きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

薩摩藩邸跡

2008年09月25日 09時43分15秒 | 観光スポット

同志社大学の烏丸通りに面した西門の前に『薩摩藩邸跡』の石碑があります。






キャンパス内



同志社大学の今出川に面した正門前。信号のずっと奥に、『相国寺』があります。




今出川通りに面した冷泉家の門。敷地がキャンパスの中に入り込んでいます。



京都二本松の薩摩藩邸で、『薩長同盟』が締結されたのだと一般的には言われています。

確かに、1866年1月10日から、薩摩藩と長州藩の首脳による会談は、京都二本松の薩摩藩邸で始まっています。

しかし、『薩長同盟』が締結されたのは、この場所ではありません。

4日後には、会談の場所は移動されています。

龍馬同席のもとで、薩長同盟が締結された場所は、小松帯刀の別宅です。

その場所がどこであったのかは、あまり、注目され、研究されることはないようですが、場所を特定している研究者の方もいるようです。

その場所はのちほど紹介します。 

京都二本松の薩摩藩邸は、現在でいうと、御所の北側の烏丸今出川の同社大学のキャンパスです。(地下鉄 烏丸線 今出川駅下車)

この大学の烏丸通りに面した門(西門)の前に、『薩摩藩邸跡』の石碑が建っています。

キャンパスの中には、一般の方でも自由に入ることができます。

校舎の建物の多くは、国の重要文化財となっています。

ほとんど、大学のキャンパスというよりは、観光スポットになっていて、在学生によるキャンパス内を案内する『キャンパスツアー』も行われています。

大河ドラマ『篤姫』の影響で、観光客が増えているのではないかと思われます。

おそらく、『篤姫』でも、『薩長同盟』の場面は登場するのではないかと思われます。

この大学のキャンパスは、不思議な構造になっていて、キャンパス内に、藤原定家の末裔の冷泉家の屋敷があります。

現存する日本で唯一の公家の屋敷です。

もちろん、冷泉家には、キャンパスからは出入りできません。

冷泉家は一般に公開される日もあるようですが、よくは分かりません。 

このあとは、御所の近衛邸跡に向かいます。




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