津波の爪痕

仙台から松島を抜け、国道４５号線を大船渡まで走りました。
宮城県の海沿いは結構長く時間がかかりました。

テレビで良く聞いた、石巻、気仙沼、南三陸を通過しました。
かつての町は無くなり、おびただしい土塁が築かれていました。
高台の国道沿いに、津波到達点の表示がありました。
町の大半が、飲み込まれたと想像できました。
高台に新しい町が造られていました。
ここに人々が住むまであと何年かかるのでしょう。

海岸沿いに新しく家が建てられていました。
よく見るとプレハブ製です。
私達の故郷の瀬戸内海とは違うはずです。
しかし、海を見る余裕はありませんでした。
また、多くの土塁が海を塞いでいました。

あと何年かかるか予想もつかないプロジェクトです。
私は、日本の底力を感じました。
訪ねてよかった。

２０１６年８月５日