きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

『フォトテクニックデジタル』誌、2012年2月号掲載

2012年01月21日 10時05分03秒 | カメラ関係




『フォトテクニックデジタル』誌、2012年2月号、『ノンジャンル部門』に掲載されました。

掲載順位的には、第4席でした。

この雑誌には、『フォトテクニック』の時代から、12年連続の掲載です。

大したことはないけれど、個人的には、大きな記録です。

この記録がどれだけ伸びるか楽しみです。

『フォトテクニック』の時代には、シルバー賞も受賞しまた。

雑誌の月例フォトコンには、相性というものがあるので、自分の撮る作品の傾向と、掲載されている作品の傾向が一致する雑誌に投稿すれば、掲載される可能性は高くなります。

とはいっても、毎月、1500枚程度の作品が応募されるわけですから、審査員の先生は、一枚の写真を見るのは、ほんの1、2秒ほどです。

審査員の目を4秒止めることができれば、傑作といわれます。


この作品は、昨年の椎名八王子宮の秋祭りで撮影したものです。

椎名八王子宮の秋祭りといえば、『神輿洗い』が有名ですが、神輿洗いは、室戸市展、安芸市展、その他のコンテストでも毎年のように出品されて、入賞しています。

カメラマンとしては、入賞する確率の高いものを撮って入賞してもおもしろくないので、他のカメラマンが撮らないようなもの撮ろうと思うはずです。

この祭りの事をよく知っていて、何度も撮影しているカメラマンは、神輿洗いだけではなくて、むしろ、午前中に、椎名八王子宮の本殿での神事の様子をメインに撮影するはずです。

午前11時頃から、頭人子と呼ばれる少年の化粧とか、巫女さんの化粧直しが始まります。

その時がシャッターチャンスです。

しかしながら、理想的なシーンはなかなか、撮れません。

風景写真は、10年単位で同じ現場に通わないと、イメージ通りの写真は撮れないといわれます。

祭り(神祭)も同じです。このシーンを撮るために、何年もこの祭りには通い続けました。

しかし、この写真も、まだ、100パーセント、イメージ通りではありません。

露出オーバーで、少し手ぶれになっています。

頭人子が、ただ化粧をしているシーンは何度も撮影しているのですが、それだけでは作品としてはインパクトがありません。

少年が、何か面白い表情をするとか、リアクションをしないと、全国で通用する作品というレベルには達しません。

頭人子は、何人かが、本殿で化粧します。

本殿の上は、光の状態があまりよくなくて、高感度を使う必要があります。

あるいは、ストロボを使います。

頭人子の化粧が始まった時は、本殿の東側から撮っていたのですが、光の状態がよくないのと、背景に邪魔なものが写り込むので、本殿の正面に移動しました。

そこでも、頭人子の化粧が始まりました。

撮影ポジション的には、いい場所でした。

ファインダーをのぞいて、撮る準備をしていると、白いドーランのようなものを塗り始めた瞬間、子供が嫌がって、口を大きく開けました。

これは、シャッターチャンスだと思いシャッターを押したのですが、子供が口を開けているカットは2枚しか撮れませんでした。

シャッターチャンスは、ほんの、2秒ほどでした。

この2秒間のために、何年も、椎名八王子宮の秋祭りに通い続けていたようなものです。

この写真のような瞬間だけではなくて、いろんな場面でシャッターチャンスがあります。

朝から、夕方まで撮影できます。

波のある海に入る神輿洗いは、日本では、椎名の神輿洗いだけです。

地方の小さな町ですが、室戸市には、ユニークな祭りがあります。


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柳瀬森林鉄道フォトコンテスト

2012年01月20日 10時03分08秒 | イベント・祭り・コンサート
『梁瀬森林鉄道フォトコンテスト』が開催されているので、見に行ってきました。

会場は、『田野町ふれあいセンター』で、会期は、本日、2012年1月20日までです。

展示数が少ないこともあって、ロビーに展示されていました。

フォトコンテストというよりは、記録写真のような感じでした。

サイズは、四切、または、ワイド四切程度でした。

梁瀬には行ったことがないので、梁瀬にはどういう風景があるのかは、想像できません。

室戸市に住んでいると、鉄道というものにはあまり馴染みがありません。

梁瀬森林鉄は100年も前に開通していたのですが、室戸市は、今後100年たっても鉄道は開通はしないでしょう。

鉄道がないなら、せめて、災害時の迂回路として、山間部に国道に代わる道路を建設してほしいものです。

室戸市からの最寄りの駅は、なはり駅ですが、ごめん・なはり線に乗る機会はありません。


100年前と言えば、タイタニックが沈没したのが、100前です。

そして、今年、イタリア中部のジリオ島付近で大型豪華客船コスタ・コンコルディア号が座礁し、その乗客の中に、タイタニックで遭難した乗員の親類がいたという事は単なる偶然でしょうか。




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『梅花の井戸』(まいごの井戸)の謎

2012年01月19日 10時05分30秒 | 地域情報








旧室津港(室戸市商工会館下)の北東の角のドック場付近に、『梅香の井戸』(まいご)の井戸があります。

紀貫之が南国市にあった、土佐の国府から京都に船で帰る時(934年)に、冬の季節風が吹いて天候が悪くなって、『むろつのとまり』で、10日ほど天候待ちをして、留まった時、この井戸の近くに、梅が咲いていて、紀貫之が、『梅香の井戸』と名付け、その後、『梅香』が『まいご』と呼ばれるようになったという事です。

この話は、ほんとなのかどうか。

そもそも、『土佐日記』には、『梅香の井戸』の話は出てきません。

もし、『土佐日記』に『梅香の井戸』が登場したとしたら、『室戸津の泊』がどのあたりにあったのかを推理するのに、大きな手がかりとなります。

『まいごの井戸』を紀貫之が訪れたとしたら、単純に、『室津の泊』は、『まいごの井戸』の近くにあったと推理できます。

果たして、ほんとに、『室津の泊』は、『まいごの井戸』の近くにあったのでしょうか。

これから考察していきたいと思います。



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寅さん地蔵

2012年01月18日 14時35分56秒 | 観光スポット












『男はつらいよ寅次郎』の全作品が、WOWOWで放送されています。

寅さんシリーズは、48作品で終わりになりました。

主演の、寅さん役の渥美清さんが病死したため、第49作、第50作は、幻の作品となりました。

寅さんシリーズは、50作目で、完結の予定でした。

幻の第49作目は、高知県でロケをする予定だったようです。

おそらく、寅さんが四国遍路をするというストーリーだったのではないかと思います。

室戸三山もロケ地になっていたかもしれません。

第49作目が、偶然に、高知県でロケされる予定だったわけではなくて、ロケの誘致運動の結果、高知県でロケすることが決定したということです。

その、誘致運動が安芸市から始まったということで、寅さんを偲んで、安芸市の伊尾木に寅さん地蔵が造られたという事です。

この寅さん地蔵は、知っている人は知っていると思うのですが、国道からは見えないので、あまり、一般的には知られていません。

場所は、伊尾木公民館の裏手になります。

伊尾木公民館の駐車場に車を止めて、西側の細い道を山手に進んで、道が交差する三叉路の右手にあります。

寅さん地蔵は、交通安全、縁結びにご利益があるそうです。


寅さん地蔵の場所は、下記の地図で確認してください。



http://yahoo.jp/GDlhyp



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阪神淡路大震災から17年

2012年01月17日 10時04分05秒 | 日常
阪神淡路大震災から、17年目です。

1995年、1月17日の早朝、午前5時46分に発生しました。

室戸市では、震度3程度の揺れでした。

地震の発生とともに、目が覚めました。

昭和の南海地震も、12月の冬に発生しています。

東日本大震災は、3月ですが、東北では、まだ寒い時期でした。

大震災は、寒い時期に起こるものなのでしょうか。

次の南海地震は、震源地が海側であるとは限りません。

というより、たとえ、海側で起こっても、余震は、内陸側でも起こります。

津波からは、逃げる。それが基本ですが、寒い時期だと、火を使うことが多くなるので、火災も発生します。

津波が届かなくて、火事の心配もない場所となると、やはり、山ですが、山からは、山津波が起こり、山の斜面が崩落してしまいます。

逃げ場はあるのか。


地震に対する備えをしていても、不確定性要素が多すぎます。

考えすぎると、判断を誤ります。

その時が来たら、基本的には、高いところに逃げるべきです。



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新村不動をPR

2012年01月16日 10時20分03秒 | 観光スポット
新村不動をPRしようという活動が始まっているようです。

なぜ、いまさらなのかという感じもします。

新村不動(行道不動)は、室戸岬の御厨人窟と並んで、空海が修行した場所であるにも関わらず、お遍路さんの多くは、新村不動に参拝することもなく通り過ぎています。

新村不動に、『寅さん地蔵』があると思っている観光客もいるようですが、寅さん地蔵は、安芸市の、伊尾木にあります。寅さん地蔵に関しては、のちほど記事にします。

修行の場としては、御厨人窟より、新村不動のほうが、よほど、ふさわしい光景です。

新村不動の洞穴は、狭くて、断崖絶壁の場所にあります。

今では、人が歩ける道があるのですが、1200前は、人の歩ける道などなかったと思われます。

岩にしがみつきながら、洞穴に向かったと思われます。

空海の霊跡として重要な場所を今頃になってPRしようというのは、やはり、新村不動のすぐ下の海岸が、世界ジオパークの室戸ジオパークの見どころの一つになっているからだと思います。

新村不動のすぐ下の海岸には、天然記念物にしたい、『リップルマーク』があります。

しかし、新村不動から、リップルマークまでは、道はありません。

それとも、道を造っているのでしょうか。

新村不動の境内では、何やら、工事が行われています。

新村不動のPRというよりは、室戸ジオパークのPRのための、ガイドの養成をしようとしているのでしょうか。

『室戸ジオパークビジターセンター』からは、新村不動までは、600メートルくらいの距離があります。

ガイドが、ビジターセンターに常時待機していたとしても、新村不動まで移動するには距離があるので、不都合です。

新村サイトをガイドが説明するのは、少し難しいような気もします。

新村は、ガイドが説明できても、黒見サイトになると、歩道もないし、距離も長過ぎて、どこに何があるのかも分からないので、さらに、ガイドは困難になるでしょう。

新村サイトでは、ジオパークの奇岩を前景にして夕日が見られます。

しかし、写真に撮ると、岩と夕日の露出差がありすぎて、岩は真っ黒になります。

HDRを使えば、岩と太陽の露出をうまく出すことができるのですが、そういう写真は、『だるま太陽フォトコン』では、全く、評価されません。

これは、おかしいです。

写真の主流は、完全にデジタルです。

フィルムではできないからといって、写真表現の新しい手法である、HDR的写真を全く無視するのはおかしい。

HDRは、カメラの機種によっては、カメラ任せで、簡単に撮れます。

デジタルの世界ではそういうことが、普通のことになっています。

露出差の大きい太陽を撮影するからこそ、HDRは積極的に使うべきです。




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『室戸キンメ丼』、1,500円

2012年01月15日 10時05分24秒 | 地元の特産・名物
昨日の、高知さんさんテレビの、『サタマガ』で、室戸ジオパークが特集され、その中で、『室戸キンメ丼』が登場しました。

この放送の取材当時は、まだ、キンメ丼の名称と、価格が決まっていなかったのですが、特集番組の取材後には、正式名称が、『室戸キンメ丼』になったことが発表されました。同時に価格も発表されました。価格は、1,500円です。

名称ですが、室戸は間違わないと思うのですが、『金目丼』ではなくて、『キンメ丼』になっているので、ネットで検索する時は、片仮名の、『キンメ丼』で検索してください。

価格が予想より、少し高いようでした。

せいぜい、高くて、1,200円くらいになることを期待していたのですが、やはり、キンメは高級魚なので、廉価などんぶり物より、ひとつ、格が上になります。

『室戸キンメ丼』は、高級どんぶりです。

四国の他のどんぶり物の価格がどの程度なのか気になります。

『キンメ丼』は、『室戸市春の観光びらき』で食べられるようです。

具体的に、どこの店で食べられるのかは分からないのですが、室戸市観光協会に問い合わせると分かるだろうと思います。

今まで、観光客に室戸の名物料理を尋ねられたら、鯨料理だと答えていたのですが、これからは、はっきりと、『キンメ丼』と言えるようになります。

『室戸市春の観光びらき』の詳細は、下記のページです。



http://www.muroto-kankou.com/info/37kannkoubiraki.pdf


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室戸ジオパーク関連商品

2012年01月14日 09時50分07秒 | 地元の特産・名物
世界ジオパークに認定された、室戸ジオパークをPRしようと、関連商品が続々と開発されています。

食べ物が中心のようですが、食べ物だけではなくて、室戸ジオパークのオリジナルキャラクターも商品化してほしいものです。

キラメッセ室戸とか、とむろ、シレストなど、観光客の集まる場所では、目につくところに展示してほしいものです。

サイズは、キーホルダーから、等身大のものまでそろえて、室戸ジオパークのキャラクターを身に着けると、宝くじに当選するとか、幸運に恵まれるとか、室戸岬の室戸市観光協会で購入すると、理想の恋人に出会えるとか、そういうことが実際に起これば、全国的に注目はされるだろうと思います。

実際に、そういう事が起こらなくても、そういう、ふれこみで、販売すれば、注目度は上がると思います。

商品には、付加価値がついて、話題性があれば売れます。

空海が悟りを拓いた室戸ジオパークですから、室戸ジオパーク関連の商品を室戸市で購入すればきっと、ご利益があるはずです。

キャラクター商品は、ネット通販もできるはずです。全国に発売することを念頭に、開発するべきです。もちろん、食べ物もネットで販売できます。

しかし、ラーメンとか、金目丼は、室戸に来ないと食べられません。

気になるのは、土産物はどこで手に入るのかという事です。

室戸で土産物が買える場所といえば、『とろむ』、『キラメッセ室戸』、『室戸市観光協会』です。

地元の人でも、室戸の土産物がどこで手に入るのかは分かりません。

どこに、何が販売されていて、値段はいくらなのか、そういう情報がネット上では見当たりません。

室戸ジオパークをPRするにしても、ネット上での情報が不足しています。

どこに何があるのか、観光客には説明できないのが現状です。

新聞には、室戸ジオパーク関連の商品が開発されているという記事が掲載されていたのですが、ネットの時代でありながら、情報源が新聞というのは、情報を発信する手段として、商品開発側が、ネットを充分に利用していないということでしょう。


新聞の記事では、室戸ジオパーク関連の商品の紹介はあったのですが、値段の記載はありませんでした。値段が気になります。




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四国電力の原発停止

2012年01月13日 09時46分13秒 | 日常
四国電力の原発がすべて停止するようです。

それでも、電力供給には不安はないようです。

室戸市にも、風力発電の風車が室戸岬に一機あります。

この風車はよく知られているのですが、水力発電所が吉良川の西の川沿いにあるのはあまり知られてはいないようです。

発電所の前は何度か通った事はあります。

しかし、最近は、吉良川の西の川の奥に行く事もないので、その発電所の存在を忘れていました。

太陽光発電は、室戸市にはありません。

今後、風車を増やすとか、太陽光発電の建設をするとか、そういう計画はあるのでしょうか。

原発がなくても、電力は、冬場は、とりあえず、四国では足りるわけです。

風力発電と、太陽光発電を増やしていけば、四国は、原発なしで、電力を賄う事ができるわけです。

しかし、原発があることによって、利益を得る人々もいるわけで、クリーンエルギーが原発と同だけ、地域社会に利益をもたらす仕組みを作れば、太陽光発電も、風力発電も増えるはずです。




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競技かるた

2012年01月12日 13時17分11秒 | 日常
2月には、吉良川の町並みで飛脚レースが行われ、3月には町並み雛祭りが開催されます。

飛脚レースではコスプレーヤーさんたちが、吉良川の町並みに結集します。

今年の日程は、どうなっているのかは分かりません。

町並み雛祭りは、3月3日前後の1週間になると思います。

町並み雛祭りの期間には、雛飾りの展示だけではなくて、イベントも行われます。

そのイベントの一つとして、町並みの風情を活かして、競技かるたをしてみてはどうでしょう。

御田八幡宮の拝殿は、競技かるたをするにはちょうどいいのではないかと思います。

ひな祭りは、女の子の祭りですから、当然、女子のみの競技にします。

女子は、町並みにふさわしい格好をします。

ふつうに、着物でもいいのですが、明治から大正時代の町並みが残っているので、その時代にふさわしい格好といえば、袴姿です。

袴姿であれば、華やかになります。

競技かるたのルールを確立したのは、安芸市出身の黒岩涙香です。

できれば、安芸市で、競技かるたのイベントを開催するべきですが、そういうものを開催するにふさわしい場所はないのではないかと思います。

神社の拝殿のまわりに、ある程度のスペースがあって、多くの人が競技かるたの様子を見る事ができるとなると、場所は限られてくるだろうと思います。






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