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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

姜さんのような話し方

2016-08-11 05:05:10 | プロジェクトエンジニアー

今日こそは休みましょう。
ここ数日、腰が痛みます。
何事をするにも、腹筋をキュッと張って動きます。
また、ストレッチを始めましょう。

今日のタイトルは、「姜さんのような話し方」です。
姜さんは、短い言葉で話されます。
いつもそうかなと思いました。
姜さんの故郷熊本で、幼馴染と再会するテレビ番組を見ました。
楽しそうに話されいつもより饒舌でした。
その時の表情はとても穏やかでした。

姜さんは、岩に染み入る蝉の声のように、腹にすっと入ってくる話し方です。
事実を、自分の考え方で咀嚼して伝えようとされます。
政治学が専門です。バランスが大事な微妙な課題です。
常に的確な言葉を探されるような話し方です。

もう、鳥たちは囀り始めました。
蝉の声も混じって来ました。
しばらくして、静寂の刻が帰って来ました。
夏と言うのに、涼しい高原の一日が始まりました。

少年の ラジオ体操 あと何を

2016年8月11日

2015年投稿記事「話し上手」を参照ください。
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自由人、実は孤独人

2016-08-10 06:02:24 | よもやま話

ここまで来たら流れるしかありません。
滝とはそんなものです。
飛沫となって飛び散るしかありません。
爽快でしょうね。



一つ山越しゃ、ほほいのほい。
やり出したら止まらない。
堰が切れたように、泥水が排出されて行きます。
今まで、あれこれ悩んでいたことが、怒涛のごとく流されて行きます。

あーあ。
今までのことは何だったんだろう。
大事にしたいことも、一緒に流れて行きます。
ええい、ままよ。
と流されます。行き付くところまで流されるしかありません。
例えはふさわしくありませんが、便秘が解消された時のようなすっきりした気持ちです。

今日のテーマは「自由人、実は孤独人(びと)}です。
私は、この地に来て4ケ月です。
仕事は、地域おこし。
何だい、それは。
外からの目で、内を知り、内の立場で中に外に働きかけて
地域を活性化する。
何を、どうやって。

答えも方法も見つかりません。
なんとなく思うことは、この地に来て2日目に思ったことと同じでした。
集まれる場を作ることでした。
作ろうと思い、もうやるしかないとなるまで時間はかかりませんでした。
近くの蔵の喫茶店を借りることでした。
近くの空き家をきれいにすることでした。
何がしたいと、内に発信することになりました。
面白がる人を見つけるしかありません。
何でもやりましょう。
市の広報も利用し、新聞広告も打ちましょう。
やることが急に見えてきました。
今までも見えていたはずです。
始めることで、鮮明になってきました。

自由な発想で、思いつきのようなことを始める時は、
孤独です。誰もやったことが無い。
誰も助けてくれる人はいないような気になるものです。
そうでもないかもしれません。
一人でやることになるかもしれません。

そうではありません。
私には、一番手強いけど、分かったとなると強い味方がいます。
妻です。
あの人たちは何者、何をしに来たの。こんなところまで。
何をしに来たのか分ってもらうときが来ました。
案外早いのではと思います。
春から、荒れ屋を直し、荒れ地を畑にしました。
案外やるじゃないかと、近所の方々が面白がってアドバイスをくれます。
そうです。
私達は、案外やるのです。

忙しいのは変わりません。
更に忙しくなっただけです。

自由人。
自由というものほど重い荷物はありません。
自由な人ほど孤独です。
それでいいじゃありませんか。
私達は、仕事と思い空き家をなんとかします。
地域おこしは、仕事です。
仕事をしに来たからには、何らかの良い結果を残さなければなりません。

使ってもらってなんぼです。
イチローは生涯契約をするかもしれない。
私も使ってもらってなんぼです。
最高のパフォーマンスを示すしかありません。
やってやろうじゃないかと鼻の穴が広がるこの頃です。

滝の水 木の葉も石も しぶきなり

2016年8月10日

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あと10分

2016-08-09 07:10:59 | プロジェクトエンジニアー


奥入瀬渓谷の銚子大滝前で、悠々と絵を描かれていました。
実は、この人と前の晩飲みました。
以前私が住んでいた町で、近所でした。
激励に行った次第です。


プロジェクト(一日35万個生産するパン工場)も完成真近でした。
少し前に建物の完成引き渡しがありました。
建物は、私の会社の責任ではありませんでした。
プロジェクトマネージャーが偉い人(後に社長、会長)を連れて来られました。
現場の責任者の私も交えて懇親会をやろうと、声をかけてくれました。

私は、丁重にお断りをしました。
検査前の建物のゴミを拾いました。
明日の検査に合格してほしいからでした。
検査が滞りなく終われば、次のステップに移れるからでした。
鬼神のごとく、目を見開いてゴミを探し続けました。
終わったころ、赤い顔をしたプロジェクトマネージャーが帰って来ました。
もう日が替わっていました。
彼は、黙って私のすることを見ていました。

それで良いのです。人それぞれ役目がありますから。
そのプロジェクトは後に、会社で表彰されました。
私は、「特A」の肩書きをもらいました。
その後、しばらくしてリストラに合いました。
会社の事由ですから仕方がありませんでした。

今日のテーマは、「あと10分」です。
私は、こうして今日もブログを書こうと挑戦しています。
皆さんの「あと10分」はどのように使われますでしょうか。
私は、自分を甘やかさないために毎日書いています。
いつまでも、生意気な野郎でいたいがためです。

失敗に ホレ見たことか 言ってろよ

2016年8月9日

2016年4月1日投稿記事「あと一時間」を参照ください。

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自分が変わる

2016-08-08 06:39:41 | プロジェクトエンジニアー




十和田湖畔にある乙女像を見に来られた親子です。
ここで、こんな景色が見られるなんてと思いながらシャッターを押しました。


この子は、母におぶされながら安心しきって眠っています。
母は、我が子を一番確実な方法で連れて歩いています。
若いお母さんのようです。
乙女像と同じくらいたくましくて美しい。

今日のタイトルは、「自分が変わる」です。
この記事を、プロジェクトエンジニアーのカテゴリーに入れることにしました。

プロジェクトをやっていると、多くの不足な事柄に出会います。
「こうしたら良い」のだがと、
おぼろげに頭の中で描いて、理解しているような気になります。
誰にやってもらおうか。どうやって構想を練り具現化しようかと考えます。

私の仕事は地域おこしです。
地域内の宝(文化財、良いもの、人財)を探し出し、生きる糧にする。
地域に人を集め、最終的には人口を増やす。
具体的には、特産品でありインバウンドとなります。

マーケットリサーチをしながら、この地域の売り込みを考えていくことになります。
それには、話し合ったり休んだりする場所が必要です。

自らが動くことにしました。
震災後、眠っていた村唯一の喫茶店を借りようと思います。
集まれる場所になれば良いと願います。
日替わりで店が使えるコミュニティーカフェにしたいと計画しています。
民泊ができる場所にしたいと考えています。
それには、まわりの空き家もきれいに片付けなければなりません。
何かを始めると、その周りの何かが動きだします。
人も動くようになると良いと思います。

手で押して 大きな城が 動くよな

2016年8月8日


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役所が主導

2016-08-06 02:43:43 | プロジェクトエンジニアー

東京はアメーバのごとく、これからも発展し続けるだろうと
友人が言った。
地下鉄を挟んで、多くの私鉄がつながりました。
JRも北関東及び房総と湘南・東海がつながりました。
官は関与せず、民どうしの英知の賜物だと友人は重ねて言った。

官の判断が早くなることがあります。
組長が公約に掲げ当選したときのことです。
組長の肝いりで、プロジェクトチームが結成されます。
セクショナリズムの塊のような役所に、横串の政治が展開されます。
各部署で、専門以外の検討がなされます。
信じられないことが展開されます。
役所の人間が初めて市民になり、こうだったら良いなの提言がされます。
組長が代わるまでの話でなければ良いのですが。

5年の歳月をかけ検討を進められました。
設計を含め40億円の市税が投下されました。
毎年、2.5億円の市税が一般会計から支出されます。

八戸市の市街地活性化事業の拠点となった「ハッチ」のことです。
町の一等地に、5階建のビルが建っています。
ドーナツ化現象からコンパクトシティーに変換されています。
小さな地方都市に戻っています。
プロジェクトチームの心意気に市民が立ちあがりました。
珍しいのは、地方で展開する企業の協力です。
何を製造し、どのように貢献しているのかよく解らないのが企業です。
企業が製造しているものが、
どのように国民の生活に役に立っているかわかりやすく説明がされています。
企業も市民に認知されるための協力を惜しみません。
ハッチの起爆剤は、「祭り」です。
文化を醸成するのが地元のアーティストであり、民間に根付く職人技です。

起業の後押しをしています。
小さな露地(8つある)の小さな店を紹介するツアーを組むボランティアがいます。
新しい横丁を八戸市が作っています。
応募した若いオーナーが作る料理とサービスを3年ごとに市民が審査します。
審査に通ったお店が残ります。

ハッチ全体が、風通しがよい誰もが利用できる場所でした。
お行儀が良い人たちの社交の場所かと思いきや、数々の工夫がされていました。
利用者は、タダと言う訳にはいきませんでした。
わずかながら負担をし責任を負っています。

市街地が活性化されるだけでなく、
広域合併した、かつての村や町でもその取り組みは展開されています。
八戸市の中心だけが良くなるだけでは、市全体が活性化されないからです。
八戸市出身者も黙ってはいません。無償の協力を惜しみません。
情報発信は、FM放送で毎日行われ、紙媒体でもされています。
美しい海岸線(種差海岸)の護観をボランティアが維持し、
公共交通機関が安い料金(バス代金100円)で観光客を誘致します。
市民が趣味で集めた種差海岸の旬の情報が、
ハッチ館内にある種差海岸の案内ボードに貼られます。

役所が本気になればここまでできるのです。
市民が納得すれば、好きな我が町の活性化に惜しみなく協力するのです。
まだまだ点の動きです。
線(広域)につなげて面(青森県、東北全体)に展開してほしい。

和紙に落つ 汗と涙が 色変える

2016年8月6日

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