7月29日(金)。朝改めて卵と幼虫を確認しました。
未孵化卵がまだあちこちに残っています。もしかすると,誕生の瞬間を撮ることができるかも,です。
幼虫はほとんどが蕾にいます。花弁を食べているのです。ハギの花にすれば迷惑な話です。だって,蕊も食べ尽くすのですから。
卵の脇でひっそり隠れるような格好でじっとしている個体も。萼とそっくりな色!
保護者のありがちゃんと訪れて,蜜をごちそうになっています。
終齢幼虫でしょうか,かなり大きくなってきました。アリがしっかり守っています。当の本人(本虫)は花弁をむしゃむしゃ。
贅沢な食べ方をしたので,花弁が落下していきました。すると,方向を変えて……。
すぐ傍の花に移動。
もう,花弁を食べ始めました。食欲旺盛です。
シロツメクサにいた個体は花を食べていました。この個体たちも同じように花弁を食べています。マメ科の味がきちんと刷り込まれているようです。単純な事実でありながら,これも自然の驚異です。