蝋梅 kissデジN EF70-300mmIS
今頃はもう落花してしまってるだろうが、3/4に撮っていたロウバイ。
山田池公園で初めてロウバイを見つけたときは、うれしくてひとりニタニタ。
ソシンロウバイは花芯まで黄色いけど、ロウバイは中が赤い臙脂色をしている。
きょんちさんも書いてらしたけど、この赤がなんともいえずいい感じで、午後の光に透かして見たり、覗き込んだりとしげしげと見入ってしまった。
なまめかしい、可愛い、艶っぽい、味がある。
それに比べると、ソシンロウバイなんて香りプンプンでも、花自体は「あ、そうですか」タイプで、キレイだけど薄っぺらで面白みがない。
この奥はどうなってるのかな?というような色と形、奥行きのある花は美しくはなくても、とても魅力的だと思う。
見てくれが世間並みでしかない私が、オーバーリアクションな文章で人を煙に巻いているようなもんか…
「広く浅く何でもあれこれ」でも「一点一筋一目散」でもいいやん。
薄っぺらいキレイなお皿一枚だけっていうような人は味気ないよ、きっと。