自然となかよしおじさんの “ごった煮記”

風を聴き 水に触れ 土を匂う

ツマグロヒョウモン,夏の産卵,そして孵化(1)

2017-07-31 | ツマグロヒョウモン

7月29日(土)。正午近く。公園でツマグロヒョウモンの産卵風景を目撃。とっさに「よし,卵を採取して孵化までを追ってみよう」と思いました。それで,産卵場所を数カ所見届けていきました。

 

 

草は刈り取られてから一週間ほど経ったばかりなので,ほとんど伸びていません,その地表をチョウは,歩いて,ときにはわずかに飛んで移動して産卵をしていったのです。産卵したところには,枯れた茎を適当に立てていったので,再び探し当てるのは簡単です。

なかには,タンポポの葉(下写真),チガヤの葉に産み付けた例もありました。間違ったのかもしれませんが,食草の近くなら,じつにファジーなところがあります。過去のの観察例を振り返ると,結構いい加減な(?)場所選びになっています。

 

その後,草を株ごと掘り上げて植木鉢に植えました。これで観察がしやすくなりました。びっくりしたことですが,中身のないしわしわの殻が一つありました。

 

 

7月30日(日)。早朝。 わずかに黄色みを帯びています。画像は超接写で,トリミングなしです。

 

 

卵の大きさは,高さ1mm弱というところ。

 

 

 


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