自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツバメシジミとハギ!(2)

2016-07-30 | 昆虫

7月29日(金)。朝改めて卵と幼虫を確認しました。

未孵化卵がまだあちこちに残っています。もしかすると,誕生の瞬間を撮ることができるかも,です。


幼虫はほとんどが蕾にいます。花弁を食べているのです。ハギの花にすれば迷惑な話です。だって,蕊も食べ尽くすのですから。 

 
卵の脇でひっそり隠れるような格好でじっとしている個体も。萼とそっくりな色!


保護者のありがちゃんと訪れて,蜜をごちそうになっています。 


終齢幼虫でしょうか,かなり大きくなってきました。アリがしっかり守っています。当の本人(本虫)は花弁をむしゃむしゃ。 

 
贅沢な食べ方をしたので,花弁が落下していきました。すると,方向を変えて……。

 
すぐ傍の花に移動。


もう,花弁を食べ始めました。食欲旺盛です。 


シロツメクサにいた個体は花を食べていました。この個体たちも同じように花弁を食べています。マメ科の味がきちんと刷り込まれているようです。単純な事実でありながら,これも自然の驚異です。

 


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