頑張ることは良いことです。
そう教えられてきました。
若い人に、そうなんだよと言えない世の中です。
戦争中は必死で、
その後は頑張って日本を立て直してきました。
先輩たちのしてきた仕事です。
私達の年代(昭和20年代後半から30年代前半)は、
頑張る兄貴たちについてきただけの感があります。
価値観がさらに変化し、人生の目標が描きにくくなってきました。
これからはこれだよと言えないのです。
頑張れと言ったつもりが、言い方を間違えると「パワハラ」になります。
グローバル化が叫ばれて永い時間が経ちました。
電気会社は、世界的に白熱する家電競争から脱出し、
インフラ産業の重電にシフトして、一息ついたようです。
日本だけの競争では収まらなくなり、
グローバル化にならざるを得ない状況です。
経済の成り行きに伴って価値観がどんどん変化します。
昨日の王様は、今日乞食になっているのです。
会社は、世の中の縮図のようです。
いろんなことがあります。
テレビで報道されていることのほとんどが当てはまるのです。
組織に左右されない生き方ができないものかと考えています。
組織があって、維持するための考え方を求められるのです。
そんな時代ではないようです。
価値観があって、組織ができる時代のようです。
したがって、組織の中でしか通用しない考え方は早く捨てるべきです。
若い人たちは、自分なりの価値観を持たなければならないのです。
親や先輩の言う価値観は、ぶれているのです。
自分の成功体験しか話せないのです。
そういう時代もあったね。
季節は春です。
一生懸命考え、人の痛みが分かるようにならなければならないのです。
それには、自分にできることを精一杯やることしかないようです。
生きている限り、止まらぬことです。
自分の感性を信じて生き抜くのです。
幸せなど誰も用意してくれないのです。
自分で日々感じることが、明日の原動力になるのです。
生きていることが、価値なのです。
心の衣替えが上手に出来る人が、生きやすいのです。
2015年3月24日