きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

メガクエイク後の状況をイメージする

2013年12月17日 10時03分22秒 | 日常
国土強靭化基本法案に基づき、『国土強靭化推進本部』が今週中に設置されます。

2014年5月に、国土強靱化基本計画が策定されます。

これでいよいよ、本格的に、国土強靭化がすすめられるわけです。

いよいよ、というか、時期的には、時すでに遅しになっているのではないかとも思えます。

首都直下型地震、南海トラフ地震は必ず起こると分かってはいても、なんとなく、遠い国で起こるような感覚で、自分には関係ないと思っている人が多いようです。

この2つのメガクエイクは、必ず起こります。

しかし、多くの人は具体的にメガクエイクが起こるとどうなるかイメージできないようです。

朝ドラの、『ごちそうさん』では、関東大震災の場面が放送されているので、それを見れば、少しは、メガクエイクが起こった後はどういう状況になるのかは、イメージはできると思います。

しかしながら、関東大震災が発生した1923年(大正12年)9月1日とは、現在では、被害規模が、天文学的な数値くらい違ってきます。

300兆円の被害総額になるのではないかとの予想もあります。

その被害総額を少しでも低く抑え、少しでも多くの人命を守るために、国土強靭化が必要です。

この期に及んで、国土強靭化など、予算の無駄遣いだと大きな声で叫んでいる人もいます。

そういう人たちは、メガクエイクなど自分には関係ない、自分は災害に遭わないで命も落とすこともないし、メガクエイクの後も、普通の暮らしができると現実離れしたことを空想している、頭の中がお花畑状態の人です。

メガクエイクで何が起こるのかきっちりとイメージできないから、ファンタジーばかりを空想してしまうわけです。

南海トラフメガクエイクが起こった場合は、室戸市の被害がどの程度になるのか、具体的に数値でシミレーションしてみれば、お花畑的ファンタジーは消え去ります。

独自に、のちほど、人口動態を中心にして南海トラフ後の室戸市の状況を数値化してみようと思います。

統計的には、東日本で巨体地震が発生してから10年ほどで、関東でメガクエイクが発生して、さらに10年以内西日本でメガクエイクが発生しています。

2020年前後に関東大震災が発生し、2030年前後に南海トラフメガクエイクが発生する確率がもっとも高くなります。




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