おととい、水切れ枯れたっぽい大鉢「セネガル」のつる誘引をほどいて引っこ抜いたら、根本でポキッ。
折れた茎から何やらモゾッ。
ヒェーッ!これはもしやのカミキリムシ?
針金を穴に突っ込んだらニョロっと引き出されてきた。
こんな3センチくらいのヤツが、背丈ほどのつるバラを一発で倒したのだ。
オガクズ出ているギィドゥモーパッサンのことばかり気にしていたら、まさかのこっち。
春早くから遅くまで繰り返し、濃いえんじ色の香りの良いバラを次から次へ咲いてくれたのに。
あまりにもあっけない最後に呆然。ヤケクソで笑えてしまった。
カミキリムシは地植えのバラとか大物が被害に合うと思っていたが。
ダメ元で枝をいくつか挿木して、あとはジョキジョキ切ってゴミ。
ギィドゥモーパッサンのほうは、あれからオガクズが出てないので、穴にキンチョールが効いたのかも。
バラを育てて8年目、今まで枯らしたことがなかったのに、今夏はがん腫のブルームーン、カミキリムシのセネガル、瀕死のギィドゥモーパッサンと、大物がお陀仏に。
ただでさえ、花のない時期はバラテンション下がるのに、どどーんとやる気なくす。
それでも今ある鉢バラを軽く夏剪定はして、水やりはしなくっちゃ。
そういえば、父の残した松の盆栽も枯れている。
水やりちゃんとしてたはずなんだけど。
植物も盛者必衰の理といえども、一年草の草花はまた来年と思うけど、木の物は気が残る。