“まごわやさしい”という言葉をを聞いたことがありますか?
健康を維持するおまじないの言葉なんです!
“まごわやさしい”は、食材の頭文字を取った言い回しで、ま(豆)、ご(ごま)、わ(わかめ)、や(野菜)、さ(魚)、し(しいたけ)、い(いも)のことを指すのです。
そして、この食材には隠された共通点があります・・・
分かりますか?
それは・・正月のお説料理の中心的存在ということです。
“ごまわやさしい”を取り入れた食事は特に健康に良いとされています。
先人の知恵は素晴らしいことを教えてくれる言葉です。
まず『ま』は豆。
大豆は「畑の肉」とも呼ばれることは先日のこのブログで紹介しましたが、大豆は良質なたんぱく質の供給源となります。
たんぱく質は髪、爪、肌、内蔵、ホルモンとあらゆるものを作るもととなる栄養素です。
次に『ご』。
ゴマにはミネラルや抗酸化成分が含まれています。
ナッツ類の脂質は不飽和脂肪酸が多く、ヘルシーなので間食にも適しています。
次は『わ』。
わかめを筆頭に海藻類にはビタミンやミネラル、食物繊維が豊富に含まれており、食物繊維は食後の血糖値の急上昇を抑えてくれます。
『や』は、野菜ですよね。
野菜はビタミン、ミネラル、食物繊維の供給源であることは誰も疑わないですよね。
『さ』は、もちろん魚のこと。
魚はたんぱく質や鉄分を始めとするミネラルが豊富で、同じたんぱく質の供給源の肉よりもなるべく魚をとるようにしたいものです。
『し』は、しいたけ。
きのこ類はほぼカロリーがないうえに、ビタミンDを多く含み、カルシウムの吸収を助けてくれます。
『い』は、いも類です。
いも類には熱で壊れにくいビタミンC、そして食物繊維の宝庫で、腸内環境を整えることにも一役買ってくれるのです。
あなたは“ごまわやさしい”を食べていますか?
私は・・・なかなか・・・
明日からは、“ごまわやさしい”を意識して、今まで以上に健康維持に努めていきたいと思います。