ひらりん気まま日記

== 毎晩パコパコ せっかちでドジなひらりんの言うたもん勝ち ==

岡山(8)犬島2

2014-05-30 20:32:31 | お出かけ&旅

犬島家プロジェクトというのは「I邸」「F邸」「S邸」など、民家の跡地をギャラリーや屋外展示物にしてあったりする。
 
「F邸」カリフラワーのお化けみたいな彫刻?


「石職人の家跡」地上絵のようなアート


みかんの花の香りが漂う村の昼下がり


村中の道、人ひとりっこなし。


「S邸」「コンタクトレンズ」というアートは、1枚1枚に前面の景色が逆さに映りこみ、集落とアートが一体化されたような不思議な光景が見られる。




「A邸」これもカラフルに楽しいアート。



「中の谷東屋」お休み処(笑)音や声を出すとこだまのように反響する空間


たぶん、これもアートだね


建物から犬の体がにょっきり飛び出して、犬小屋に寝そべるワンコの図。「犬のオブジェ」よく見ると小さな陶板が張り付けられている。



滞在ではなく廃材休憩所(笑)


畑の支柱までアートに見えてきたりして…


「I邸」アルバイト?の若い案内人がポツンとお店番していた。




屋内の展示物より前庭がよかったなぁ。村の人と共同で手入れしているそうだ。


犬島ですが、猫島と呼びたいようなネコが多く、7匹もたむろしていた。

犬島はセレブなツアー客も居ないし、いちずにアート目当てで来たような一人旅風の若者など、静かで見どころ満載、とっても良かった。
また、機会があったら行ってみたい。

瀬戸内海の島


かすんだ瀬戸大橋

3時20分の船で直島へ、フェリーに乗り換えて宇野港へ。時刻は5時を回っていた。
あ、宇野港にもアートあり。

アラーキーこと荒木経惟のでっかい写真


駅前のコインパーキングに止めておいた車に戻り、夫が間違って隣りの機械に500円玉を入れてしまったら返金されない。
おまけに実際に止めておいた表示機は1900円にもなってるし!
朝に、フェリー乗り場のおじさんが港は駐車料金が高いから、道向こうの駅前の24時間500円のところに止めたらいいって教えてもろたのに。
コインパーキング管理の電話番号にかけたら、市役所の職員がやってきて、夫が少々文句を言ったら、安い駐車場とはここではなく、駅横だって。
そんなんわからんわ。フェリー乗り場にちゃんと表記看板出してほしいよ。
入れ間違えた分は返金はしてくれたが、散財してしもた。
いろいろとあったけれど、久しぶりに充実の旅行となった。お疲れさん。

1.井倉洞 2.吹屋小学校 3.吹屋の町並み 4.吹屋広兼邸 5.備中松山城 6.直島 
7.犬島(1)
 8.犬島(2)

岡山(7)犬島1

2014-05-30 20:03:25 | お出かけ&旅

1時間半船に乗って、アートプロジェクト犬島が見えてきた。


黒くてモダンなチケットセンター


昼食が未だだったので、チケットセンターのカフェでタコ飯セット。シコシコ蛸が美味しい。
精錬所美術館と家プロジェクト共通チケット2,000円を購入。




わずか10年間の操業で1925年に廃坑になった精錬所あとを美術館にしてある。
ガラス張りの半地中美術館は、遊園地のミラーハウスみたいに鏡を多用して、あっち?こっち?どっち?でドキドキ。
真っ暗な部屋に三島由紀夫の小説の文章を赤字で浮き上がらせておどろおどろしかったり、三島の旧家の建具を空中にぶら下げてあったり、凝った作りで面白かった。


精錬所の跡地を巡回できる。
秋になると赤くなるサンキライの実がなっていた。


シェークスピア劇が似合いそうな野外ステージ風廃墟。危険なのでロープ内には入れない。 

ハマヒルガオ


トベラ


黒っぽいれんが積みがなんともいえず良い具合。

チケットセンターまで戻って、マップを見ながら村の家プロジェクト巡り。小さい島なので歩いて全て回れる。
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岡山(6)直島

2014-05-30 19:53:44 | お出かけ&旅

草間弥生の黄色い南京

5/22 岡山の新しい名所は直島アートの島めぐりでしょう。
直島はだいぶ前に興味を持って調べたことがあるけれど、直島ベネッセハウスの宿泊料があまりにも高いので興味失ったんだっけ。ああ、貧乏性だ。
今回は泊まらずに日帰りで行けそうだが、直島だけではもったいないので、もうひとつ犬島にも行ってみたい。
となると、朝、宇野港8時22分のフェリーに乗らなくては。
となると、朝、7時半前にはホテルを出んと。7時には朝食取らんと。
ホンマにせわしい旅であるけど、ぜーんぜん、苦にもならず。
宇野港に車を置いて、フェリーに乗って、9時前に直島へ。

草間弥生の赤い南京。アート目当ての人たちがいっぱい。欧米人に韓国セレブツアーなど。

赤南京の内部、入れます。


港の建物もモダンで、ガラス張りの案内所も斬新なデザイン。

インフォメーションで、島の周り方と時間などを聞いたら、午前中だけなら1ケ所くらいしか回れないでしょうということなので、レンタサイクルも止めて、町営バスに乗り、ベネッセの地中美術館だけ見ることにした。
バスを途中下車して、ちょっとだけ「家プロジェクト」界隈を散策。
元々何もなかった瀬戸内海の小さな島にベネッセがやってきて、今ではこれだけの食べもん屋さんができているくらいに大繁盛。
GW期間中は瀬戸内国際芸術展も開催していて、全てに行列、ものすごい大混雑したらしい。


路地の隙間から海が見え、奥に空き缶アートの店。


空き缶制作販売していた


ブロック塀も廃品でアート!


パッチワークのアートのれん


10時開館で入れなかったけど、家プロジェクト(5か所ほど、古家でさまざまなアート展示している)のひとつの「はいしゃ」の外観。
町営バスの終点からはベネッセのシャトルバスに乗り換えていちばん奥の「地中美術館」へ、入館料2,060円、こんな高い美術館は初めて。

地中美術館チケットセンター

係員から説明を受けて、順番にチケットを購入、モネの池みたいな散策路を通って、入口へ。



もちろん、館内は撮影禁止。
万事が万事たいそうというか、ものものしいというか、もったいぶっているというか、しんきくさいというか。。。
いちいち説明を聞かんとあかんし、その説明がひそひそ声で夫でも聞きにくそうだった。
安藤忠雄設計の館内はスリッパに履き替えたり、靴を脱いで10人ずつ5分交代で室内に入れてもらったり。。
絵はモネの「すいれん」が数枚あるくらいで、建物と彫刻と光と空間の総合アートみたいなもんかな。
帰りのバス時間が迫っているので、ゆっくりもしてられなかったけど、まあ、よかったです。
直島はほかにも美術館3つの入館料、家プロジェクト観覧券など全て見るなら、それだけでチケット代が6,000円近く、丸々1日がかりである。
 
バス車内から撮ったガウディみたいなカラフルアート

シャトルバスから町営バスに乗り換える10分で黄色い南京のそばまで行ってきた。

直島は大きなスーツケースをゴロゴロひっぱった欧米人観光客も多かったし、韓国中国のお金持ちツアーなど8割くらいが外国人だったような。
日本人ツアーが入るにはあまりにも島が小さすぎるんでしょう。
辺鄙な島がにぎわって、人が増えて地元が潤う(ホントに潤っているかどうかはわからんけど)成功例です。
時間ぎりぎりではなく、若干の余裕を持って、犬島行きの船に小さい乗り込んだ。

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