ミュージアムのある公園でシオヤアブを見かけました。わたしが歩いていると,足元近くに降りたのです。それは交尾したペア。毎年今頃,シオヤアブやアオメアブをよく見かけます。
警戒心が結構強くて,近寄ると気配を感じてパッと飛び去ることが多い反面,慎重に近づけば感づかれないこともあってホッとすることも度々。今回は後者のほうでした。
砂利道に降り立ったので,祈る思いでカメラを近寄せていきました。接写モードです。左がメス。右がオス。オスはやや小型で,腹端には白い毛が束状になって付いています。
しばらくすると,飛び上がりました。そうして,すぐ近くの芝の上に着地。今度はオスの前方から撮影。なんらかの影が目に入っているはずなのに,飛び上がりませんでした。お蔭で,こんな一コマが撮れました。
この公園では卵鞘をまだ見かけたことがありません。下写真はつい先日我が家の庭で見つけたものです。サツキの葉の裏に付いていました。