きまぐれ日記

高知県室戸市の地域情報と写真などの趣味の話。時々エッセイ風に。

滋賀丸遭難者慰霊祭

2007年05月30日 13時10分28秒 | 地域情報
今日の午前中、なんとなく、椎名方面に行ってみると、日沖港に人が集まって何かをしていました。
テレビの取材の方も来ているようで、何事だろうと思って、立ち寄ってみました。

『滋賀丸遭難の碑』の前に人々が神妙に集まっていたので、『滋賀丸事件』で遭難した人たちの慰霊祭が行われていたのではないかと思われます。
ちょうど、本日(5月30日)が滋賀丸が米軍の魚雷によって撃沈された日です。
そんなことは全く知らず、何となく、今日は椎名に行ってみたいと思って通りかかってみるとこういう慰霊祭に遭遇したわけです。
こんなふうに、何となく、今日は、ある場所に行ってみたいと思ってそこに行くと何かの行事とか、小さなイベントのようなものがあったり、新しい情報が手に入ったりします。

今まで、もっとも多かった、日常的でない現場に行き当たったのは、火事の現場です。しかし、そういう、人の不幸の現場では、撮影する気にはなれないです。交通事故の現場にも何度も行き当たりました。まず、そういう現場では撮影はしません。
印象に残っているのは、釣り人を救助している現場に行き当たったことです。この現場はきっちりと、撮影しました。ほとんどスクープのようなものです。高知新聞にも連絡したのですが、留守電でした。翌朝の高知新聞の朝刊にはこの釣り人救助の記事が小さく出ていました。写真があればもっと記事は大きくなっていたと思います。

『滋賀丸事件』について簡単に説明します。滋賀丸は、大阪と高知を結ぶ貨客船で、昭和19年5月30日に、室戸岬の東の椎名のちょっと西の『日沖』という小さな漁港(今では漁港としては使用されていません)の沖で米軍の潜水艦の魚雷によって撃沈されました。
日沖はこの他、火山噴火によってマグマがまるで枕のような形に重なって形成された、「枕状岩」の標本があります。室戸岬周辺の地質については、のちほど紹介したいと思います。



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