奇跡への絆

図師ひろき

ただがむしゃらに、そして丁寧に

2015年02月21日 23時07分01秒 | Weblog

2月は2㎏痩せました。

このままダイエットがすすめば4月12日の投票日までには、体重が50㌔代になってしまいます…

体と時間が足りない日が続いています(+_+)

そんなある日、空腹とのどの渇きを満たすために飲食店に入りました。

ガッツリ注文して、臨戦態勢で料理を待っていると、店員さんが

「以前、お会いしたことがあります。」

と親しげに話し掛けて来られたのですが…大変申し訳ないことに、見覚えのある方ではなかったので

「顔写真入りの看板でお会いしているのでは…」

と苦笑いしていると

「前にお会いした頃の図師さんは白衣姿でした。」

私の名前も前職も知っている方でした。

「今から15年ほど前に、私の母が古賀病院でお世話になりました。

母は糖尿病の合併症でほとんど目が見えませんでした…

さらに腎臓も悪く主治医から人工透析治療をすすめられていました…

でも母は、透析は嫌だとずっと拒否していました。

そんな時、毎日母に会いに来てくれ、透析を受けるように説得してくれたのが図師さんでした。」

そこまで話を聞いても、私は思い出すことができませんでした…

「母は、図師さんの姿は見えていませんでしたが、“あの人は優しいね、声で分かるのよ”と言っていました。」

自分のことを良く書くことには抵抗があるのですが、実際の会話なので了承くださいm(_ _)m

「そして母は、透析を始めてくれました。」

医療ソーシャルワーカーとして働いていた時の出来事でした。

そんな私の姿を覚えていただいたことに心から感謝するとともに、病院でただがむしゃらに、そして丁寧に仕事をしていたことを思い出しました。

「先日、母の13回忌の法要をしました…」

その方のお母さんは、透析を始められてから1年半しか存命されなかったとのことですが、お母さんが繋いでくださった縁を見た思いでした。

胸いっぱいになりました。

そして、これからの厳しい2ヶ月を乗り越えるに余りある力をもらいました。

これからもただがむしゃらに、そして丁寧に頑張ります。