!





なんか吹雪いてきそう。



八甲田山の気持ち( ̄◇ ̄;)
ただ、ワクワクもしてる。
これが女子登山部。笑笑



いつもはこの山小屋もすっぽり埋まって
いるんですって。
どれだけ降るっていうんだろう。。。



森を抜けた!!!
もうすぐ自然園



この山小屋の陰でちょっと待ってる間に
田中ガイドが少し離れた。
しばらくしたら
「トイレ作ってきたんで行く人はどうぞ〜〜」ですって!
すご〜〜!
雪山ってトイレ作れるんだ。
すごく興味あったけど
でも吹雪の中、下着を含めて5枚も脱ぐ勇気なかった(^_^;)
せっかく作ってくれたのに誰も使用せず。



もうちょっと頑張って、上の山小屋まで。
あまりの強風に立ち止まってやり過ごすことも
風速20m恐るべし!!!
でも心の中でブリザーード、ブリザード♪
と歌ってた。



例のビバーク的な昼休み



ここなら、一晩過ごしても大丈夫、だそうです。
皆さん重装備だし、
なんといってもプロのガイドさんついてますもの!!!



ここで作ってもらったおにぎり弁当食べました。
最高に美味しかった(*≧∀≦*)
ごちそうさまでした。



うえーい!!!!



自然園の中をちょっとお散歩
夏はここまでロープウェイで上がれるそうです。
お散歩といっても
フワッフワの積もりたてパウダースノー
自分で道を切り開いて
モフッモフッモフッ



かなり楽しいけどしんどいのだ。



ああああ〜〜〜〜
だんだんと遅れをとる私



がはははは
楽しい



うえーい!!!!!



うえーい!!!!!!



雪は降り続く



なんか最後尾じゃん



うえーい!



スノーシューを立ててポーズ
シュールな風景だ



うえーい!!!!!!!!



はぁ。。。



さてさてこれから下っていきますよ。





体力ないから下りは好き



ちょっとは歩きながら喋る余裕も。





林道から何を眺めているかというと。。。





ここから下の林道まで好きに
行きなさいって( ̄◇ ̄;)



若者は、ワー!キャー!
と躊躇なく降りて行く。



残された私達。
さてと。



キャーーーーー!!!!
嬌声とは別の意味の悲鳴なのさ笑笑



雪に埋まりながら転ぶように下る。
深い、深い、深すぎる〜〜〜〜



一歩間違えたら骨折だわ。

次もそんな機会はありましたが、
黙ってガイドの後をついていく
慎重な私たちなのでした。。。



こんな雪の森
スキーやってた頃も入り込めなかったな。



田中ガイドと岩田ガイドは
参加者が楽しんでいることを
喜びに変えて
山を切り開いているようでした。
尊敬します。

帰る前に岩田ガイドと記念撮影しました。
田中ガイドともすればよかった(>_<)



やはり凄い方でした。




また、雪山トレッキング
に挑戦したいです。
動けるうちに。
何度でも。
山の凄さ美しさ
人の強さ柔軟さ

もちろん最強の山ガイドさんとともに。





スノーシュー・トレッキングツアー 前後編

2020-03-06 | 雪山登山
2月23日日曜日
好日山荘大人女子登山部

こんなツアーです。
今回は山ガール先輩のミナヅキさんと
一緒なので心強い参加
長野で前乗りということもあり
楽しみにしていました。






5時起床
6時に宿坊まで水無月さんの妹夫妻が
車で迎えに来てくださいました。

実は宿坊に泊まると、
善光寺の朝のお勤め(御朝事)に案内していただけるという特典があったのですが
今回は朝早くの出発なので
次回のお楽しみにとっておくことに。
早朝でしたが、
お住職も奥様も丁寧に見送ってくださり
おまんじゅうとホッカイロのプレゼントまで。

長野と白馬の位置関係は全くわかっていませんでしたが
8時に好日山荘白馬店に集合だったので
かなり離れているということですね。

調べてみた。








近づくにつれ、吹雪になり
雪不足の今季では、初めてだとのこと。
まさかの中止かもね〜
と言いつつ私にとっては初雪のドライブを
楽しまさせていただきました。
手作りお弁当まで持たせてくださり
妹さん夫妻には感謝感謝です。

雪が降り積もる中
好日山荘に着いたのは7時半前
店内に入れてもらいのんびりと準備。
冬山装備の上に、さらに雨具を着込み、
ゲイター、目出し帽、サングラスも装着。
晴れの登山しかイメージしていなかったので
寒かったらどうしよう、と不安になり、
防寒のために雨具の上着も足しました。
ご住職に頂いた貼るホッカイロのありがたかったこと!!!
結果的には、上半身はインナー、山シャツ、薄手のフリース、ゴアテックスのアウターで十分でした。運動するので途中暑くなります。
下半身は、スポーツタイツにもう1枚タイツ、山パンツに、雨具と4枚重ねばき。
寒くはなかったけど、トイレが大変だった。
遭難もありえる冬山、レイヤリングの重要さが身にしみてよく分かりました。

今回の持ち物
雪山は初めてなので新しく揃えたものも
沢山あります。
とはいえ、山装備はもしもの避難先でも
使えるものが多く、
と言い訳しつつ用意しました。笑



6人参加、山ガイドさん2人
打ち合わせで、八方池は吹雪でゴンドラが動いていないということで
行き先が栂池に変わりました。
さすが経験豊富なガイドさん、
これがダメならこれ、という代替え案を次々と用意してくださり、安心です。

タクシーとガイドさんの車に分乗し
栂池のゴンドラ乗り場まで。
これがまたスリル満点でした。
今季初の本格的な雪にスキーヤーの車も続々と。
登りは絶対にブレーキをかけてはいけないとのこと。
一台立ち往生すると、大渋滞です。
走り続けないと滑り始める、といった矢先にタクシーが滑り始めて本当に怖かった。
首都圏でも大雪の時によく見かける光景です。
絶対に雪の時には車は運転しない派です。

ゴンドラに着いたら、そこは懐かしい
スキー場の世界。
何年振りだろう。
華やかなウェアーに身を包んだスキーヤーやスノーボーダーの脇を
ザッザッザッと力強く行進する
スノーシューを持って大きなリュックを背負った謎の集団。
それが私達です。笑

かなりの長蛇で並んだゴンドラに乗り込み、途中駅で同乗してきたのは
オーストラリアの人たち。
長野もオーストラリア人でいっぱいです。
山ガイドさんが英語でペラペラ会話するのが眩しかったわ~

変更した山の地図はこれ
栂ノ森駅で降りて
トイレ休憩
スノーシューを装着し
そこから自然園までは
いよいよ雪山トレッキングです。




ここまで書いて、ひたすら待つ。
何を待つって好日山荘の写真の投稿です。
寒すぎて、カメラを出す余裕が全くなかった。
ここまで不必要なくらい詳しく書いといて、
本番のトレッキングについては急に雑です笑笑

ガイドさんいなかったら
遭難するか死ぬかしたわね〜〜笑笑
と笑える素晴らしいパウダースノーの中での
初スノーシュートレッキングでした。

写真がないと説明できないし、
思い出せないので笑、
とりあえずミナヅキさんが撮ってくれた写真を載せて
臨場感だけ残しておこう。

昼食はマジでビバークです。



本当は後ろの方のように
サングラスと目出し帽で顔はほとんど出てない。
髪の毛はおしゃれ?で出しているわけではなく
勝手に暴れてでてきたんだけど、
しまう手先の自由も余裕もなく。
次回からはきちんと結んでおこう。



自然園、雪の中にすっぽり



ひどい時は風速20mの風の中
ただ立ち尽くしました。




ミナヅキさん曰く
「冬山経験値が上がった。」
確かに。
ヘトヘトになりましたが楽しめました!
オトナ女子登山部だから、中止にもならず
良い経験ができました。
ど満足です。

ゴンドラ駅から好日山荘白馬店まで
ガイドさん運転の車中で聞いた
オーストラリア人の豹変の話に大受け

好日山荘白馬店の窓から見た景色
無事、下山できました。



白馬駅。
戻ってきたときには
朝積もっていた雪も溶けていました。





本当は青空と白銀をイメージしての
ネイルです。
山の上で撮りたかったけど(吹雪でも)
カメラを出す気力がなかった。

白馬の街と



雪の上で(植木鉢の上でのヤラセ笑)



18時過ぎに白馬を離れ、
電車を乗り継ぎ
23時過ぎに自宅最寄駅に到着
仕事で遅くなった次女と待ち合わせて
CoCo壱で夜中のカレー。

おまけ
ミナヅキさんにもらったこのスノーマン
長野の作家さんの作品です。
耳当てがあまりにも可愛らしくて
色違いで注文してしまいました。






周辺部のことばかりが無駄に詳しい
このブログ
肝心のスノーシュートレッキングのことが
いつか書けるといいと思います。笑笑