故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

自由人、実は孤独人

2016-08-10 06:02:24 | よもやま話

ここまで来たら流れるしかありません。
滝とはそんなものです。
飛沫となって飛び散るしかありません。
爽快でしょうね。



一つ山越しゃ、ほほいのほい。
やり出したら止まらない。
堰が切れたように、泥水が排出されて行きます。
今まで、あれこれ悩んでいたことが、怒涛のごとく流されて行きます。

あーあ。
今までのことは何だったんだろう。
大事にしたいことも、一緒に流れて行きます。
ええい、ままよ。
と流されます。行き付くところまで流されるしかありません。
例えはふさわしくありませんが、便秘が解消された時のようなすっきりした気持ちです。

今日のテーマは「自由人、実は孤独人(びと)}です。
私は、この地に来て4ケ月です。
仕事は、地域おこし。
何だい、それは。
外からの目で、内を知り、内の立場で中に外に働きかけて
地域を活性化する。
何を、どうやって。

答えも方法も見つかりません。
なんとなく思うことは、この地に来て2日目に思ったことと同じでした。
集まれる場を作ることでした。
作ろうと思い、もうやるしかないとなるまで時間はかかりませんでした。
近くの蔵の喫茶店を借りることでした。
近くの空き家をきれいにすることでした。
何がしたいと、内に発信することになりました。
面白がる人を見つけるしかありません。
何でもやりましょう。
市の広報も利用し、新聞広告も打ちましょう。
やることが急に見えてきました。
今までも見えていたはずです。
始めることで、鮮明になってきました。

自由な発想で、思いつきのようなことを始める時は、
孤独です。誰もやったことが無い。
誰も助けてくれる人はいないような気になるものです。
そうでもないかもしれません。
一人でやることになるかもしれません。

そうではありません。
私には、一番手強いけど、分かったとなると強い味方がいます。
妻です。
あの人たちは何者、何をしに来たの。こんなところまで。
何をしに来たのか分ってもらうときが来ました。
案外早いのではと思います。
春から、荒れ屋を直し、荒れ地を畑にしました。
案外やるじゃないかと、近所の方々が面白がってアドバイスをくれます。
そうです。
私達は、案外やるのです。

忙しいのは変わりません。
更に忙しくなっただけです。

自由人。
自由というものほど重い荷物はありません。
自由な人ほど孤独です。
それでいいじゃありませんか。
私達は、仕事と思い空き家をなんとかします。
地域おこしは、仕事です。
仕事をしに来たからには、何らかの良い結果を残さなければなりません。

使ってもらってなんぼです。
イチローは生涯契約をするかもしれない。
私も使ってもらってなんぼです。
最高のパフォーマンスを示すしかありません。
やってやろうじゃないかと鼻の穴が広がるこの頃です。

滝の水 木の葉も石も しぶきなり

2016年8月10日

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする