
朝日新聞の朝刊一面にボブ・ディランの「風に吹かれて」の訳詞が載っていた。
私自身はこの一曲しか知らないわけだけど、ひとりひとりの思いにも、世界へ通じるメッセージにもつながっていて、読めば読むほど良い詩です。
人は一人前だと呼ばれるようになるのだろう?
どれだけ多くの海を越えていけば
白い鳩は砂浜で羽を休めることができるのだろう?
どれだけ大砲の弾が撃たれれば
もう二度と撃たれないよう禁止されることになるのだろう?
その答は、友よ、風に吹かれている
その答えは風の中に舞っている
で、最後まで読んだら、訳詞:中川五郎とあった。
って、あの中川五郎さんだよな?
へぇーっ!知らんかったぁ。
私が高校1年のときの学園祭の舞台で歌っていた3年生の中川さんは、その頃から校内でもけっこう有名で人気があって、その後フォークシンガーへ。
「受験生ブルース」の詞作者でもあり、ボブ・ディランの全詞集を出版してはるんや。
参考
改めて、ノーベル賞受賞おめでとうございます。
追記:くずはギャラリーに置いてあったちらし
「時代は変わるボブ・ディランの歌の世界」

京都精華大学 12月15日 入場無料