3月3日(日)。夕方,畑にて。
除草,そして畝づくり作業をしていて,草をポイッと放ったら足元にキタテハが! とにかくびっくり。弱々しい動きでありながらも,動くには動きます。草の間にでもいて越冬していたのでしょう。驚かせたようで申し訳ない。
翅がたいそう傷んでいます。色も薄くなっています。きびしい冬を乗り越えるのはたいへんにちがいありません。とはいえ,当たり前ながら,すべての生きものに共通していのちをつなぐ使命を担っているのです。
指を触れると,歩きます。しかし,気温のせいで飛ぼうとはしません。ちなみに今日の最高気温は10.7℃。
ほら,翅がこんなにも……。
畑の片隅にある枯葉の上に載せてやりました。「春はすぐそこまで来ているよ」。そう呼びかけたくなりました。