
温和で、男前の社長です。
苦労はあったはずだが、顔が崩れはしなかった。
周りのみんなが押し上げてくれたのでしょう。
台風が続けて通り抜けて行きました。
たっぷり水を含んだ畑に、入りにくいほどです。
今日のタイトルは、社長です。
このタイトルも無謀に近い挑戦です。

この図は、「ものさし」というものです。
どこかのシンクタンクが、成功者と変人を分かりやすく解説したものです。
社長と変人は紙一重です。
独創性においては、同じです。
どこで線引きがされるか。
変人は、個の世界で満足される方です。
社長は、世の中のためにと考えられる方です。
お利口さんと成功者の間には、大きな壁があります。
お利口さんは、普段から努力して世の中全体のものさしに合うように生きています。
独創性にかけます。
変化の速度が速い現代においては、賞味期限が長くて10年です。
私は、多くの社長と会ってきました。
常に、縁の下の力持ち的役割でした。
私の仕事は、「昔からこうだった」と思っていただけることです。
私も社長にはなれない「変人」の部類です。
けっして、お利口さんではありません。
社長の唯一の特技は、下を育てるのが上手なことです。
時代の変化に対応できる人材を引き上げ育てることができる人です。
役員全員が反対しても、やり抜く自信とパワーのある人のことです。
社長は、社員に違う風景を見せてくれる人のことです。
独創性に優れ、世の中の趨勢を読み取りかじ取りをします。
けっして、昨日の成功を引きずらない人のことです。
常に挑戦できるのが社長です。
では、何故社長に付いていけるのか。
世の中のものさしに受け入れられる温かみを持ち合わせているからです。
人間として優れているのではなく、一人の人として器が大きいのです。
まとめる力があるのです。人の意見を聞ける度量があるのです。
これからも、「あんたは馬鹿か、鈍いのか」の道を貫く私です。
多くの社長とこれからも一緒に仕事をしていきたい。
社内には存在しないブレーンとして、本当のことを伝えていきたい。
社長、あんたは生きているだけで素晴らしい。
これからも生き続けて欲しい。
温かい一人の人として。
太陽に 負けた風こそ 森を抜け
2016年8月23日
2015年6月11日投稿記事「組み合わせの妙」を参照ください。