塗切らせてなるものかと起きだしました。
ここ3ケ月綴り続けたブログのことです。
伊予かんの美味しい季節です。
沖縄のたんかんは1月が旬です。
初めて食べた時は、あまりの美味しさにびっくりしました。
見た目は、青くてパッとしません。
故郷の島の段々畑は、山すそまで蜜柑の木が植えられていました。
収穫された晩生蜜柑は、コンテナごと1.5mも積まれていました。
私の勉強部屋は、夏は8畳x3室でした。
その3室も、冬は蜜柑の保管場所になり、
私のスペースはわずか1.5畳になりました。
電気こたつと蜜柑の熟れるときに出る熱で暖を取っていました。
喉が渇けば、蜜柑で水分補給しました。
それこそ売るほどあったのです。
午前3時出勤、横浜の我が家への帰宅、夜は友人と遅くまで飲んだり、
今日はパー3x9ホールを4ラウンドしたことなどで、
すっかりリズムが狂いました。
疲れてしまい、夕方には寝てしまいました。
妻に起こされてやっと起きだしたのが今の時間です。
故郷の蜜柑山は、年寄りが食べる量だけのわずかな本数だけを残し、
島を覆っていた蜜柑の木は山すそから順に枯れてしまい、
段々畑は開墾前の山に返りつつあります。
私の勉強部屋も空室です。
観光立国スイスでは、農地を緑に保っていると政府から補助金が出ます。
手っ取り早く牧草を植えるのです。従って丘の上まで緑になるのです。
同じく子供にも政府から補助金が出て、子供が8人もいると
勤務している会社から頂く給料くらいになります。
日本での農業従事者の平均年齢は、とうに60歳を越えています。
経済活性で、農業は変革されようとしています。
補助金の保護政策は徐々になくなりつつあります。
地方創生の政策は、どのように展開されるのでしょう。
間伐材の処理に困っていた林業は、石炭に替わる木材チップ供給産業として
注目されています。木材はすぐにでも不足することになるでしょう。
余った農地にバイオエネルギーになる草が植えられるのでしょうか。
そして枯れた蜜柑畑は、その草に覆われて緑に変わるのでしょうか。
思わぬ展開が起きそうです。
我がブログもなんとか締切時間に合いました。
2015年3月23日