奇跡への絆

図師ひろき

訓練をすることにより見えてくる課題

2015年02月22日 22時00分42秒 | Weblog

 雨にも負けず、『木城町総合防災訓練』がありました。

 もちろん地元消防団員として、意気揚々と参加してきました。

         
 行政を中心に、消防団、消防署、自衛隊、警察、そして女性連絡協議会の連携により、いろいろな災害対策訓練が行われました。

 まず消防団は、災害により火災が発生したという想定で、プールから水を吸い上げ、いくつもの消防車を連結させ、消火にあたる訓練を実践しました。

     

 自衛隊は、建物の中に人が取り残されているという想定で、救助訓練が行われました。

     

 そして警察は、倒木により車両に取り残された運転手を救助するという訓練を展開されました。

     

 まずは、車に覆いかぶさった大木を冷静に着実に取り除いていきます

 次に・・・
 
     

 車の窓を割り、運転手救出のためのスペースを確保していきます。

 この日の訓練は、単に窓から救出するのでなく、さらに困難な場面を想定し、車の上部をすべて切り離す作業も行われました。

     

 訓練会場周辺には、多くの町民が見に来られていて、緊張感漂う現場をかたずをのんで見守られていました。

 そして、無事運転手の救出に成功!

       

 素早く救急車に移され、搬送されていきました。

 朝から降り続いた雨も、訓練終盤にはやみ、訓練終了時には陽が差し込むほどに天気は回復していました。

 複数の団体が一度に動かなければならず、指示系統が複雑化して、なかなか現場に情報伝達がされないなど、訓練することにより見えてきた課題もありました。

 今後もこのような訓練を実施することにより、もしも被災した時に、的確に判断と行動に繋がることは間違いありませんので、今回のような訓練は継続していく必要があります。

 これからも地域を守る最前線で活動していきます!