日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「現し身に」1首

2024年08月30日 | 日記
 両親と三人兄弟の家族が、一人二人と亡くなって、残されたのは姉と私だけになりました。姉と私の間には、もう一人、産まれてすぐ亡くなった次兄がいました。このごろ、その次兄を思うことがしばしばあり、両親も、子どもを死産で失い辛かったろうと、自ら親になって痛感します。

現し身に まみえしことは なき人の 影見まほしく 声聞かまほし
(この世では会ったことはない人の、姿を見てみたい、声を聞いてみたいと、折にふれて思います)

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