日守麟伍の和歌(うた)日記 Ringo Himori's Diary of Japanese Poetry

大和言葉の言霊の響きを求めて Quest for the sonancy of Japanese word

「ま幸くませと」1首

2017年03月31日 | 日記
 日本の大学院は中国からの留学生が多くなり、専門によっては、過半数を占めることもあるようです。私の知っている留学生は、よく勉強する優秀な学生さんが多く、この人たちが、日中のかけ橋となり、アジアの将来、世界の将来を良くしていくきっかけとなることが、期待されます。
 今は卒業の季節、今年度いっぱいで帰国する人から、丁重なご挨拶をいただきました。

 日本で学んだ良きことのみを胸に帰国され、未来の家族と幸せになられ、置かれた場所で、両国の善意を増す働きをされますよう、心から祈ります。

ひのもとの よきことのみを はなむけに まさきくませと わがひたいのる
日の本の 佳きことのみを はなむけに ま幸くませと 我がひた祈る
(日本で学んだ良きことのみを胸にとどめて、祖国で幸せになられますように、心から祈っています)

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