人は孤独だと思います。
また、それに耐えなければなりません。
だから人に優しくなれるのです。
一人山の中にいる時より、人の中にいる方が孤独な時もあります。
しかし、山の中では人に助けてもらうことは最初からできません。
そんな思いを知らなければならないのです。
誰かに頼る生き方を止めることです。
何でもいいから、自分でやるのです。
食べることも、着ることも。地域の中で生き抜くことも。
孤独と思うのは、どんな時でしょう。
人の助けが欲しいけれど、得られない時でしょうか。
自分の思いを伝えられない時でしょうか。
組織とつながりを断つ時は、不安ですし孤独感がよぎります。
でも、いつかは自分が望まなくてもそうなるのです。
だったら、覚悟を決めなければなりません。
自分にとって、大事なものとは何なのか。
家族であれば、早く向き合うことです。
想いを話すことです。友人がいれば相談しましょう。
話すことは、自分の考えを整理することにもなります。
書くこともそうです。
私は、日々怖れています。
不安があります。
今日も生きていけるだろうか。
明日のことは、さらに不安です。
どうしたら良いのでしょう。
これといった妙案はなさそうです。
だから、不安なのです。未知の世界なのでしょう。
今日の延長が、明日につながっていると確信できないのです。
体験したことには、強いのです。未知のことには弱いのです。
孤独になる原因は、そこにあるようです。
仕方がありません。未知は、未体験です。
これまでのように、一日を大切にそして少し未来を考えて行動するしかないようです。
明日は、今日の延長ではないのです。今日があり、明日があるのです。
2015年3月11日