日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「夢をたづきに」1首

2020年05月21日 | 日記
 数日前、母が天寿を全うし、帰幽しました。一か月ほど前は、夢で手を取りながら目覚め、今回は夜中に姉から電話で起こされ、知らされました。葬儀には帰省できず、テレビ電話で参列し、悲しいというのではなく、なつかしさで涙がこみ上げました。もう直に会うことはできませんが、これからは夢で会うのが楽しみです。父と一緒に、若い時の姿や、年取った時の姿や、いろいろな扮装で、でてきてくれるといいなと思います。

亡き人の 影なつかしみ 
今よりは 夢をたづきに 常若の世へ

(亡くなった両親の面影が浮かび、あれこれの情景がなつかしくてたまりません。今日からは、夢を辿って、永遠に老いることのない世界で、会いたいと思います)

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