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故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

花火

2016-08-16 07:17:59 | よもやま話

昭島で見た花火です。
思わぬ方向に上がった花火を、
電柱が無ければと思いながら見ました。


札幌、豊平川で見た花火。
笑うと眼が無くなる素敵な女性と一緒でした。
私は、結婚を1か月後に控えていました。

家族と見上げたみなとみらいの花火。
いつものように大勢の家族で動くものですから、やっと間に合いました。
小さな子供達は、大人たちの間のわずかな空間に広がる花を見上げていました。
子どもたちの顔は、花火の光を受けて輝いていました。

ランドマーク42階から見る花火はつまらなかった。
防音ガラスで、音は小さくパスッだけ。
丸いはずの花火は、楕円形で海の上に小さく輪を描いていた。
海上に浮かぶ屋形船の提灯が羨ましかった。

八景島の花火を、向かい側の野島から見た。
真っ暗な野島の松林に花火は上がっていった。
暗闇には大勢の人がいたはずなのに、誰一人しゃべらなかった。

琵琶湖の彦根側から大津付近であがる花火は、湖面で光った。
湖畔の円い石の上に座って、ドイツ人と一緒に見た。
100年以上前から建っている料亭で鮒ずしをつまみに飲んで、
上気した顔に湖面を渡ってくる風が気持ちよかった。

貧しかった失業時代、府中競馬場で行われた花火大会に私達は行けなかった。
わずかな小遣いを子どもたちに渡して、
近所の年かさの子に、上の子達だけ連れて行ってもらった。

ボーデン湖をスイス側からドイツ方面へクルージングをした。
夕焼けから藍色に変わって行く湖面の上に見える
ドイツ側の花火は色がなかった。

日本三大花火の大曲では、花火を見ずに飲んでばかりだった。
友人に、花火は素晴らしかったと聞いた。

花火は、どれも切ないものが多かった。
自分の生活を色濃く反映していました。

今年の花火は、
遠雷のような記憶を楽しむことになるかもしれません。

暗闇に 雨が降るよに 咲く花火

2016年8月16日

コメント
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