何かふわふわと気持ちが定まりません。
いろんな思いを文字にしています。
絵手紙を描く時に、色が出ない線が捕えられない事があります。
もどかしいのですが、それも仕方がないことと思います。
最初から、すらすらと行けば苦労はないのです。
対象物を一生懸命見てこうかな、と続けます。
味があるじゃないと誰かが慰めてくれます。
描きあげた絵は、実物にはない色が使われています。
私にはこう見えた、私はこの色がこの絵には必要だと思った。
一番印象に残ったことを表現したために、実物とはかけ離れてしまった。
それでも良いのです。
一幅の清涼感が残る絵であれば、良いのです。
仕事はそうじゃない。写実的に正確でなければならない。
大急ぎの仕事に、いつもと同じルーチンワークは通用しないのです。
それなりの、リスクを背負った仕上がりとなります。
この場合、対処はこうと覚悟を決めて置かなければなりません。
融通とは、まさにこんな時に使う言葉です。
書いては消し、また書いています。
気持ちを文字にしています。
複雑な思いを、できるだけ明快な言葉で表現しようとしています。
仕事をしていて悩んだ時、今の自分に出来ることの最善策です。
と思うことにしています。
見方によっては、無理難題をさらりと片付けているようにも見えるのです。
いくぶん落ち着いてきました。
毎日、自分の気持ちを整理するために書き続けています。
キーワードは、「謙虚」です。
奢らず、高ぶらずの気持ちになるまで、書き直しています。
そうすれば、誰かのために、何かができるのです。
2015年3月4日